世界を驚かせたSTAP細胞は。
さらに数々の問題点も明らかに。
死者・行方不明者22万人以上に上った大津波。
あの日から10年。
新婚旅行で妻を亡くした男性です。
こんばんは。
ニュース7です。
STAP細胞がなかったというのは、科学的にほぼ確実だ。
理化学研究所の調査委員会は、STAP細胞を培養・凍結保存していたものは、ES細胞だったと明らかにしました。
ただ、誰が混入したかは特定できなかったとしています。
数々の研究不正があった論文が発表されたことについては、資金獲得や特許などに集中し、科学の基本が忘れられてはいけないと指摘しました。
STAP細胞はなんだったのか。
理化学研究所の調査委員会が、結果を発表しました。
STAP細胞を培養・凍結保存していたものは、別の万能細胞のES細胞。
STAP細胞が万能性を持つ証拠としていた緑に光るマウスは、ES細胞が混入した可能性が高いとしました。
多くの混入があることから、故意である疑いが拭えないとしましたが、論文の著者らが、故意の混入を否定したということです。
小保方元研究員は聞き取り調査に対し、私はES細胞の混入をしたことは絶対にありませんと話したということです。
さらに指摘されたのが、小保方元研究員の論文のずさんさでした。
調査委員会は、小保方元研究員の論文に、新たに2つのねつ造を認定し、本当に行われたのか証拠がない実験も、いくつか存在することも明らかにしました。
これは実験記録のグラフです。
測定を3日ごとに行ったとしています。
ところが。
そして問題の背景については、次のように指摘しました。
再生医療の進展も期待されたSTAP細胞。
その結果が、研究不正に終わったことについて、取材を続けてきた記者は。
前橋市の住宅で、高齢の夫婦が殺傷された事件で、近くに住む26歳の男が逮捕されました。
男は付近の住宅で、別の高齢の女性が殺害された事件についても、関与を認めていることが、複数の捜査関係者への取材で新たに分かりました。
高齢者が相次いで襲われた2つの事件。
警察が、動機やいきさつなどを詳しく捜査しています。
前橋市では、高齢者が男に刃物で襲われる事件が、狭い範囲で先月と今月相次ぎました。
小学校では集団下校が行われ、地域には不安が広がっていました。
2件のうち今月16日の事件では、81歳の川浦種吉さんが死亡し、80歳の妻が大けがをしました。
警察は、男の似顔絵を公開し、捜査を進めてきました。
そしてきょう、妻への殺人未遂の疑いで、容疑者を逮捕しました。
逮捕されたのは、前橋市の無職、土屋和也容疑者です。
調べに対し、金が目的だったと供述し、妻だけでなく、夫を刺したことも認めているということです。
土屋容疑者は23日、飲食店に侵入した疑いで逮捕されていました。
この飲食店には、ことし6月まで勤務していました。
土屋容疑者の自宅は、夫婦の家から僅か1.6キロの距離でした。
飲食店への侵入事件の調べの中で、夫婦の殺傷事件への関与を認めたということです。
容疑者の逮捕に、現場近くの人は。
そしてもう一つの事件。
夫婦が襲われた家から、およそ700メートル離れた住宅では、先月、1人暮らしで93歳の小島由枝さんが殺害されました。
この事件についても、土屋容疑者が関与を認めていることが、複数の捜査関係者への取材で新たに分かりました。
警察は、2つの事件について、動機やいきさつなどを詳しく捜査しています。
夫婦が襲われた事件で殺害された川浦種吉さんの妻は、容疑者が逮捕され、とても安心しています。
しかし、亡くなった夫は帰ってきません。
容疑者には正直に話してもらい、厳罰を受けてもらいたいと思いますというコメントを警察を通じて出しました。
次です。
自民党税制調査会は、来年度の税制改正の焦点となっている、法人税の実効税率の引き下げについて、政府内の意見も踏まえ、引き下げ幅は2.51%とする案で、最終調整を進めており、野田税制調査会長は、安倍総理大臣と会談して、こうした方針を伝えました。
