2015年1月25日01時17分
24日夜に公開された映像で流れた声明の概要は以下の通り。
私は後藤健二だ。あなたたちが見ているのは、同じように拘束された湯川さんが「イスラム国」の大地で虐殺された写真だ。
あなたたちは警告され、期限を与えられ、人質には言葉通りに決定が下された。
安倍首相が湯川さんを殺した。あなたは人質に対する我々の脅しを真剣に受け止めず、72時間以内に行動しなかった。
私の愛する妻、愛している。2人の娘に会いたい。安倍首相に同じことをさせないでほしい。あきらめないでほしい。あなたは家族、友人、私の仲間とともにある。私の仲間たちは、私たちの政府に圧力をかけ続けないといけない。
要求は難しくなくなった。彼らは公正だ。彼らはもうお金はほしくない。だから、テロリストに資金提供するという心配をする必要はない。彼らはただ、まった同胞サジーダの釈放を求めている。
とてもシンプルだ。サジーダを彼らに引き渡せば、私は解放される。この要求はちょうど今、可能に思える。我々の政府代表は今、皮肉なことにヨルダンにいて、サジーダはヨルダン政府に収監されている。
改めて、いかに私の命を救うことが簡単であるかということを強調したい。あなたがサジーダをヨルダン政権から彼らに戻せば、私はすぐにも解放される。彼女あっての私だ。(妻の名)。これがおそらく私のこの世での最後の瞬間であり、私は死すだろう。これを私の最後の言葉にしないでほしい。安倍首相に私を殺させないでほしい。
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朝日新聞国際報道部
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