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渋谷すばる、英語スピーチ&単独ライブ披露!関ジャニ∞のヨーロッパ進出に意欲
味園ユニバース
2月14日(土)公開の映画『味園ユニバース』が、1月21日(現地時間)より開催中の第44回ロッテルダム国際映画祭スペクトラム部門に正式出品され、本作で初の単独主演を飾った渋谷すばると、監督の山下敦弘が公式上映と舞台挨拶に参加。上映終了後、渋谷がライブを披露した。
舞台挨拶では、渋谷が英語でスピーチし、関西人らしく「OOKI-NI!(おおきに!)」と挨拶。上映終了後は観客とのQ&Aに答えた後、単独ライブを決行。この日のために用意した関ジャニ∞と書かれた特注のTシャツを着た渋谷は「メンバーはいないですが、関ジャニ∞代表としてきたというつもりで、このTシャツを着させていただきました」と気合十分で挑み、渋谷の提案のもとビリー・ジョエルの「ピアノマン」のカバーからスタート。Piano man部分をJapanese manに変えたり、ロッテルダムの名前を入れるなど、歌詞にアレンジを加え、観客の心を一気に掴んだ。
その後、本作の主題歌である「ココロオドレバ」「記憶」を熱唱。圧倒的な歌唱力をもつ渋谷の姿に魅了された観客が総立ちとなり、嵐のようなスタンディングオベーションが巻き起こった。
海外メディアからは「ジャスティン・ビーバーのようだ」と取り上げられ、北野武監督を見出したイギリスの有名映画評論家のトニー・レインは「ミュージシャンから俳優になって成功する人は少ないが、渋谷すばるはそのジンクスを破ってくれるかもしれない。山下監督はこのように“Bad Boy”を描くのがとてもうまく、心に響いた」と絶賛した。
上映前舞台挨拶
山下敦弘監督:この映画は渋谷君の素晴らしい歌声によって生まれた作品です。見て聞いて楽しんでください。
渋谷すばる:(下記英語でスピーチ)
Hi. I’m Subaru Shibutani from Japan. I am very honored to be here in Rotterdam. Back in Japan, I belong to this music group called “Kanjani Eight.” I love this film and I’m very happy you are watching it tonight. I am not a good talker, and probably, my words won’t be enough anyways, so I will sing a few songs for you after the screening to show my appreciation. I hope you enjoy the film and the show afterwards. OOKI-NI!
<日本語訳>こんにちは。渋谷すばるという日本人です。今日はロッテルダムに招いて頂いて本当に嬉しいです。僕は日本で関ジャニ∞というグループで活動しています。お芝居の事とか上手く語る事は出来ないけど、この作品が大好きで、見てもらえて嬉しくて、言葉ではうまく喋りつくせないので…。上映終了したら、ここに来てくれた方のために、感謝を込めて歌います。映画と最後のライブまで楽しんでって下さい。おおきに!
MCとの質疑応答
監督:そうです。僕の大学時代の先輩のバンドで実在しています。もう20年以上続いているバンドで、茂雄と歌う曲以外は赤犬の曲です。
──渋谷さん、この映画では赤犬にジョインして歌っていましたが、この映画が終わると関ジャニ∞に戻るんですか?
渋谷:もちろん。基本は関ジャニ∞ですから。関ジャニ∞!
──そうですよね。以前映画『エイトレンジャー』についてのテレビ番組を見ましたが、あれは関ジャニ∞として出演していますが、今回は全く違った役ですね。それらを演じている自分を見てどう思いますか?
渋谷:ああーそうですね・・・でもグループはグループで楽しいことをやっていますし、一人では今回のように色んな表現ができるので、とても良い経験をさせてもらったと思っています。
観客とのQ&A
──(渋谷へ)映画とても楽しんでみました。今回このために役づくりしましたか?
渋谷:この撮影入るまでめっちゃ髪長かったんですよ。それをバッサリ30センチくらい切りました。
──山下監督に質問です。今来ているTシャツは何ですか?
監督:これは実際にいる大阪のバンドの人からもらったのを着てきました。
渋谷:ちなみに俺のTシャツも関ジャニ∞という実在するグループ、バンドTです。
──(渋谷へ)映画の曲の中で一番好きなのは?
渋谷:めっちゃむずいなあ・・印象的なシーンでもあるんですけど、アカペラで歌う「古い日記」。やはりあのライブシーンが印象的でした。
──(監督へ)カスミがバットで最後に茂雄を殴っていたのですが、それがなぜか知りたいです。
監督:質問来ると思っていました。カスミにだけ茂雄がいるところが分かっていた、ということです。
──(ヨーロッパ人の観客が日本語で渋谷へ質問)ヨーロッパに来てくれてありがとうございました。いつか関ジャニ∞でもヨーロッパに来てほしいです。
渋谷:一人で映画に出させてもらったり、ロッテルダムに呼んでもらったことが、これから関ジャニ∞で来ることのきっかけになれば良いと思っているので、今回うれしく思っています。是非まだ呼んでください。
イベント後の囲み取材 渋谷コメント
英語の挨拶は練習してきましたけど、めっちゃ緊張しました。直前まで今やったら走って逃げたら間に合うかな、と思ってました。あいさつは伝わっていたらいいなという気持ちだけでやりました。日本人以外の方がほとんだと思うので、リアクションがはっきりされてるなと思いました。あぁ、ここで笑うんや、とか思いましたね。今日のライブとしては、100点だったかなと思います。お客さんが立ってのってくださっているのはわかりました。伝わっていればいいなぁと思いながら、歌わせていただきました。今後これをきっかけに何か変化があるとすれば、今日ご覧いただいた方々のこの後のリアクションから、何か始まっていくものがあるのかなと思います。日本に戻って、次のソロライブに出た時とかに何か変わったかなと感じるものがあるかもしれません。関ジャニ∞として今度はヨーロッパに来てというファンの方の声は素直にうれしかったです。こうやって自分が来たことで何かきっかけになってつながっていければうれしいですね。日本でしか公演したことがないので、海外でもいつか公演してみたいです。イベント後の囲み取材 山下監督コメント
映画はドキドキしながらみていたのですが、終わってライブを聴いて、ライブいいなぁと余韻にひたっちゃいました。今回この映画を作る上でラストシーンがライブになる映画だったので、ライブについてはかなりいろいろと考えたんですが、こうやって生でライブを観ると、やっぱライブはすごいなぁ、いいなぁと思う部分が大きいですね。ライブ付き上映は成功だったと思います!2015年1月24日
- 『味園ユニバース』
- 2015年2月14日(土)全国ロードショー
- 公式サイト:http://misono.gaga.ne.jp/
- (C)2015『味園ユニバース』製作委員会