岡本が練習早退　軽い腰の張り

　巨人のドラフト１位・岡本和真内野手（１８）＝智弁学園高＝が１８日、アクシデントに見舞われた。ジャイアンツ球場での新人合同自主トレ中に軽い腰の張りを訴えたため、別メニューとなり、最後は早退することになってしまった。

　「お疲れさまでした…」。他のルーキーが練習を続ける中、岡本は一足先にジャイアンツ球場を後にしていた。練習終了後にはファンへのサイン会も実施されたのだが、その席にも背番号３８の姿はなし。球団関係者は岡本の状態について詳細を語ろうとしなかった。

　何ともタイミングが悪い。この日は川相ヘッドコーチらが視察。さらに、１９日にも宮崎キャンプの１・２軍振り分けが発表される予定。１軍に抜てきされるための最終アピールをすることができたはずだった。

　それだけに、アクシデントは痛恨。大事を取った措置だが、出遅れは必至だ。しかし、幸いなことに１９日は新人合同自主トレが休み。ゆっくりと疲れを癒やすことができる。入寮の時から「ケガをしないことが目標」と言い続けてきた岡本。気持ちを一層引き締めて、練習メニューをこなすはずだ。　（川越亮太）