番組からのお知らせ
番組データ集
(準備中)
ご意見・ご感想
(c)安野 光雅
 

みどころ

編集者から

皆さま、新年2015年早くも半月が過ぎました。そろそろ梅の便りも届きそうです。最近の「遠くへ行きたい」のオープニング主題歌についてのお問い合わせを頂いております。色々な方が歌っていて、これが何十とあるのです。そこで歴代の「遠くへ行きたい」の番組用に歌って頂いた方のもに加えて、一般に発表されているものも使ってみようということで、毎週のオープニングで「えぇ〜こんな人も歌っているんだぁ〜」をお楽しみください。ちなみに今週はさだまさしです。

さて、今回は“食いしん坊”を自認する俳優の渡辺徹さん。趣味が「食べること」注意していることが「食べすぎ」と言うのですから、“食いしん坊”の王道邁進です。でも、渡辺さんの食べ歩きはただただ食べまくるのでなく、料理を作る人、漁をする人とのひと時の会話が、番組を見ていても旅の楽しさが伝わってきます。一緒に旅した若いスタッフの報告をお読みください。

 
         
 

冬の京都は美味しいものが目白押し!特に、この時期は若狭湾で、松葉ガニは勿論のこと、高級魚の“ぐじ(甘鯛)”が大量に水揚げされています。「旬の海の幸を食べ尽すぞ!」と意気込む渡辺さん。いったいどんな絶品グルメが味わえるのか!?楽しみに出かけます。

 

画像
美味しいものいっぱいの丹後!何を食べようか・・・

 
         
 

錦市場

まずは、この冬の食材情報を求めて「京の台所」と言われる“錦市場”から旅をはじめます。ズラリと並ぶ店では試食を気さくにさせてくれます。つまみ食いが大好きな渡辺さん。熱々のだし巻き卵や、千枚漬けを味わいながら賑わう市場を歩きます。そしてなんといっても目につくのは、旬の“ぐじ”。関東などでは“アマダイ”と言われていますが、この魚は身がふっくらと柔らかく、上品な味わいが京好みの高級魚。渡辺さんも焼き魚専門店“魚力”でいただきます。美味いもの情報もしっかり手入れましたよ。

 

画像
じゅわっと出汁が染み出る厚焼き卵 
画像
京都の人は“ぐじ”が大好き!ご馳走です

 
         
 

“海軍名物”の町・舞鶴

“海軍名物”を看板に食の町として知られるのが東の横須賀、西の舞鶴。
京都駅から特急に乗って若狭湾を目指します。まず、最初に降り立ったのは海軍ゆかりの町“舞鶴”です。町を歩いていると、あちらこちらに“肉じゃが発祥の地”と書かれた幟がありました。
舞鶴名物の肉じゃがコロッケを売る坂井精肉店で聞き込み調査です。実は、肉じゃがを日本ではじめて作ったのは、東郷平八郎率いる舞鶴の海軍なんですって・・・

  画像
アツアツ肉じゃがコロッケ
 
         
 

元祖肉じゃがレシピ

明治時代のレシピを元に肉じゃがを復元して作った伊庭節子さんを訪ねます。元祖・肉じゃがは、先に牛肉に味を付けるのがコツ。大量の砂糖で炒める事から、当時は“甘煮”と呼ばれていたそうです。渡辺さんも、伊庭さんお手製の肉じゃがに舌鼓。そのお味はいかに!?短い時間ですがレシピを伊庭さんに教えてもらっていますから、筆記用具ご用意してご覧下さい。

  画像
肉を炒めるいい香り・・・
画像
彩りも美しい元祖・肉じゃが!
 
         
 

現代の船乗りの食事

「今の海軍はいったいどんな美味しいものを食べているの!?」と、気になる渡辺さん。舞鶴の海上自衛隊を潜入調査!特別に護衛艦しらねに乗せていただきます。海軍の食事はバイキング形式。肉じゃがをはじめ、タラコスパゲッティやイカの即席漬けなど、バランスのとれた健康的な食事です。渡辺さんも、若き自衛官たちと一緒に夕食をいただきます。

 

画像
護衛艦しらね・・・かっこいい!
画像
食欲旺盛です

 
         
 

冬の日本海の味

舞鶴を後にして、天橋立で有名な“宮津”へ向かいます。錦市場で味わった“ぐじ”。旬の時期を迎えて宮津港でもたくさん水揚げされていました。さらに、港の隣に店を構える山一水産では松葉ガニが山盛り!さっそく卵を抱えたメスのカニ“コッペガニ”を味わいます。これがなんと400円から・・・地元の人がうらやましい!これは新鮮が売りですからゆで上がりを地元で食べるのが嬉しいかも…(冷凍の配送もあるそうです)

 

画像
松葉ガニと はいチーズ!

 
         
 

宮津周辺の風習だという、カラフルなお地蔵様“化粧地蔵”をながめつつ、町の干物屋へ。浜文商店は、女性ばかりの親子三代で営む店。ぐじの干物作りの真っ最中でした。店の名物は、若狭湾の郷土料理“へしこ”。魚のぬか漬けです。“へしこ”のお茶漬けと“ぐじ”の干物をご馳走していただきました。おばあちゃん、娘、孫との仕事振りに“日本の家族”を感じました。

 

画像
“へしこ”塩辛くなくてさっぱりいただけます

 
         
 

天橋立のアサリ丼

旅の終わりは日本三景のひとつ天橋立。なにやら漁を行っている小舟が見えます。実は、天橋立周辺の海は“アサリ”の宝庫。景勝地で漁を行うなんてちょっと優雅に感じますね。そんな隠れ名物“アサリ”を味わいに、はしだて茶屋へ。“アサリ”のエキスがじんわり染みた、出汁たっぷりのアサリ丼をいただきます。

 

画像
滋味たっぷりのアサリ丼

 
         
 

最後は、天橋立の全景が見渡せる展望台へ向かいます。股の間からのぞくと、天に向かって橋がかかっているように見える“股のぞき”を渡辺さんも体験。丹後のうまいものを食べ尽した今回の旅を振り返ります。

 

画像
一度はやってみたい股のぞき

 
         

編集者から:

食べて、食べて歩いて…お話しを楽しんだ渡辺徹さんのそんなこんなの丹後の海への旅、満腹の味を探して皆さんの”食いしん坊“旅を作ってみませんか。

次回は田山涼成さんが佐賀県唐津市をめぐります。唐津市の呼子といえば、まずはイカ!他にも、見たこともない珍しい柑橘や宝くじが当たる島、絶品川ガニ料理や唐津焼などなど見所たっぷりです!どうぞお楽しみに…。







Copyright(c)TVMANUNION,Inc.,YTV
Allrightsreserved.