2015年01月23日 21:55
こちらの結婚指輪、うっかりディスポーザー(生ゴミ粉砕機)に落としてしまい、見るも無残な姿になってしまったそうです。
職人の手によって、美しい姿へと修復していく工程をご覧ください。
1.
形はペチャンコ、どこもかしこも傷だらけと、美しかった指輪が見る影もありません。
2.
逆側から。
3.
心金(マンドレル)という丸い棒状の工具にリングを通すため、ペンチを使って輪のゆがみを戻します。
4.
心金に通したところ。
5.
金細工用のハンマーを使用してリング状に整形。
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形だけは復活したので、次は傷の修復にとりかかります。
7.
まずは大ざっぱにやすりがけ。
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細かい傷は残っていますが、だいぶ指輪らしさが戻ってきました。
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深く削れてしまった部分は、火で熱して14金で穴埋め。
10.
中央2つのダイヤモンドはディスポーザーの破砕刃によって破損したので交換。(ダイヤは硬度は高いが、衝撃にはもろい)
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ダイヤモンドを装着後。
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研磨ホイールにかけて鮮明なエッジを復元。
13.
仕上げにバフ研磨ホイールで輝きを取り戻します。
14.
ピカピカ!
15.
これがあのボロボロだった指輪だなんて信じられません。
16.
結婚指輪は新調すればいい性質のものではないだけに、この復元のクオリティは感激ものですね。
匠の技、お見事です。
A Mangled Wedding Ring Undergoes a Loving Restoration
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1. 結婚指輪をディスポーザーに落として無残な姿に→ピカピカに復元するまでの一部始終 [ 他力本願 ] 2015年01月23日 22:13
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