【バックストーリー ジバニャンサイド】 さくらニュータウン。ケータの家。そこに2体の妖怪が住み着いている。 夏も終わりに近づき、さくらニュータウンもついに秋に突入しようとしていた刻(とき)であった。 ケータが眠りについた後、ジバニャンはウィスパーに話しかけた。 ジバニャン「ねぇ、ウィスパー。最近この辺りで妖怪をまったく見かけなくなったような気がするニャン」 ウィスパー「そうですねぇ…確かに見かけなくなったような気がします」 ウィスパー「ケータ君の妖怪ウォッチも私の勘もまったく持って妖怪に反応を示しませんし…」 ジバニャン「ウィスパーの勘は元からあてにしてないニャン」 ジバニャン「……これは事件の香りがするニャン」 ウィスパー「またまた、考えすぎですって、そんな事がある筈が…」 ???「それがあるのだ」 まるで狙っていたかのように、誰かが2人の会話に入ってきた。 ジバニャン「あっロボニャン!」 ウィスパー「って事件なんですか!?これ!」 ロボニャン「私は見たのだ。」 ジバニャン「何をニャン?」 ロボニャン「この町一帯の妖怪が突然魂化したのを…だ」 ロボニャン「私の目に狂いがなければ、お前たち以外ほぼ全員だ」 ウィスパー&ジバニャン「ええええええ!?」 ロボニャンは魂化した妖怪の経緯を2人に細かく説明した。 ジバニャン「なるほどニャ…ここで話を聞いてなかったらオレっちも魂化してた可能性があったニャン」 ウィスパー「うう、確かに危ないところでしたね…」 ジバニャン「それで、その魂はどこへ向かったニャン?」 ロボニャン「魂の後をつけてみたら、妖魔界のほうへと消えていったのだ」 ジバニャン「妖魔界?」 ウィスパー「匂います、匂いますよ!妖魔界に今回の事件の犯人がいるでウィス!」 ジバニャン「さっき事件性全否定してた癖に」 ロボニャン「いや、結論を急ぐにはまだ早すぎる。…そんなわけで行くぞ、ジバニャン」 ジバニャン「えっ、行くってまさか…」 ロボニャン「そう、妖魔界にだ」 ジバニャン「にょええええ!?行きたくないニャン!自ら魂化されに行くようなもんだニャン!」 ロボニャン「どっち道、このままでも魂化されるのだ。なら行くだけ行くべきだ」 ジバニャン「…………」 ウィスパー「そうですよ!男なら覚悟を決めるべきですウィス!」 ロボニャン「さぁどうする?このまま他の妖怪と同じ様に魂化されるか?」 ジバニャン「分かったニャン…オレっち覚悟を決めたニャン!」 ロボニャン「その言葉が聞きたかった」 ウィスパー「ところで私もついていっては…」 ロボニャン「ダメだ、正直戦力的に足手まといになる可能性が高い」 ジバニャン「ウィスパーは留守番役だニャン。ケータの事もちゃんと見守るニャンよ」 ウィスパー「そうですね。私に万が一の事があればケータ君の妖怪執事は誰がやるんだって話になりますもんね!」 ロボニャン「この部屋には私がバリアーを張っておいた。ここにいる限り突然魂化されるといった事も無い筈だ」 ジバニャン「え、ならオレっちも留守番してれば魂化されなくて済むんじゃ…」 ロボニャン「……もし私達に何か連絡したい事があったらこれを使うといい」 ジバニャン「スルー!?」 ウィスパー「おっ、これは通信機ですね。」 ロボニャン「そうだ、私を通じて通信する事ができるぞ」 ウィスパー「分かりました。こっちも色々と調べてみて何か分かったらすぐ連絡するでウィス!」 ジバニャン「やっぱオレっちも留守番してるニャ…」 ロボニャン「では妖魔界へ行くぞ!エネルギー全開!」 ジバニャン「ちょっと待つニャン、そんなところ引っ張って飛んだら腹巻があぎにゃああああああ」 ウィスパー「お気をつけて…」 こうして、ジバニャン達は妖魔界へ向かったのであった 魂化された妖怪達を元に戻す為に… |