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【「正論」懇話会2014】
竹田恒泰氏「中国と適切な距離感を、韓国とは無視で」(1月17日、松山市で開催)
1月17日、松山市で開かれた愛媛「正論」懇話会の第36回講演会。作家で慶応大講師の竹田恒泰氏が「結局、日本は中韓とどうすればよいのか」と題して講演した。
■「中」と「韓」を分ける…付き合い方
竹田氏は、「中国と韓国を一緒に語る風潮があるが、ありとあらゆることが違う」などと、中韓それぞれとの付き合い方について、独自の視点で解説。分かりやすい例えと冗談を織り交ぜながらの講演に、超満員となった会場は熱気に包まれた。
竹田氏は、慶応大法学部卒で、憲法学が専門。旧皇族の竹田家に生まれ、明治天皇の玄(やしゃ)孫にあたる。作家活動の一方で、同大法学研究科講師として教壇に立つほか、会員制の勉強会「竹田研究会」を全国で展開。「語られなかった皇族たちの真実」「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」など、多数の著書がある。
講演会では、麻生俊介会長が「(今の日本には)安倍晋三首相の靖国神社参拝に関連し、中韓との緊張関係にどう対処するかという課題がある」とあいさつ。続いて竹田氏が登壇し、「結局、日本は中韓とどうすればよいのか」と題して講演した。
中国との関係について竹田氏は、「日中友好が正しいという時代はもはや終わった」と指摘。その上で、日本の国益が最大になるよう、仲の良さを保ちながらも取り込まれないようにする距離感が大切だと強調した。
竹田氏は、「中国は経済的にも軍事的にも大国。日本は対応を誤ってはならない」と述べ、日本にとって中国は無視できない存在であることを強調。その上で、中国に飲み込まれないよう距離を置いた近所付き合いがよいと指摘した。
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