法人税の実効税率について、政府・与党は、経済の好循環を実現するため、来年度から数年間で、現在の35%程度から20%台まで引き下げることを目指しています。
このうち初年度となる来年度の引き下げ幅について、政府内に、財源が全額確保できなくても、2.5%を上回る必要があるという意見があるのに対し、与党内には、財政状況は厳しく、財源が確保される範囲内にとどめるべきだとして、慎重な意見もあり、調整が続けられてきました。
こうした中、自民党税制調査会は、政府内の意見も踏まえ、経済の再生を実現するためには、企業収益を拡大させることも欠かせないなどとして、来年度、法人税の実効税率の引き下げ幅は、2.51%とする案で最終調整を進めており、野田税制調査会長はきょう夕方、総理大臣官邸で安倍総理大臣と会談し、こうした方針を伝えました。
その上で野田氏は、きょう報告した線であれば、安倍総理大臣と今後協議しなくても、今月30日に与党の税制改正大綱をまとめることができるのではないかと述べました。
郵政民営化から7年。
大きな節目を迎えました。
日本郵政グループは、持ち株会社の日本郵政と、傘下にあるゆうちょ銀行、それにかんぽ生命の株式を、来年の秋以降、同時に上場する計画を、きょう、正式に発表しました。
きょう夕方、記者会見した日本郵政の西室社長。
持ち株会社の株式を東京証券取引所へ来年の秋以降に上場し、ゆうちょ銀行とかんぽ生命の金融2社の株式も、同時に上場する計画を明らかにしました。
平成17年、当時の小泉総理大臣は、郵政民営化を掲げて、衆議院を解散し、総選挙で圧勝しました。
その2年後、郵政民営化がスタート。
金融2社の株式は、民営化から10年後までにすべて売却すると定められていました。
しかし、平成21年、抜本的な見直しを掲げる民主党政権が誕生。
本案は可決されました。
法律で株式の売却が、一時凍結されたこともありました。
郵政民営化から7年。
日本郵政はきょう、株式上場計画の正式発表にこぎ着けました。
今後、株式の上場は、どのように進められるんでしょうか。
日本郵政は政府が株式を100%保有する会社です。
傘下にある3社、ゆうちょ銀行とかんぽ生命、それに日本郵便の株式は、日本郵政がすべて保有しています。
日本郵政は、金融2社の株式の売却を段階的に進め、当面は50%余りの売却を目指すとしています。
50%以上を売却すれば、これまで政府の認可が必要だった企業への融資や、住宅ローンなどの新規業務への参入が、届け出だけで済むようになります。
2社の経営の自由度が高まるとしています。
一方、郵便事業を行う日本郵便の株式は、日本郵政が引き続き100%保有するとしています。
政府は、日本郵政の株式の3分の1を残して売却し、その利益を東日本大震災の復興財源に充てることにしています。
日本郵政は、売却の規模について、来年夏に公表するとしています。
さて、インド洋大津波からきょうで10年です。
インドネシアのスマトラ島やタイ南部などが大きな被害を受け、死者・行方不明者は22万人以上。
その被害は、遠くアフリカ東部にまで及びました。
現地はきょう一日、犠牲者への祈りに包まれています。
海岸沿いにある一本の大きな木。
10年前、押し寄せる津波に耐え、今も残されています。
この木に花を手向ける日本人の男性がいました。
窪田将宏さんです。
新婚旅行で、ここタイのピピ島を訪れているときに、津波に飲まれ、妻の麻美子さんを亡くしました。
麻美子さんをはじめ、津波で亡くなった日本人を追悼する慰霊祭が、タイのプーケットで行われました。
遺族などおよそ150人が参列し、犠牲者を悼みました。
追悼式典は、16万人以上が犠牲になった最大の被災地、インドネシアのアチェ州でも行われました。
私の後ろに見えるのは、津波で内陸に打ち上げられた漁船です。
住宅の上に載ったままになっている、この姿を残すことで、大津波の記憶を後世に伝えようと保存されています。
