蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【サッカー】本田、審判批判で罰金5000ドル 初戦後に「まるでバスケットボール」2015年1月19日 紙面から 【メルボルン(オーストラリア)宮崎厚志】アジア・カップで連覇を目指すサッカー日本代表のFW本田圭佑(28)が18日、主催のアジアサッカー連盟(AFC)の規律委員会から5000ドル(約59万円)の罰金処分を受けた。12日のパレスチナ戦での判定について試合後、「まるでバスケットボールのようだった」と語ったことが審判批判と取られた。20日に1次リーグD組最終戦・対ヨルダンを控えるチームは当地のグラウンドで冒頭15分間だけ公開での練習を行った。日本はヨルダンに勝つか引き分ければ決勝トーナメント進出が決まる。 日本の大黒柱が突如、渦中の人となった。本田の問題発言は12日のパレスチナ戦後。外国人記者との英語のやりとりの中で、カタール人のフセイン主審の判定について自ら触れた以下のくだりだった。 「前回大会も初戦の判定は良くなかった。今回もまるでバスケットボールの審判のように、体に触れたら全てファウルになった。試合中に文句は言いたくないが、CKから相手がハンドしたのにPKにならなかった場面もあった。アジア杯の審判のレベルについては何とかすべきだと思う」 複数メディアで報じられたこの発言にAFC規律委員会が反応。個人としては最も重い罰金5000ドルを科された。処分はこの日までに日本サッカー協会(JFA)に通知され、幹部らが本田に聴取。本人も発言を認め、JFAはAFCに事情説明の文書を送った。 18日の練習後、本田は無言で取材エリアを通り過ぎたが、チーム内では既に審判批判に対する注意喚起がなされた。主将のMF長谷部は「審判についてしゃべるなとは言われていないが、言葉には気を付けようということ」と説明。DF吉田もイラク戦後に判定について問われた際、「レフェリーのことを言うと怒られる。罰金を取られたら家に帰って奥さんにも怒られる」と冗談めかして話していた。 アジア杯の主役の1人である本田に重い処分を出すことで、一罰百戒の見せしめとされた可能性は高い。客観的に見ても、今大会で主審がすぐに笛を吹き、プレーを止める傾向が強いのは明らか。欧州でプレーする選手が多い日本代表の中で「これくらいでファウルを取るの」という疑問が浮かぶのも理解できる。 今大会でAFCは試合中の警告も罰金対象としており、イラク戦で警告を受けたMF今野、MF清武も2000ドル(約23万4000円)を科された。また、日本代表自体もパレスチナ戦でメンバー表の提出が遅れたことで警告を受けたという。 AFCは今回大小さまざまな30件もの処分を発表しており、徴収する罰金総額は6万7000ドル(約784万円)にも及んでいる。やや過剰反応にも映るが、大会連覇を狙う王者はピッチ外でも“紳士たれ”ということかもしれない。 PR情報
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