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スカッシュも東京五輪での実施を訴え1月20日 23時19分
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2020年東京オリンピックで実施種目への追加を目指して来日している世界スカッシュ連盟の会長が記者会見し、男女合わせて64人の選手で、移動式のコートを使えることなどコンパクトな競技運営ができることを訴えました。
国際オリンピック委員会の改革を受けて、東京大会での採用を目指す競技団体の動きが本格化するなか、20日は世界スカッシュ連盟のナヤラナ・ラマチャンドラン会長が組織委員会の森喜朗会長などを訪ねたあと、都内で記者会見しました。
この中で、ラマチャンドラン会長は、男女シングルスの2種目の選手64人に役員25人程度を加えて合わせて100人以下で競技を実施できることや、移動式のコートを使うため既存の施設を活用できること、そして、5日間の期間で行えるとして、「コンパクトなスポーツでコストがかからないことを考慮して選んでほしい」と訴えました。
東京大会での実施を目指して、スカッシュ以外では野球・ソフトボールと空手、ウェイクボードとボウリングが名乗りを上げ、ほかにも複数の競技で実施を目指す動きが出ています。
こうした状況を踏まえて、ラマチャンドラン会長は「ほかのスポーツのことを考えるよりもスカッシュのために何ができるのかだけを考えて行動している。情報を求められれば何回でも日本に来て説明したい」と決意を示しました。