ここアチェ州ではこの10年、経済的な復興に力を注いできました。
その結果、住宅や道路が再建され、町もかつてのにぎわいを取り戻しつつあります。
しかし、ここにきて新たな課題も浮き彫りになってきました。
それは、住民に防災意識を根づかせることの難しさです。
津波で被災した当時のインドネシア・アチェ州の住宅地です。
家が流され、地面がむき出しになっています。
その後、徐々に住宅が再建され始めます。
そして現在、道路などインフラの整備も進みました。
アチェ州では、各国政府などから集められた72億ドル、日本円にして8600億円余りの支援金をもとに、14万棟余りの住宅を再建。
インドネシア政府は5年前、復興事業の終結を宣言しました。
復興が進む一方で、住民の防災意識は低下しています。
復興を優先するあまり、被災した沿岸部には、無秩序に住宅が建てられました。
道路も細く曲がりくねったまま。
避難経路の確保も容易ではありません。
アチェ州では4年前から津波の避難訓練を行っていますが、ことしの訓練に参加した住民は、僅か1%程度にとどまりました。
バンダアチェ市内に6年前、日本のODA・政府開発援助で建てられた、津波から避難するためのビルも、その活用方法が住民に十分理解されているとは言えない状況です。
ほかの場所から移り住んできて、津波を経験していない住民が増えていることが、防災意識が根づかない要因として指摘されています。
甚大な被害を受けた沿岸部に暮らしていても、防災への意識が高まらない現実は、どんなに大きな災害であっても、その記憶を風化させないことの難しさを示しています。
インド洋大津波で、被災地の住民たちを襲った10年前の悲劇が、再び繰り返されないようにするためには、政府や地域社会が一体となって、防災教育を進めるなど、努力を続けることが求められていると思います。
来月行われる民主党の代表選挙に立候補することを表明している、細野元幹事長と岡田代表代行は、きょう、それぞれ党所属の国会議員に支援を要請するなど、支持の拡大に向けた活動を本格化させています。
来月7日告示、18日投票の日程で行われる民主党の代表選挙には、細野元幹事長に続いて、きのう、岡田代表代行が、立候補の意向を表明しています。
このうち細野氏は、きょう、党所属の衆参両院の議員の事務所を訪問し、支援を要請しました。
そして民主党の馬淵選挙対策委員長と、長島元防衛副大臣が記者会見し、代表選挙で細野氏を支援する考えを明らかにしました。
一方、岡田代表代行もきょう、菅元総理大臣らに支援を要請しました。
こうした中、岡田氏を支持している安住国会対策委員長代理は、きょう午後、記者団に対し、岡田氏が網膜はく離の治療のため、集会への出席など、当面の予定を取りやめたことを明らかにしたうえで、今の時点で立候補の方針に変更はないと述べました。
一方、党内では、赤松前衆議院副議長らのグループなどから、長妻元厚生労働大臣らの擁立を模索する動きが出ていて、大畠前幹事長のグループや、近藤元環境副大臣のグループなどとともに、候補者の一本化に向けた調整が続いています。
次です。
朝日新聞社は、いわゆる従軍慰安婦を巡る報道を検証した、第三者委員会の報告書を受けて、記者会見しました。
今後の取り組みについて、経営陣は原則として、記事や論説の内容に介入しないとしたうえで、経営に重大な影響を及ぼすと判断して関与する場合には、有識者による機関を設けて意見を求めるなどとする方針を公表しました。
朝日新聞社は、いわゆる従軍慰安婦を巡る報道を検証した、第三者委員会の報告書を受けて、車としての見解を説明し、ことし8月の検証記事で謝罪しなかったことや、ジャーナリストの池上彰氏のコラムの掲載を見送ったことについては、当時の木村伊量社長から、異論や難色が示されたためだとしています。
その上で、今後の取り組みについて、経営陣は編集の独立を尊重し、原則として記事や論説の内容に介入しないとしたうえで、経営に重大な影響を及ぼす事態であると判断して関与する場合には、責任が明確になるよう、ルールを作り、社外の有識者による常設機関を設けて、意見を求めるなどとする方針を示しました。
