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情報漏えいは4131人分 日航の不正アクセス
JALマイレージ会員の個人情報を管理するコンピューターシステムへの不正アクセス問題で、日航は21日、漏洩(ろうえい)した情報は4131人分だったと明らかにした。昨年9月には、最大で75万人分に上る可能性があるとしていた。
漏れた情報は一部の会員の氏名や住所、メールアドレスなど。クレジットカード番号やパスワードは含まれておらず、情報を悪用した被害に関する報告もないという。対象者にはおわびとして500円分のクオカードを配布する。
日航によると、昨年3月、外部からのメールの添付ファイルを開いた社員のパソコンがウイルスに感染。その後、顧客情報を見ることのできるパソコンにも感染し、うち3台から香港にある外部サーバーに情報が送信されていた。感染したパソコンに残っていたファイルと、外部サーバーに送られたファイルのサイズが同じものを、漏洩分と判断した。