建設会社会長からの献金を返還01月23日 15時05分
6004905731_20150123185953.mp4
衆議院宮城1区選出の土井亨議員はおととし、仙台市の建設会社の会長から受け取った政治献金80万円を、今月19日に返金していたことがわかりました。
土井氏は、献金を受けた直後に国土交通政務官に就任し、土井氏の事務所は「行政の公平性を疑われかねない」として、返金したと説明しています。
土井氏の事務所によりますと、土井氏が代表を務める政治団体・自民党宮城県第一選挙区支部は、おととし9月2日に、仙台市の建設会社の会長から、80万円の政治献金を受けました。
この政治献金について土井氏は、今月19日に返金したということです。
土井氏は、政治献金を受け取った直後の9月30日に、建設業を所管する国土交通政務官に就任しており、土井氏の事務所は、「政務官就任と献金とは関係がないが、行政の公平性を疑われかねないので返金した」と説明しています。
土井氏は、今月21日、献金を記載した政治資金収支報告書の訂正を県選挙管理委員会に届け出ました。
また、土井氏の別の政治団体の「土井とおるチャレンジ21」が、おととし7月にプロレスの観戦チケットの代金7万円を政治活動費として計上していたこともわかりました。
事務所は、「土井議員が個人的に購入したが領収書が事務所に届き、誤って政治資金として処理していた」として、政治資金収支報告書の訂正を届け出たということです。