SFマガジン 塩澤快浩編集長より
昨年12月17日、月刊最後のSFマガジンの編集を終えた夜のこと——。
「そうか、来月はSFマガジンがないのか」と、どこか寂しく、どこか手持ち無沙汰な、そしてどこか解放されたような、不思議な気持ちになりました。 と同時に「cakesで記事を配信してみようか」というアイデアが、自然と湧いてきました。 というわけで、月刊のSFマガジンがない1月は、週刊のSFマガジンがスタートする1月になりました。 どうぞよろしくお願いします。
記事紹介
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【1】週刊SFマガジン通信大森望の新SF観光局・cakes出張版大森望 |
翻訳・解説・エッセイ・コラムと、SF界のオシゴトを縦横無尽にばりばりこなす超人・大森望氏。氏の〈SFマガジン〉誌上の連載コラム「大森望の新SF観光局」がcakesに出張! 知りたかったSF界のあれやこれやをcakesでもおたのしみいただける連載、開始です! |
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西国の妖と東国の科学が激突する幕末スチームパンク『鴉龍天晴』第2回ハヤカワSFコンテスト最終候補作!『鴉龍天晴』神々廻楽市 |
関ヶ原の役を契機に東西に分断された日ノ本。西国では妖が跋扈し、東国では封神兵器・鬼巧が開発されていた。西の独立自治区・京で暮らす医学生・竹中光太郎と東の帝国陸軍武官・真田幸成は、通商条約締結に端を発する戦に望まぬまま巻き込まれることになり……。第2回ハヤカワSFコンテスト最終候補作『鴉龍天晴』の一部を抜粋掲載。 |
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超ごった煮の世界観を統制する奇跡の文体——神々廻楽市『鴉龍天晴』SF BOOK SCOPE冬木糸一 |
話題の新刊SFを、いちはやくご紹介するレビュー連載。今回は、神林長平、小島秀夫の両氏が絶賛した、第2回ハヤカワSFコンテスト最終候補の神々廻楽市『鴉龍天晴』について。あの冲方丁氏も「底知れない才能」と畏怖する著者のデビュー作を、気鋭のレビュアー・冬木糸一がレビュウします。 |
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限りなく純粋(クリア)な青春映画として〔前篇〕劇場版PSYCHO-PASS レビュウ吉上亮 |
キャッチコピーに「この正義(システム)に最後の引き金を」と添えられたストーリイの骨子には、いったい何が秘められているのでしょうか。スピンオフ小説シリーズの『PSYCHO-PASS ASYLUM』で知られるSF作家の吉上亮が、主人公・常守朱の行動履歴から劇場版の“物語”を全力で分析します。 |
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限りなく純粋(クリア)な青春映画として〔後篇〕劇場版PSYCHO-PASS レビュウ吉上亮 |
キャッチコピーに「この正義(システム)に最後の引き金を」と添えられたストーリイの骨子には、いったい何が秘められているのでしょうか。スピンオフ小説シリーズの『PSYCHO-PASS ASYLUM』で知られるSF作家の吉上亮が、主人公・常守朱の行動履歴から劇場版の“物語”を全力で分析します。 | |
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『劇場版クラッシャージョウ』の復活上映が決定しました!SF MAGAZINE RADARSFマガジン |
SFマガジン誌上の情報紹介コーナー「SF MAGAZINE RADAR」がネットへ出張。今回は、歯切れの良い文体にアクション、安彦良和氏によるイラストが読者を燃えに萌えさせた、日本のSFアクション・スペースオペラ小説の代表作《クラッシャージョウ》の劇場版アニメ復活上映についてご紹介します! |
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SFマガジンcakes版配信までの1月第4週帰ってきたアンシブル通信塩澤快浩 |
SFマガジン 塩澤快浩編集長による日常の記録「アンシブル日記」が帰ってきました。初回は、「SFマガジンcakes版」配信までの記録、大藪春彦賞発表の夜のことなどをお届けしていきます。 |