(高井)おはようございます。
暮れも押し迫ってきました。
皆さんこの一年体調管理はいかがだったでしょうか?この番組では5回にわたり胃や食道といった上部消化管の病気についてお伝えしています。
今週のテーマは「胃がん」です。
教えてくださるのは…。
まず初めに先生胃がんとはどういった病気なんでしょうか?胃がんというのは胃に出来る悪性腫瘍の事で日本人ではいちばん多いがんです。
死亡率はというと肺がんがいちばん多くてそのあと胃がんで第2位ですけども。
で胃がんはですね胃の粘膜…表面にまず発生してそれが粘膜下層筋層それから漿膜という形でどんどんどんどん奥へ潜っていくわけであります。
はい。
(梅垣先生)その中でも粘膜下層という中層ぐらいまでに進行してきたがんは早期のがんであと筋肉より奥に入っていったものは進行胃がんと二つは区別されています。
そうしますとちょっとでも表面にとどまってる間に見つけるかどうかっていうのが大事だと思うんですけれども。
早期の段階で見つければがんは100%治す事ができますのでいかに早期発見するかっていうのが重要になってくるかと思います。
そうですね。
その見つけるためのシグナルなんですが何か症状といったものはあるんでしょうか?胃がんの場合ですね…。
例えば…。
そういった症状が出てきた場合はもう既に…。
ですからそういう症状ではなくていかに早く発見して治療するかが重要になってくるかと思います。
そもそも胃がんの原因はどういったものが考えられますか?がんにはいろんな原因があるんですけども1つ重要なのは最近皆さん聞かれてるかと思うんですがピロリ菌の存在というのがいちばん大きいかと思います。
はい。
そのほかですね例えば…。
またですね日本人は塩分をよく摂りますけれども…。
生活習慣病との関係も言われてますがその中でもやはりいちばん大事なのがピロリ菌感染だと思います。
で残念ながらもし胃がんになってしまった場合は…先生どういった治療法がありますか?
(梅垣先生)そうですねあの…。
例えばですねがんがですね粘膜内にとどまっててそういう特殊な早期のがんであれば内視鏡治療という局所治療だけでですねがんを完全に治す事ができます。
一週間後にもう治療前と同じような形で生活に戻る事ができます。
進行がんの場合ですねやはり胃を半分とか人によってはすべて…全摘ですねすべての胃を取ることも必要になる事があります。
ただまあ胃を全摘したからといってその後どうなるかっていうとですね食事療法等は必要になってきますけれども…。
「自分の体は、自分でケア」。
胃がんは早期に発見して適切な治療を受ければ必ず治る病気であります。
そのためにはですねきっちりと…。
1次検査でバリウムの検査などを受けてもし異常を指摘されたら必ず2次検査を受けるようにしてください。
仕事が忙しいからといってそれを先送りにしていますと…せっかくそれは1次検査でチェックされたんですからそのチャンスを生かして早期発見早期治療に結び付けていただきたいと思います。
実際臨床の場では早期胃がんと診断された患者様の大部分は一般の検診で異常を指摘されてその2次検査で診断されるというケースであります。
ですからそういう意味でも必ず…。
受けるようにしてください。
来週は「逆流性食道炎」について大阪医科大学の樋口先生にお話しいただきます。
より詳しい情報が詰まった番組ホームページもぜひご覧ください。
2014/12/27(土) 05:35〜05:45
MBS毎日放送
医のココロ[字]
「胃がん」▽日ごろ気になっている疾患について、地域医療に接している先生が登場。正しい知識をわかりやすくお伝えします。
詳細情報
番組内容
■上部消化管
食物の栄養を身体に送る消化管
人間にはなくてはならない臓器でありながら、まだまだ知らない事がたくさんあります
今回は食道・胃など上部消化管に絞り
消化管のひみつから疾患まで、消化管の謎をわかりやすくお伝えいたします
出演者
【専門家】
梅垣英次(神戸大学消化器内科 特務教授)
【アシスタント】
高井美紀(MBSアナウンサー)
ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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