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【中国トンデモ事件簿】ビールとギョーザで「19万円」 カラオケ店女豹変「手切れ金払え」 上海で日本人ぼったくり被害急増…5年前の4倍に、円安が原因?

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【中国トンデモ事件簿】
ビールとギョーザで「19万円」 カラオケ店女豹変「手切れ金払え」 上海で日本人ぼったくり被害急増…5年前の4倍に、円安が原因?

上海市内の南京東路の歩行者天国をあるく観光客や買い物客ら。日本人を狙ったぼったくり被害が多数発生している。ニセモノの腕時計の販売やマッサージなどの客引きも多い(16日、河崎真澄撮影)

 駐在員ら上海で暮らす日本人も狙われている。円安などの事情で帰任する駐在員が増えているが、日本人相手のカラオケ店やバーなどで知り合った中国人女性に「帰国が決まったのでもう店には来られない」と切り出すと態度が急変。「手切れ金」「慰謝料」などと根も葉もない理由でカネを要求するケースがあり、これも複数の中国人の男に取り囲まれたり、勤務先に女らが乗り込んできたりして何万元(数十万円)も要求する被害があった。

 上海の日系調査会社は“駐在員帰国直前被害”の実態調査にも乗り出しており、「カラオケ店などの女性には帰任の件は話さず黙って帰国するよう」指導している。(上海 河崎真澄)

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