【C大阪】新井場、構想外で現役引退!J通算423試合出場

2015年1月19日6時0分  スポーツ報知

 C大阪のDF新井場徹(35)が現役を引退することが18日、分かった。近日中にも正式発表される。昨季は出場10試合にとどまり、今オフ構想外に。新天地を探していたが、この日までに他クラブから正式オファーが届かず決断した。

 新井場は1998年にG大阪でプロデビュー。同期入団の元日本代表MF稲本潤一(35)=札幌=と好連係を見せた。2001年に日本代表候補に選出。鹿島時代の07~09年には初のJ1リーグ3連覇に貢献した。左右両方のサイドバックをこなし、精度の高いクロスや献身的な守備に定評があった。

 13年にC大阪入り。若手の多いチームで精神的な支えとなり、信頼も厚かった。今後は未定だが、関西圏で複数のフットサル場を経営するなど実業家の一面もある。J通算423試合出場(22得点)と確かな足跡を残し、第2の人生を歩む。

 ◆新井場 徹(あらいば・とおる)1979年7月12日、大阪・枚方市生まれ。35歳。交野FCを経て、G大阪ユース時代の97年7月5日、浦和戦(万博)でJデビュー。翌98年、G大阪トップチーム昇格。04年、鹿島に移籍。13年、C大阪に移籍。J通算423試合22得点。182センチ、74キロ。

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