ワシントン=奥寺淳
2015年1月24日01時18分
オバマ米大統領は、3月に訪米を予定するイスラエルのネタニヤフ首相と会わない意向であることが、22日明らかになった。野党共和党のベイナー下院議長がホワイトハウスに「頭越し」で訪米を要請し、大統領報道官がこれに不快感を表していた。
ネタニヤフ首相は、ベイナー下院議長の招きで、米上下両院合同会議で、イランの核問題などについて演説する見通しになった。米メディアによると、ネタニヤフ氏側は、ホワイトハウスに事前に相談をせず、訪米を決めたという。
イラン核問題を巡っては、オバマ政権が対話に前向きなのに対し、共和党はイランへの追加制裁法案の可決を通じた強硬路線を主張しており、双方は鋭く対立している。
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部
PR比べてお得!