元国交政務官、政治資金にプロレス観戦代
2015年1月23日18時7分 スポーツ報知
元国土交通政務官の土井亨衆院議員(宮城1区)の関係政治団体「土井とおるチャレンジ21」(仙台市)がプロレスのチケット代7万円を政治活動費として処理していたことが23日、2013年の政治資金収支報告書で分かった。個人的な観戦費用を誤って報告書に記載したとして、21日付で訂正した。
チケット代は13年7月5日に支出。事務所によると、土井氏が個人で支払ったが領収書が事務所に届き、担当者が報告書に記載した。土井氏はプロレス観戦が趣味といい、事務所は「単純なミスで報告書の提出前にも気付かなかった。申し訳ない」と説明している。
また、土井氏が国交政務官に就任する直前の13年9月2日、代表を務める「自民党宮城県第1選挙区支部」(仙台市)が市内の建設会社会長から80万円の寄付を受けていたことも判明。この会社は東日本大震災の復興事業も受注しており「(職務との関連で)誤解を招く可能性がある」と返還、今月21日付で収支報告書を訂正した。