Microsoftの「Xbox Live」とソニーの「PlayStationNetwork」(PSN)がサイバー攻撃を受けてダウンした事件で、英国の組織犯罪対策機関South East Regional Organised Crime Unit(SEROCU)は1月16日、英サウスポートに住む18歳の男をコンピュータ機器に対する不正アクセスの容疑で逮捕したと発表した。
この事件では2014年12月にXbox LiveとPSNがサービス妨害(DoS)攻撃を仕掛けられて相次いでダウンし、「Lizard Squad」を名乗るハッカー集団が犯行を認める声明をTwitterに掲載していた。
SEROCUは米連邦捜査局(FBI)などと連携して捜査を進め、1月16日に18歳の男を逮捕。電子機器やデジタル機器を押収して調べている。
男はさらに、米国で虚偽の通報をして警察を出動させる「スワッティング」にかかわった疑いも持たれている。
SEROCUはそれ以上の詳しい情報を公開していない。しかし「捜査はまだ初期の段階にあり、やるべきことはたくさんある。引き続きFBIと緊密に連携して犯罪を犯した者を突き止める」としている。
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