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三重牛舎建設反対に3万人が署名 松阪松阪市下蛸路町で民間業者が計画した牛舎建設に地元住民が反対している問題で、住民らが二十三日、三万八百四十一人の署名を添えた建設反対の要望書を県に提出した。 要望書では、予定地となっている林が住宅地から三百メートルしか離れておらず、悪臭や牛の鳴き声による騒音といった生活環境への影響や、大雨で牛舎から汚水が流入して農作物が被害を受ける懸念を指摘。事業者の「藤本畜産」(兵庫県加西市)が二〇一三年三月に申請した約三ヘクタールの林の開発を、許認可権を持つ知事が認めないよう求めている。 地元の下蛸路町など周辺七自治会の会長らが県庁で、橋爪彰男農林水産部長に要望書を手渡し、「住宅地から至近距離に計画されているということをよく認識してほしい」と求めた。橋爪部長は「たくさんの声を届けてもらったので慎重に判断したい」と応じた。 県は環境影響に対する地元、松阪市長の意見を参考に許認可の判断をする方針。ただ、第三者でつくる市の環境保全審議会が求めている地元説明会の開催に藤本畜産が応じていないなど、手続きは遅れている。 (添田隆典) PR情報
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