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後藤さんへの危険印象づけねらい妻にメールか1月24日 5時00分
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イスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織に拘束された後藤健二さんの妻に送られたメールの中に、イスラム国がこれまでに関わった別の人質事件の内容を書いたサイトのURLが記されていたことが関係者への取材で分かりました。
後藤さんに危険が迫っていることを印象づけるねらいだったとみられています。
後藤健二さんの妻の元には、イスラム国の関係者とみられる人物から、去年11月から今月にかけて、20億円以上の身代金を求めるメールなどが、複数回送られていたことが分かっています。
関係者によりますと、メールはおよそ10通に上り、その中には、特定のサイトのURLが記されていて、そこにアクセスすると、イスラム国がこれまでに関わった人質事件の詳しい内容を見ることができるようになっていました。
後藤さんに危険が迫っていることを印象づけるねらいだったとみられています。
関係者によりますと、これらのメールは、イスラム国がほかの人質事件で使っていたのと同じ、無料でIDを取得できるメールサービスを使って送られていて、メールの発信元は「イスラム国」の関係者の可能性が高いとみられています。