M-1出来レース説を否定「本当のガチンコ勝負」 ABC社長明言
デイリースポーツ 1月20日(火)16時16分配信
大阪・朝日放送(ABC)の脇阪聡史社長が20日、大阪市の同局で新春社長会見を行い、今夏に吉本興業との共催で5年ぶりに復活させる漫才コンテスト「新生 M−1グランプリ」に関して、審査方法も含めガチンコ色を前面に出した大会にする意向を示した。
近年のお笑いレースでは、審査員と一般視聴者の採点に乖離(かいり)が発生したケースもあり、ネット上などで「出来レース」とあらぬ疑念が指摘されたことも。
ただ脇阪社長は、2010年に一旦終了した「M−1」について「M−1の審査に関しては曇り一点ない。ゲタをはかしたこともない、本当のガチンコだった」と自負。07年に優勝したサンドウィッチマンについて「敗者復活から名もないコンビがM−1をとった。誰しも想像しないことで、まして吉本さんの所属タレントでもなかった」と振り返った。
そのうえで「M−1のよさは本当のガチンコ勝負。実力のある方々がその場で最大限実力を出し、その場のネタの出来、不出来で勝ち残る。夏の高校野球のような大会だと思っている。その緊張感をしっかり継承したい」」と語った。
現在は、過去の大会を検証して改善点などを洗い出したうえで「最後の詰めの詰めの作業を行っている」と、今春には開催要項を発表する方向だと説明した。
最終更新:1月20日(火)18時1分
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