僕はSIM(ロック)フリー機を持っているという特殊事情があるので、このタイトルは誇張かもしれません。とはいえ、SIM(略)フリー機がなくても5万円くらいは手に入るはずです。実際にやってみて知見がたまったので、今日は趣向を変えてネットでよくみるハウツー記事を書いてみようと思います。少なくとも、全機SIMフリー化される2015年5月近くまでは使える内容のはずです。
※本記事は、MNPしまくって荒稼ぎすることを推奨するものではありません。そんなことをしていると、キャリアのブラックリスト入りします。今回僕がMNPしたのも、auの満期月が来たからです。それをゆめゆめお忘れなきよう。
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この社会に、お金を得る手段はたくさんあります。ですが、「労せず儲ける」なんて夢のまた夢。流した汗こそが金となるのです。
と思いきや、意外とそうでもないようです。それこそが、MNP。いわゆる携帯キャリアの乗り換えです。代理店に行ったり携帯を発送したりする手間があるので、厳密には少し労します。ですが、僕の知る限り、最も楽チンにお金が手に入る方法の1つです。今日はこの方法をまとめてみようと思います。
流れとしては下記の通りです。
■1.コストパフォーマンスに優れた携帯ショップを探す
■2.実際に行って契約する
■3.(端末がいらない場合)手に入れた携帯端末を売る
■1.コストパフォーマンスに優れた携帯ショップを探す
僕は2015年1月に、auの(俗にいう2年縛りの)満期月を迎えました。そのため、キャリアを乗り換えることにしました。乗り換えるからにはイチバンお得な条件の店を使いたい。そんなわけで、携帯ショップを色々と調べました。その方法としては、
・Twitterで探す
・キュレーターに頼る
の2つです。
まず、「Twitterで探す」方法について解説しようと思います。
そもそも、携帯ショップには「専売店」と「併売店」があります。「専売店」とは、いわゆるドコモショップやauショップと呼ばれるような、キャリア直営店の如き雰囲気を醸し出している(のだが、実は違う)お店です。彼らは、修理対応や料金収納など、アフターサポートもばっちり対応してくれます。一方で、「併売店」とは、様々なキャリアを一手に取り扱うお店です。彼らの多くは、街なかの小さな店舗で細々と経営しています。彼らは専売店と異なり知名度に劣るため、なかなかお客さんを確保できません。そのため、「ちょっと目玉が飛び出るくらいのキャッシュバックキャンペーン」を顧客に提示します。そして、それらは慣例上Twitter上で告知されます。例えば「一括0円」「MNP」で検索すると、わんさかキャンペーン情報が出てきます。そこから有利な条件を探し出すのです。
続いて、「キュレーターに頼る」方法について解説しようと思います。
世の中には色々な人がいるもので、携帯ショップキャンペーン情報のキュレーターというのもいるのです。代表的なものは「ケータイ番長」です。「MNP ブログ」等で検索すると、類似サイトがたくさん出てきます。キュレーターの情報を確認し、Twitterで類似情報を探り、そうしてベストな条件で契約できる携帯ショップをさがし出しましょう。
ここで注意すべきは、将来的に携帯を乗り換え、それを売る可能性がある人は「実質0円」のキャンペーンではなく「一括0円」のキャンペーンにしておく、ということです。有名な話なので知っている方も多いと思いますが、「実質0円」では毎月の携帯利用料金で端末料金が発生します。そして、端末料金分が携帯利用料金から引かれます。そのため、例えば端末料金支払中にドロンした場合などは、キャリアによって携帯が使用不可能にされます。そういったリスクが存在するため、中古携帯ショップからは買取を拒否されます(もしくは、一部入金するものの、端末料金を支払い終わるまでは残りの支払が行われないこともあります)。したがって、「実質0円」ではなく「一括0円」のキャンペーンを打っている店舗を使うことが無難でしょう。
最終的に、僕はSoftbankのiPhone6にMNPしました。キャッシュバック額は15,000円です。iPhone6は超人気端末なのでキャッシュバック額も低いですが、他機種であれば、例え最新機種であっても50,000円60,000円のキャッシュバックはザラです。その辺りは好みとの兼ね合いで。
■2.実際に行って契約する
そのまんま、やるべきことは「契約する」ただ一点なのですが、注意しておくべきことがあります。それは、
・キャッシュバック条件の確認
・MNP予約番号を発行してから店舗に向かう
の2つです。
まず、「キャッシュバック条件の確認」ですが、店舗によってはキャッシュバックに際したくさんの条件をつけていることがあります。最も多い例は「有料オプションへの加入」でしょう。料金と、(使ってみて、内容が気に入らないこともあると思うので)解約可能日は必ず確認しておくべきかと思われます。他にも、「キャッシュバックは現金ではなく商品券」「キャッシュバックは4ヶ月後」など、聞いてみると結構不利な条件が出てきます。上に挙げた「オプションの有無」「キャッシュバックの方法」「キャッシュバック予定日」は最低確認しておくべき事項でしょう。
続いて、「MNP予約番号を発行してから店舗に向かう」です。MNPの際には「MNP予約番号の発行」が必要になります。そのためには電話1本かけるだけで構わないのですが、その1本の電話に超!時間がかかります。どのキャリアも自社の顧客を逃したくないため、そもそも電話に繋がりにくいわ、繋がっても待たせるわ、色々根掘り葉掘り聞いてくるわでやたらと時間がかかります。これを店頭でやると、店員さんと気まずいタイムが発生するので、事前にやっておくほうが無難です。
MNP予約番号を発行するためには、下記番号に電話をかける必要があります。
・docomo:携帯電話からの場合151 一般電話からの場合0120-800-000
・au:携帯電話からの場合157 一般電話からの場合0077-75470
・Softbank:携帯電話からの場合*5533 一般電話からの場合0800-100-5533
そうして、なんとかiPhone6をゲットできました。僕の場合、行った代理店がマンションの一室だったのでちょっとビビリました。
■3.(端末がいらない場合)手に入れた携帯機を売る
そうしてiPhone6を手に入れたものの、僕は前の機種で全然問題ないことに気づきました。前の機種はSIMフリーだったため、僕は新しいSoftbankのSIMを前の機種に挿してそのまま使うことにしました。結果、iPhone6は不要になったので売ることにしました。ちなみにSIMフリー機はDMM mobileとかで買えたりします。オススメです。
さて、売る方法としては、大別して2つあります。
・オークションで売る
・中古スマホ買取ショップで売る
まず、「オークションで売る」方法ですが、これはみんな大好きヤフオクとかを使えばいいと思います。安定して高い値がつきます。この際、オークファンというサイトで過去の落札価格等が調べられるので、相場観を掴んだり、高額買取される説明文の書き方を学びましょう。
続いて、「中古スマホ買取ショップで売る」方法です。この際、ヒカカク*1というサイトで売却金額の最高値とその店名を知ることができます。価格.comの売るバージョンみたいな感じです。検索した結果、iPhone6 16GBは65,000円で売れることが判明しました。オークファンでの検索結果では66,010円だったため、オークションで売ってもほぼ1,000円の差しかないことがわかりました。1,000円ぽっちのために手間を掛けたくなかったため、僕はヒカカクで出てきた最高額買取サイトに売ってしまうことにしました。
そんなわけで、65,000円+15,000円=80,000円を特に労せず得ることができました。80,000円あったらドバイに行けますね。こんな簡単に80,000円もらえるなら、使わなきゃ損ってものです。さあ、きみもMNPしてドバイに行きましょう。