ネットに土下座画像 店員への強要疑いで３人逮捕

1月19日 14時07分

先月、滋賀県近江八幡市のボウリング場で女性の店員が客に土下座させられている画像がインターネットに投稿され、警察は２７歳の男と遊び仲間の少女２人を強要の疑いで逮捕しました。
男は、「相手が勝手に土下座しただけだ」と容疑を否認しているということです。

先月６日、滋賀県近江八幡市のボウリング場で女性の店員が客に土下座させられている画像がインターネットのツイッターに投稿されているのが見つかりました。
警察が調べたところ、ボウリング場の女性の店員が、客のグループに年齢を確認した際、「以前は年齢の確認はなかったはずだ。早く土下座しないと店のものを壊す」などと大声でどなられたうえ、ほかの客もいる前で４０分余りにわたって、土下座して謝罪させられていたことが分かったということです。
警察は、グループの行方を捜査していましたが、近江八幡市の舗装工、寺方和哉容疑者（２７）と、遊び仲間の１７歳の女子高校生、それに１６歳の無職の少女の合わせて３人が関わった疑いが強まったとして、強要の疑いで逮捕しました。
調べに対し、寺方容疑者は「相手が勝手に土下座しただけだ」と容疑を否認し、少女２人は容疑を認めているということです。
警察は、土下座をさせた詳しいいきさつなどを調べることにしています。