川上八巳氏からの告発証言 その2
長田雄次がアイ・シー・エフと関わりを持つようになったのは、香港の上場会社を買収する際に安リチャード(アン・リチャード)が作った、私が受益権者のファンドに彼が資金を入れてきたのが最初だったと思います。
長田個人名で一億円でした。
この上場会社は後にアイ・シー・エフが親会社となりマカオの不動産開発を手掛ける事になりました。
当時、彼とは何度も香港、マカオへ一緒に視察に行き、日本に帰ってからもミーティングを重ねシグマゲインも参加しアイ・シー・エフ、香港上場会社と三社共同でやることになったのです。
三社とも第三者割当増資やMSCBで150億円の資金調達を行いブラッドファンのファンド経由でマカオの不動産を取得する事ができました。
ブラッドファンは香港上場会社MIHの代表取締役社長に就任し、シグマゲイン子会社のマカオプロパティマネジメントの役員にも就任していました。また安リチャードも同時にマカオプロパティマネジメントの役員に就任しています。
MIHで不動産の開発許可、建築許可、設計、建設などのマネジメントを行い超高層コンドミニアムを建設し売却し莫大の利益を三社にもたらすというのが構想でした。
ところが証券取引法違反で私が逮捕されたのちアイ・シー・エフにも捜査が入り、株価が急落しその後上場廃止となってしまいました。
(因みに私の逮捕後、長田は東洋経済出版社との裁判を理由に私と会おうとしません。)
しかし株価が急落していた頃、買い占めていたのが長田グループでした。彼はアイ・シー・エフの資産価値を一番良く知っていますから。安価で経営権をとり、当時の経営陣をクビにし、全く無知な自分の子飼いを社長、役員に就任させました。
また、シグマゲインは意図的に上場廃止に持っていったような気がします。
シグマゲインも株価が下がり上場廃止直前に買い占めていたのが、長田が経営権を取ったアイ・シー・エフの資金でした。
アイシーエフとシグマゲインを取ってしまえばMIHもマカオ不動産ファンドも手に入るという事です。
しかも彼は上場廃止の責任や小さなミスまでを全て他者に押し付け(踏台にされた人達)、自分だけがまんまと資産を増やし続けています。
以下、次号
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