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「イスラム国」対策でヨルダン支援へ
1月18日 19時25分

「イスラム国」対策でヨルダン支援へ
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安倍総理大臣は訪問先のヨルダンでアブドラ国王と会談し、イスラム過激派組織「イスラム国」が勢力を拡大するなか、多くの難民を受け入れているヨルダンを支援するため、1億ドルの円借款を供与するなど新たな支援を行う意向を伝えました。

会談では、冒頭アブドラ国王が「われわれは今、国際社会におけるテロリズムの脅威に直面しているが、両国が連携することでこの問題に取り組んでいきたい」と述べました。
これに対し安倍総理大臣は「今世界で起きている過激主義の流れを止めなければならない」と応じ、フランスで起きた一連のテロ事件を踏まえ、テロ対策での連携を強化していく考えを示しました。
そして安倍総理大臣は、イスラム過激派組織「イスラム国」が隣国のイラクやシリアで勢力を拡大するなか、多くの難民を受け入れているヨルダンを引き続き支援していきたいとして、新たにヨルダン政府に対し1億ドルの円借款を供与するほか、難民キャンプへの食料の支援などとして、国際機関を通じ2800万ドル相当の無償資金協力を行う意向を伝えました。
また、首脳会談に先だって、安倍総理大臣はヌスール首相と会談し、ユネスコの世界遺産にも指定されている「ペトラ遺跡」などヨルダンの豊かな文化遺産は観光資源としての価値が高いとして、観光分野の開発での支援を継続する意向を伝えました。

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