2015年1月23日(金)

炙りスルメ鍋の衝撃

dancyu 2013年2月号

文・遠藤綾子 撮影・牧田健太郎 教える人:小林武志(「御田町 桃の木」オーナーシェフ)

炙りスルメ鍋のつくり方

【材料(4人分)】
スルメ……1枚、鶏もも肉……1枚、ピータン※……3個、白菜……7~8枚、にら……1把、生椎茸……6枚、ワンタンの皮……5~10枚、サラダ油……適量、塩……小さじ1/2
※泥や籾殻を洗い落としたもの。なければ、固ゆで卵で可。

 

(1)スルメは胴と足(頭を含む)を切り離し、金網にのせて軽い焦げ目がつくまで両面を炙る。

(2)(1)をボウルに入れ、スルメがつかるまで水1~2リットルを注いで1時間置く。胴を縦半分に切り、横に2cm幅に切る。足は長さ8cmに切る。つけ汁はスープに使うので取っておく。

(3)白菜は縦半分に切り、数枚重ねて8cm幅にそぎ切りにする。フライパンに油を多めに入れて強火で熱し、白菜を入れる。ざっと混ぜながら、軽く焼き色がつくまで炒めて取り出しておく。

(4)ピータンは殻ごと沸騰した湯に入れて15分ゆでる。殻をむいて縦半分に切る。ゆでて煮くずれをストップ!

(5)鶏もも肉は一口大に切る。椎茸は軸を切り落として縦半分に切る。にらは長さ8cmに切る。

締めはこれ!揚げたワンタンの皮を好きなだけ加えて。ご飯にスープをかけても

(6)フライパンにたっぷりの油を入れて中火にかけ、170~180℃になったら、ワンタンの皮を1枚ずつ入れる。裏返して浮いたら引き上げる(揚げずにそのまま締めのスープに加えてもOK)。

(7)土鍋に塩、2のつけ汁を入れ、7~8分目に足りなければ水適宜を加えて中火にかける。沸いたら、鶏もも肉を加え、肉の色が変わったら椎茸、スルメ、炒め白菜の順に加えて煮る。ピータンとにらは少しずつ加えて、ほかの具材とともに好みのたれをつけて食べる。

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遠藤 綾子