また、今回の問題では、社内外からの批判に謙虚に耳を傾ける姿勢が欠けていたとして、いったん報じた記事を継続的に点検し、誤りは速やかに認めて訂正するとしたうえで、読者の観点から、独立した立場で編集部門に意見を伝える仕組みを新たに設けるとしています。
ニュースを続けます。
今月行われた衆議院選挙の、仙台市青葉区の開票所で、区の選挙管理委員会の職員が、開票作業のミスで生じた矛盾を取り繕うため、実際には存在しない1000票近くの票を白票として集計していたことが分かりました。
担当課長もこうした対応を了承したということで、仙台市はこの課長と職員の合わせて2人が、公職選挙法に反する行為をした疑いがあるとしています。
選挙管理委員会の調査に対し、職員は、原因がつかめず、確定させるには、投票者数に合わせなければならないと思ったと話しているということです。
山口沖縄・北方担当大臣は、今月10日に就任した沖縄県の翁長知事と初めて面会。
この中で翁長知事は、来年度・平成27年度予算案の概算要求に盛り込まれた、3800億円近くの沖縄振興予算の確保を要望しました。
これに対し、山口大臣は、担当大臣として先頭を切って頑張り、振興予算の確保に取り組むと述べました。
気象情報、きょうは年末年始の天気も含めて寺川さんに聞きます。
こんばんは。
ずばり、年末年始の天気、どうでしょうか?
今、日本海側で降っているこの雪、あすはいったん収まるんですが、年末年始、天気が荒れるおそれがあります。
まず、あす、あさっての天気から見ていきます。
あす土曜日は次第に高気圧に覆われてきますので、日本海側の雪は弱まって、全国的に晴れる所が多くなりそうです。
そして、日曜日です。
日曜日は高気圧の中心が東へと移動しますので、西日本で雨の所がありそうです。
そして29日月曜日から、年明け2日にかけての各地の天気です。
天気が荒れるおそれがあるのは、29日月曜日と、大みそかから元日にかけてとなりそうです。
気になる元日の天気を見ると、名古屋でも雪の予想なんですね。
そうなんです。
大みそかから元日にかけては、日本海側を中心に、これ、大雪となるおそれがありまして、太平洋側でも雪のおそれがあります。
そして29日月曜日は、太平洋側を中心に、今、冷たい雨が予想されているんですが、これ、雪に変わることも考えられます。
特に東日本の内陸部を中心に、雪の積もる所がありそうです。
その理由です。
29日月曜日は、低気圧が日本の南の海上を、発達しながら進む予想です。
これは南岸低気圧といって、太平洋側に雪を降らせることがあります。
このため、今は雨の予想でも、雪が降ることがありますので、最新の情報に注意をしてください。
そして、次に天気が荒れるのは、大みそかから元日にかけてとなります。
日本海側を中心に大雪のおそれがあります。
これは今シーズン一番強い寒気が流れ込んでくるためです。
このため、西日本や太平洋側の地域でも大雪となる可能性が今、出てきていますので、こちらもお出かけを予定されている方、慎重に行動してください。
望みを託して、バトンタッチです。
2014/12/26(金) 19:00〜19:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース7[二][字]
▽インド洋大津波10年 ▽年末年始の天気は? 【キャスター】守本奈実,【サブキャスター】瀧川剛史,【気象キャスター】寺川奈津美
詳細情報
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【キャスター】守本奈実,【サブキャスター】瀧川剛史,【気象キャスター】寺川奈津美
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