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人からの誘いや依頼を、相手が気を悪くしないように断る10の回答例
Inc.:年末年始というのは何かとお金を使ってしまいがち。普段より食べ過ぎたり(後でそれがお腹に出る...)、買い過ぎたり、お付き合いに「いいよ」と言ってしまったりすることも多いです。会社経営者の場合、さらにお付き合いのストレスは増えるでしょう。
ただでさえ忙しいスケジュールがカオスにならないように、対処する方法がいくつかあります。カリフォルニア大学バークレー校のGreater Good Science Centerが、気乗りがしない招待や受けられないお誘いを、相手の気を悪くしないように断る方法をたくさん紹介してくれています。
Greater Good ParentsプログラムのディレクターであるChristine Carterさんは、メールの受信トレイに年末年始のお誘いなどが溢れてしまうと、行けるものとそうでないものを調整するのは至難の業だと説明しています。
「行きません」とハッキリ言うことはなかなかできません。相手の気も悪くしたくはありません。相手を良い気分にするような断り方をするには、練習が必要です。
Carterさんは、これまでの経験から学び、実践している丁寧かつ効果的な21の断り方を、Greater Goodのブログで最近まとめていました。今回は、Carterさんの断り方の中から、選りすぐりの10の回答例を紹介します。
1. 丁寧に、でもハッキリと
「お誘いありがとうございます。残念ですが、その日は都合が悪いのです」
2. 個人的に受け取られないよう配慮
「お声掛けありがとうございます。申し訳ないのですが、本の執筆中はインタビューはしないようにしているのです」
3. 忙しくない時期を提示
「やりたいのですが、4月までは予定が詰まっていますので、その後で良ければまたお声掛けいただけますか?」
4. 別の人を紹介する
「私はできませんが、シェリーなら大丈夫だと思いますので、聞いてみますね」
5. 都合が良い他の日を聞く
「この日程だと無理なのですが、私もできればお会いしたいので、他に都合が良い日を教えていただけませんか?」
6. 感謝する
「熱心にお声掛けいただいて、本当にありがとうございました! 今回はお役に立てなくて申し訳ありませんでした」
7. 簡単にできるお返しを提案
「イベントでお話することはできませんが、ブログで告知させていただきます」
8. 他の人が決めたことだと言う
「仕事のバランスを調整しているところで、上司(セラピスト、夫など)に今はこれ以上仕事を受けないようにと言われているのです」
9. できる範囲を伝える
「私にできる範囲をお伝えすると...」と言って、自分が快くできる範囲を明確に伝える。
10. 返事をしない
Carterさんは「すべてのお誘いに返事をする必要はありません。無視するのは失礼な気がするかもしれませんが、お互いのメンツを保つためにもそれが最善策ということもあります」と言っています。
Carterさんのすべての断りテクを見たい人は以下もチェックしてみてください。みなさんは、忙しい時期にどうやってスケジュール管理をしていますか?
10 Tried-and-Tested Ways to Say No|Inc.
Jessica Stillman (訳:的野裕子)
Photo by Thinkstock/Getty Images.
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- 内藤 誼人ゴマブックス株式会社