2010年01月27日
40年前、ホリプロのO氏(当時マネージャ
ー現CEO)から人気GSの「オックス」で赤
松愛の後釜にすえた男がいるんだが、い
まいちブレイクしないので役者にしたいと協力を依頼された。
で、71年に「美人はいかが」で起用したが意外にこれが好評。
翌年からの「ママはライバル」(岡崎由紀主演)はじめ、TBSでは
ドラマ制作の中枢にあった当時の大映テレビ作品で夕介を起用。
「赤い絆」「疑惑の家族」「事件狩り」「明日の刑事」「夜明けの刑
事」「なんたって18歳」等大映テレビのドラマに必ず登場するの
が彼だった。
当時、とにかく連れ立ってよく飲み歩いた。
素朴な男で、芝居が上手く演じられて面白くなる時期だったことも
あり、女にはもてるが飲んでいてハメを外すことは記憶になかった
。逆に演技のことに関する疑問、それに関する質問などで飲んで
いても近くに寄って話をすることが多く、ホモ関係だと疑われた事
もあった(笑)。
現場を離れてしばらく会う機会が無かったが、大病を経験しながら
もその間に舞台に力を注いでいたらしい。
赤坂でバッタリ出合ったのが5年ほど前。
その時に、創価学会に入信したことを聞かされ驚いたことがあっ
た。病から立ち直れたのも学会のおかげだと熱心に語る姿は、昔
、実直そのものだった夕介そのものだった。
夕介と会ったのはそれが最後だった。
娘さんが宝塚に入団されていると聞く。お父さんの実直さを受け継
ぎ活躍されることを祈りたい。
夕介、安らかに眠れ。合掌。