ボルト緩みエスカレーター逆走 東京ビッグサイト事故の報告書東京都江東区の東京国際展示場(東京ビッグサイト)で2008年8月、上りエスカレーターが逆走、乗客10人が軽傷を負った事故の原因を調査していた国土交通省の審議会は19日、モーターの土台を固定するボルトが緩んでいたことが、逆走の原因となったとする報告書を公表した。 当時は人気アニメのフィギュアを展示、販売するイベントが開かれ、最大で125人が乗っていたと推定。事故直後は重量オーバーが原因とみられていたが、乗客の総重量はブレーキの許容範囲内だった。しかし制動力に十分な余裕がなかったことなどから、いったん始まった逆走を止められなかったと分析した。 【共同通信】
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