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 東京電力福島第一原発と第二原発で相次いで起きた死亡労災事故。東電はこれまで事故のたびに「気を引き締める」「作業手順を徹底する」と再発防止策を約束してきたが、事故は止まらない。現場で作業にあたる下請け企業に安全意識を定着させられるかが課題となる。

 東電や県警によると、第一原発で19日にタンクから転落した広野町の釣幸雄さん(55)が20日、多発外傷で死亡。同日午前9時半ごろには、第二原発の廃棄物処理建屋5階で点検作業中だったいわき市の新妻勇さん(48)が点検器具の部品に頭を挟まれ、死亡した。

 第二原発は、廃炉作業の現場ではないものの、汚染水タンク製造など、廃炉作業の拠点となっている。事故が続けば廃炉に影響が出る可能性もある。