☆イスラム過激派とは!?先日、フランスでのテロ事件について書いた。
次に発生したのは日本人2人に対する身代金要求事件だ。
当事国である日本の新聞は、連日、多くの紙面を割いて報道している。
フランスで12人の殺害があり、今度、日本人の殺害に及べば、世界はイスラム教をさらに恐れるに違いない。
今、イラクとシリアの国境を越え、がん細胞のようにイスラム国が増殖している。
先進国が最新兵器で叩いても、彼らの息の根は止められない。
その様子は、見たこともない異常な光景である。
イラクにせよシリアにせよ、あるいはまだその問題が及んでいない周辺国にせよ、どのように対処すればいいのかの判断も難しいのではないか。
部族や宗教、個々の傾向性がカオス化し、誰が味方で、誰が敵であるかも分からないというように、捉えどころのない国のようなものが、増殖したり、分裂する光景は薄気味悪い。
2人の日本人についた値段は230億円‥
取引を考えると、落としどころもないものである。
イスラム過激派とは何者なのだろうか?
未来から見るなら、彼らは自らイスラム教を破壊しているともいえよう。
イスラムを護るために、結果、全世界を敵に回すのだから。
追記:全く見たこともないような紛争の出現に、只々、驚くばかりです。
正当な戦争は認め、正当でないテロは許されない。あるいは、現在の原爆所有国の原爆は許され、所有していない国の原爆製造は許されない‥しかし、貧しい後進国や少数民族は、そのような理由に従ってもいられない。
むずかしい時代ですね、21世紀は。
○イスラム教関係者の声。朝日新聞夕刊(1月23日)に国内のイスラム教関係者の声が掲載されていた。
以下に、その一部を抜粋する。
>日本国内のイスラム教指導者の言葉.
「イスラムの教えは、迫害や暴力を認めていない。1人の人間を正当な理由もなく殺害することは、全人類を殺害することである」
>日本イスラム文化センター事務局長の言葉.
「イスラム国がしていることは、宗教を超えてすべての命を尊重するイスラムの教えに反している」
○イスラム国と闘う女性.
「女性を蔑むイスラム主義と戦っています」との女性の声があります。
「同胞の権利を守るための必要性を感じ」とも‥
<別館>ブログトップへ<創価の森通信>へ<本館>ブログトップへ