子宮頚がんワクチンについて

子宮頚がんの原因がヒトパピローマウイルス(HPV)による感染症であることが明らかとなっており、ヒトパピローマウイルスの感染を予防することで、子宮頸がんの発症が予防できるワクチンです.日本ではサーバリックス、ガーダシルという2種類のワクチンがあり、いずれかを接種することができます.サーバリックスは2価ワクチンといい2種類のHPVに対して有効なのに対し、ガーダシルは4価ワクチンといい、尖型コンジローマなど子宮頚がん以外の疾患に関与するウイルスを含んだ4種類のHPVに対して有効なワクチンです.今のところ子宮頚がん予防に対する有効性について、はっきりとした差はないようです.

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