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成績など個人情報5万人分 アクセス可能状態に1月19日 20時54分
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首都大学東京で、学生の成績などおよそ5万人分の個人情報が入った情報記録装置がインターネットを通じて外部からアクセスできる状態になっていたことが分かりました。
これまでに外部から1000回余りアクセスされた記録が残っていて、大学側で調査しています。
首都大学東京によりますと、今月1日、一般の人から「大学のファイルが外部からアクセスできる状態にある」というメールが大学側に寄せられました。
大学側で調査したところ、教務課のパソコンの情報記録装置が、インターネットを通じて外部からアクセスできる状態になっていたことが分かったということです。
この記録装置には、平成22年度から今年度に入学した学生の名前や住所のほか、英語のテストの成績や取得した単位数など、およそ5万人分の個人情報が記録されていて、去年9月から今月にかけて外部から1000回余りアクセスした記録が残っているということです。
このため大学側は調査を進めていますが、これまでに情報の流出は確認されていないということです。
また学生などからの問い合わせに応じるため、専用の電話窓口を設置して対応に当たっています。
電話番号は042-677-2005で、平日の午前9時から午後6時まで受け付けています。