安田 喜憲
研究分野・主な関心領域
環境考古学/気候変動/森と水の循環/稲作漁労/文明モデル▼兼職
- 東北大学環境科学研究科教授、
- 国際日本文化研究センター名誉教授
▼経 歴
1946年生まれ。東北大学大学院理学研究科博士課程退学。理学博士。現在、東北大学環境科学研究科教授、国際日本文化研究センター名誉教授。スウェーデン王立科学アカデミー会員。京都大学大学院理学研究科教授(併任)、フンボルト大学客員教授などを歴任。2001年、地球科学や環境科学の分野で著名なクロホード賞にノミネートされる。2007年11月紫綬褒章を受章。著書に『気候変動の文明史』(NTT出版)、『長江文明の探求』(共著、新思索社)、『日本よ、森の環境国家たれ』『文明の環境史観』(いずれも中公叢書)、『森のこころと文明』(NHKライブラリー)、『気候が文明を変える』(岩波科学ライブラリー)、『龍の文明・太陽の文明』(PHP新書)、『一神教の闇―アニミズムの復権』(ちくま新書)など多数。
▼和文著書一覧
- 『環境考古学事始』(NHKブックス、1980)
- 『世界史のなかの縄文文化』(雄山閣出版、1987)
- 『森林の荒廃と文明の盛衰』(思索社、1988)
- 『文明は緑を食べる』(読売新聞社、1989)
- 『気候と文明の盛衰』(朝倉書店、1990)
- 『人類破滅の選択』(学習研究社、1990)
- 『大地母神の時代』(角川書店、1991)
- 『日本文化の風土』(朝倉書店、1992)
- 『気候が文明を変える』(岩波書店、1993)
- 『蛇と十字架』(人文書院、1994)
- 『森と文明の物語』(筑摩新書、1995)
- 『森のこころと文明』(NHK出版、1996)
- 『森の日本文化』(新思索社、1996)
- 『縄文文明の環境』(吉川弘文館、1997)
- 『森を守る文明、支配する文明』(PHP新書、1997)
- 『東西文明の風土』(朝倉書店、1999)
- 『大河文明の誕生』(角川書店、2000)
- 『龍の文明・太陽の文明』(PHP新書、2001)
- 『環境考古学のすすめ』(丸善ライブラリー、2001)/li>
- 『古代文明の興亡』(学研M文庫、2002)
- 『日本よ、森の環境国家たれ』(中公叢書、2003)
- 『文明の環境史観』(中公叢書、2004)
- 『気候変動の文明史』(NTT出版、2004)
- 『一神教の闇』(筑摩書房、2006)
- 『稲作漁撈文明―長江文明から弥生文化へ』(雄山閣、2009)
- 『山は市場原理主義と闘っている』(東洋経済新報社、2009)
- 『環境考古学への道』(ミネルヴァ書房、2013)
- ▽共著
- 『環境と文明の世界史』(洋泉社新書、2001)[共著者:石弘之、湯浅赴男]
- 『地球文明の寿命』(PHP研究所、2001)[共著者:松井孝典])
- 『敵を作る文明 和をなす文明』(PHP研究所、2003)[共著者:川勝平太]
- 『対論 文明のこころを問う』(麗澤大学出版会、2003)[共著者:小林道憲]
- 『ソ連経済最新事情』(東洋経済新報社 1983年)他
- 『どうなる?どうする!共通番号』共著(日本経済新聞出版社、2011年)
- 『長江文明の探究』(新思索社、2004)[共著者:梅原猛]
- 『文明の風土を問う』(麗澤大学出版会、2006)[共著者:松本健、欠端実、服部英二]
- 奪われる日本の森』(新潮社、2010)[共著者:平野秀樹]
- ▽新聞・雑誌掲載
- 環境問題解決への一視点ーカンボジア・プンスナイ遺跡を調査して(聖教新聞・2008/5/25)