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【プロ野球】

安楽が初投げ 右肘問題なし

2015年1月24日 紙面から

ブルペンで投球練習する楽天の安楽=コボスタ宮城で(沢田将人撮影)

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 楽天のドラフト1位・安楽智大投手(18)=済美=が23日、コボスタ宮城室内練習場のブルペンで新人合同自主トレ開始後、初めて投球練習を行った。立ち投げで背番号と同じ20球を投げ、「右肘が問題ないことを証明できたことが収穫」と言葉に力を込めた。

 「良かったのは2、3球」としたが、首脳陣の不安を払拭(ふっしょく)させた。田口バッテリーコーチは「腕が振れていた」と安どの笑み。飛ばしすぎを懸念し、視察を見送った大久保監督も「高村(投手)コーチから『右肘の不安はない』と報告を受けた」と声を弾ませた。

 昨夏から「テークバックを小さく」と、フォーム修正に取り組む。ダルビッシュ(レンジャーズ)や田中(ヤンキース)、大谷(日本ハム)の動画を見て研究。完成形ではないが「(新フォームでも)150キロは出る」と手応えをにじませた。

 今後は試験のため、24日の練習を最後に一度、愛媛へ戻る。地元でも「変化球も入れながら、毎日ブルペンに入るつもり」と意気込んだ。万全をアピールした右腕が、ギアを上げていく。 (野畑圭司)

 

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