オフィス内覧のチェックポイント!

内覧のポイント

内覧とは、移転先の候補になりそうな物件を実際に現地に行き確認する行為です。(不動産業者によっては「内見」「見学」とも言います。)

移転先の物件選定において、非常に重要な工程ですが、実際には、物件を比較検討する意味で、 一度に数件まとめて見に行くことが多く、1件あたり5分から10分程度の内覧時間が一般的です。

限られた時間の中で比較検討をするためのオフィス内覧のチェック項目を大公開します!

内覧時からレイアウトを踏まえる!

オフィスの内覧を短時間で効率よく行うためには、ただ漠然と物件を見るのではなく、自社のイメージに合う物件か、イメージしているオフィスレイアウトを実現できる物件か、入居後も快適に過ごせる物件であるかを確認しなければなりません。

特にオフィスレイアウトや内装工事のポイントとなる部分は重要です。

オフィス物件を契約した後に内装工事が入りますが、イメージしていたレイアウトが組めずに困る、 さらには追加工事が必要になり予算オーバーになる、といったことがないように実際に物件に足を運ぶ「内覧」のタイミングで必要な事項を確認しておきましょう。

ここではオフィス内覧のポイントを①エントランス②室内③共用部④周辺環境に分けてそれぞれのポイントを詳しく解説していきます。

①エントランスの内覧ポイント

エントランスは、印象・雰囲気が自社のイメージに合致するかを考える!

エントランスは、企業を訪れる来訪者がビル外観と共に、 最初に接する場所になります。

そのためエントランスが、初めに企業に対するイメージを印象づける場所となります。

企業イメージをどのように伝えるのか?ポイントは印象や雰囲気が重要な部分となります。

オフィスビルのエントランスは、様々な素材や色合い、大きさや明るさなどにより、空間を演出しています。

エントランスの雰囲気はリクルーティングにも影響すると言われているため、印象・雰囲気が自社のイメージに合致するのかをチェックしましょう。

エントランスの構成要素には、素材、色合い、照明(明るさ)、広さ、天井(吹き抜け)の高さなどがあります。素材や色合い、照明により、高級感や重厚感、スタイリッシュ感、シャープ感など与える印象が変わります。

またエントランスの広さや天井(吹き抜け)の高さにより開放感や雰囲気が変わります。貴社が与えたい印象を考えておくとそのエントランスがイメージと合致するかチェックしやすいと思います。様々なイメージのエントランスを比較検討してみてください。

エントランス例

②室内の内覧ポイント

オフィスレイアウトを意識した天井と壁面をチェックする!

室内の内覧で重要になってくるポイントは、天井と壁面になります。天井には、照明、空調、火災報知機、ビルによってはスプリンクラーなどがあります。

これらの天井にある設備はパーティション・間仕切りで会議室や応接室などの個室を設ける際に重要なポイントになります。

照明があるために、天井まで間仕切りを立てられなかった、空調があるので思った位置に間仕切りを立てられなかった、という事態に陥りがちです。

空調、火災報知機、スプリンクラーについても、個室内に必要になりますので、注意が必要です。

また、壁面については、『梁』がポイントになります。

最近のオフィスは『梁』のない建物が多いですが、少し竣工の古い『梁』のある建物がまだまだ市場には多くあります。

背の高いキャビネット類を配置する際に、『梁』の位置や高さをチェックせずに天井高だけで考えていると、実際には、梁があるためにキャビネットが収まらないなどということになりがちです。

入居後、希望の配置ができず、いまひとつ使い勝手が悪い、ということになってしまいます。

これらを回避するには、オフィス内覧・見学時に予めオフィスのレイアウトをイメージしておくとよいでしょう。

内装工事や設備工事に掛かる費用がイメージしやすくなり、予定外の工事費用が掛かってしまい予算オーバーといった事態を予防することにも
繋がります。

オフィス内覧時には『サンエス式タイルカーペット寸法把握法』を使って、オフィスレイアウトのイメージを実際に現地で採寸してみましょう!

天井と壁面の設備

③共用部分の内覧ポイント

建物の管理状態を共用部でチェックする!

入居を決めると最低でも数年は利用することになります。利用するにあたって満足度に影響をする事柄は、なんといっても建物の管理状態です。この建物の管理状態が反映されやすい箇所が共用部です。

共用部とは、室内以外の各テナントが利用する部分のことで、室外にあるトイレや給湯室、エレベーターホール、廊下などをさします。

この共用部についてチェックすべき箇所は、管理状態が現れやすい部分、『トイレ』『給湯室』『社名表示板』『メールボックス』『ゴミ置場』『駐輪場』 などです。

トイレや給湯室は、オフィス内覧時に多くの方が注意をして見られている箇所ですが、なかなかチェックされない箇所として、『メールボックス』『ゴミ置場』『駐輪場』などがあります。

これらが綺麗に管理されているビルは、全体的に管理状態が良く、入居テナントの評判が良い物件であることが多いです。

オフィス内覧時に建物の管理状態を共用部の状況で確認しておきましょう。

共用部分の設備

④周辺環境の内覧ポイント

生活インフラの充実は、オフィス環境の充実に繋がる!

1日の大半を過ごす事となるオフィスは、オフィスそのものの充実はもちろんですが、周辺環境の充実もオフィス環境を考える上では大切になります。オフィス周辺にあると便利と言われている施設などをまとめましたので、参考にしてみてください。

◎オフィス周辺にあると便利な施設・店舗◎
●銀行・銀行ATM
●郵便局
●コンビニエンスストアー
●カフェ
●飲食店
●弁当屋さん
●宅配便
●クリニック
●貸会議室・貸倉庫
●コインパーキング
●公園
●喫煙所   など

限られた時間の中で、最適なオフィス物件を選ぶ参考にしていただければ幸いです。貸事務所.comは皆さまのオフィス物件選びを応援しています。


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