訪日外国人“次は１５００万人”期待 国交相

1月20日 11時59分

太田国土交通大臣は閣議のあとの記者会見で、去年１年間に日本を訪れた外国人旅行者が過去最高の１３００万人を超えたことに関連し、ことしは１５００万人を超えることが期待されるという認識を示しました。

このなかで太田国土交通大臣は、「２０２０年に日本を訪れる外国人が２０００万人の目標を達成することが現実味を帯びてきた。ことしは円安の効果や消費税の免税制度の拡充、さらに中国からのビザの発給要件緩和などがあって１５００万人を超えることが期待される」と述べました。
そのうえで太田大臣は、今後の課題について、「海外のクルーズ船が日本に入っても貸切バスが足りないということもある。交通の受け入れ体制に万全を期すとともに、宿泊施設の供給量もきめ細かく連携をとって充実を図っていきたい」と述べ、外国人旅行者の増加に向けて受け入れ体制を強化する考えを改めて強調しました。