前置き
ポエムであり、最後の方ステマっぽいです(そんなつもりは全くなかったんですが、思うままに書いていたらそうなったw)
基本的に具体的な論拠に基づかない個人的な感覚で書いてます。ちょっと煽りっぽいですが「そんな風に話をしたくなる時もあるよね」と生暖かい目でお読みいただけると幸いです。
あと、もちろん「今オンプレを使っている人」を否定する意図は全くありません。そこに様々な事情があることは重々理解しておりますし、場面によっては未だオンプレにアドバンテージがある部分も残っていることは承知しております。
言いたいことは、「揺り戻しはクラウドを使わない理由には全くならない」ということです。
まずはじめに
たまにこの言葉を聞く。
「クラウドクラウドって言ってるけど、過去の技術がそうであったように、いずれまたオンプレに戻ってくる日が来る」
この後は「だからクラウドは~」と続く。
たしかにそうかもしれない。そうなる可能性は無いとは言えないとは思う。
しかし、だからと言って「クラウドを使わないという理由には一切ならない」と言いたい。
なぜなら、戻ってくるとしてもそれは、
あなたが思っているオンプレとは違うからだ
なぜそう思うのか
揺り戻しが起きる要因は以下のようなものが考えられる。
- ハードウェアの性能が上がり続け、ハードウェアの構成方法に革新が起こり、安価かつ簡単に大規模な演算能力が誰にでも手に入る用になる
- クラウド特有のサービスがより優秀なOSSプロダクトに取って代わられる
- クラウドの強みであるメンテナンスコストやスケーリング、耐障害性や柔軟性も同様に、技術革新によってコモディティ化する
これだけでなんとなく言いたいことに気づかれた方も居るかもしれない。
要は「クラウドからオンプレへの揺り戻し」というから紛らわしいのであって、「見える場所に戻ってくる」だけで中身はクラウドないしクラウドの先にある何かであるということ。
技術者が、クラウドによってもたらされたスピード感や利便性や安心感を破棄することはまず考えられない。
また、ハードウェアメンテナンス等といった一般の技術者とっては本質的ではない仕事が増えることを望むはずもない。
だから、「今までのようなオンプレ」に戻ることはない。
揺り戻しが起きるとすれば、そういった環境が技術革新によって安易に手元でメンテナンスフリーに近い形で構築できるようになった時である。
そう考えると、大分道のりは厳しそうで、クラウドの時代はまだ長く続きそうでもある。
では、もしも揺り戻しが来た時のことを考えて今どうすべきか?
低レイヤがやりたい・得意だという方は
クラウドを作る・運用する側に回る
そうでなければ、
クラウドを使う
という選択肢になる。
あとは、完全にソフトウェアに特化してひたすらプログラミング技術を上げるとかいう別の道を探すことである。
「揺り戻しが来た時のオンプレ」に近いのは、「今のオンプレ」ではなく「クラウド」なのだ。
だから、先を見るのであれば「クラウドの先にある何か」を使いこなしたいなら今は「クラウド」へ飛び込むべきだ。
最後に
クラウドへダイブするきっかけが欲しければ、JAWS DAYS 2015 | クラウドへダイブ 〜 Dive Deep into the Cloud!に行くと良いかもしれません。
自分も思えば、2年前のJAWS Daysに参加したことが大きな転機になったような気がします。2年前は別世界だった場所で自分が話す機会を貰える(しかもAuroraとか大事っぽい所w)なんて、なんか感慨深いです。
以上。最後はステマっぽくなっちゃいましたが、書いてスッキリしました。
お粗末さまでした。