マンガソムリエ兎来栄寿のブログ 先刻の箚記(さっきのさっき)

箚記[さっき] 読書したときの感想・意見などを、随時書き記したもの。随想録。 マンガの紹介・レビューを始め、各種表現媒体の雑感、ラーメン・つけ麺レポート、日々の事、そして時には政治経済・世界情勢など各種カオスをメメタァと書き連ねております。

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前回記事:シノハユ the dawn of age 第16話 感想


月刊ビッグガンガン 2015 Vol.02 2/22号

前号を狂乱しながら読み、もう今号をどれだけ指折り数えて待ち望んでいたか……

シノハユ3巻の表紙や店舗特典も発表されて来て、巷も盛り上がっていますね。
メロンさんのはやりん&まふふカバー、イイ!
慕さんの特典にも期待を寄せます。
髪を下ろした高校生杏果さんとか来ても良いんですよ。


さて、そんな所で感想に行きます。
以下はネタバレになるので、未読の方はくれぐれもご注意を。






















































































いや。
本当。
もう。


五十嵐あぐり先生の描く10ヶ月ぶりの吉野が見られるかもしれない!
それだけでも今の私には尊かったんですよ。

まさか、松実姉妹と露子さんが登場するとは。

世界で一番、この『シノハユ dawn of the age』17話冒頭を深く味わえたという確固たる自信があります。

これもう、完全に私へのご褒美的な何かですよね……
マリア様もといリッツ様が見てる。
あるいはあぐり様が見てる。

最初の数ページを読んだ時の感想をbotに代理で呟くというか叫んでもらいました。
ちょっと長くなりますが……

読んだ私のテンションが多少なりとも伝われば。
























































と、まあ宇宙の遡創造クラスの超越的衝撃が待ち受けていた訳ですが。
ページを開いた瞬間、幾億幾兆幾不可思議の宇宙が誕生して消滅しました。

正味な話、今回のサブタイトルはほぼ「湯町の子②」で確定だった訳ではないですか。
如何に前号のラストがあれだったとしても、恐らく慕さんたちの話の俎上に乗るくらいで本格的な赤土さんのエピソードはまだもう少し先になるだろうな、吉野が出てくる可能性は3割弱くらいだろうな、というのが冷静な理性による予想でした。

しかし、咲-Saki-は予想を超えて来る。

こんなに早く実現するとは……

ご覧のとおり、1ページ目で、寧ろ一コマ目だけで死にました。
阿知賀編やアニメでも出て来た旧型のペイントのケーブルから、しっかりと桜と楓の新型になっているなんて……

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いつの間に吉野にいらしたのでしょうか。
それは、巻末コメントからも定期的に訪れているのだろうと思わせる節はありましたけれど。

そして、2,3ページ目。
もう震えしかない。

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探訪するまでもなく、今や毎日見ている場所。


4ページ目に至っては、本気で生命の危機を感じる感動と昂揚でした。

絶対、宇宙で一番このページを読んで泣いていた筈。

私にとってどれだけこの絵図が高貴で、神聖で、得難いものか……

松実館でこれを読んで、こうして感極まれるということがどれほど贅沢でどんなに奇跡的か……

人語を以っては表現不可能といえましょう。


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毎日掃除している場所。


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吉野山の桜の意匠が施された電灯が尊すぎます。


でもとりあえず押さえ直しますよね。

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ちょっとまともな感想が書ける精神状態にはないのですが……

書ける所から書いて追記して行きましょうか。



まず、露子さん(仮)の名前が確定したこと。
これで何の躊躇もなくお名前を呼べますね。
お義母さんの笑顔が曇らないよう、娘さんは一生守り抜きます。
それにしても美人ですね……
パーマな印象が強かったですが、ストレートおさげも素敵すぎます。
松実玄さんと出会わなかったら、きっと露子さんに惹かれていた人生でした。

そして、赤土先生に麻雀を教えたのは露子さんだったということ。
これは予想の範疇でしたし、そうであって本当に嬉しかった所です。

姉妹があれだけの能力を持っているのですから、女性の方が牌に愛されているこの世界では露子さんも何かしらの能力をおもちだったのでは、というのが私の所感。

それを踏まえて、拙作の松実玄さん小説「待つ身の日々」(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2492911)では、露子さんをそのように描きました。
今もその考えは変わっていません。

赤土さんの強さは観察眼にあるのでは、というのは阿知賀編13話の頃から言ってきたことです。
今話でそのことが裏付けられた形に。
弘世菫様の、全国トップクラスである本人や周囲の超人たちすらも気付かないクセを小さな映像から見抜いたその眼力は、子供の頃から健在。
言っていることは小生意気ですが(笑)
しかしこれは極めて実践的でレベルの高い麻雀打ちのセリフです。
PCソフトを介してではない、生の麻雀では人間が放つあらゆる情報が手掛かりになるので、咲さんの「これ本当に麻雀ですか?」という感覚のように正しく!という感じです。
そして、それが通用しなかったであろう打ち手すこやんが不気味です。


それにしても……
嗚呼……

0歳の松実玄さんを優しく抱きかかえる松実露子さんをうさぎのぬいぐるみを持ちながら引っ張る1歳の松実宥さんとか、反則過ぎて……!!

「だうー」「アー」と言いながら露子さんのおもちを掴んでいる松実玄さんが愛しすぎて世界が危うい。
宥ねえを撫でながらポンポンをポンポンしたい。


まともな他の部分の感想は後で追記します。

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