LIFE〜夢のカタチ〜 2014.12.27


まるでヨーロッパの古いお城の中にある秘密の部屋に入っていく気分
そこには王侯貴族の宝物のようにチョコレートが並んでいます
もちろんただのチョコレートではありません
ここでしか手に入らない「世界一」のショコラティエが作ったチョコレートです
チョコレート作りの世界大会で優勝した日本人ショコラティエは東京や大阪といった大都市ではなく自分が生まれ育ったふるさと・福知山にお店を持ちました
クチコミで人気は広がり遠方から買いに来る人もたくさんいます
それは口にした誰をも魅了する魔法の一粒
地方の小さな城下町から新たなチョコレート文化を発信しようとふるさと・福知山で腕をふるう「世界一」のショコラティエがいます
彼のもとには今全国から若者たちが弟子入り
「チョコレート」が結ぶ「人の輪」は台風被害に沈んだ街に勇気と力を与えました
今回はチョコレートでふるさとを元気に!
世界が認めたショコラティエの夢のカタチ!
京都府福知山市
明智光秀が築いた福知山城のふもとに今全国のスイーツ好きが「一度は行ってみたい」と憧れるスイーツ工房があります
洋菓子マウンテン
洗練された店内の雰囲気はこのまま東京のスイーツ激戦区に移転しても人気店になりそう
並んでいるチョコレートや洋菓子の数々はどれも皆宝石のような美しさです
ほんとにキレイここ連れて来たらね
今や地元の誇り
オーナーショコラティエは「世界一」の称号を持つ水野直己さん
フランスでの修業時代から熱い思いは変わりません
ごく一部のグルメな方のために作ってるものじゃないし大人から子どももみんな誰が食べてもおいしいっていう…
人気のボンボンショコラ「杏と塩」は7年前に世界一となったコンクール作品を商品化したもの
本場ヨーロッパの審査員をもうならせたおいしさの秘密は手間を惜しまないその製造工程にあります
真空になってる状態で混ぜてあげるとよりきめ細やかに…
ヨーロッパとは気候が違う日本でのチョコレート作り
福知山の気候条件も考慮しそれに合わせた独自の機械も東大阪の町工場と共同で開発しました
食べた時にまずあんずの香りがしっかり広がってチョコレートの味最後に塩が来るように計算して口の中で
そんな超一流のショコラティエは実は福知山の小さな洋菓子店の2代目
父親の店・マウンテンを2年前今の場所にリニューアルオープンさせました
その時レシピを受け継いだのが蒸し焼きにして作るチーズケーキ
これだけはこの先も作り方を変えるつもりはありません
何度も開けたり閉めたりしますそのまま膨らんじゃうと割れちゃうんですよ
父親のチーズケーキが水野さんを福知山に呼び戻しました
結婚し子どもが生まれた時自分のルーツがこのケーキだと気付いたのです
子どもの頃からおやじが焼いてるものなので
誇りに思えるチーズケーキを父は福知山で焼いていた
それなら自分も!
小さな城下町から新たなチョコレート文化を発信しようという志にひかれて多くの若者が全国から水野さんのもとに弟子入りしてきました
僕らのことも
渡邉さんは水野さんも実力を認める気鋭のスイーツ職人
昨年腕試しにと参加した全国洋菓子コンクールで見事に優勝を果たしその時の作品はマウンテンでも商品化されました
(渡邉)来てからもだいぶ変わっていろいろやらせてもらって
そして今度は世界へ
水野さんの職人仲間の補助役としてイタリアに行きます
まぁ頑張って頑張りますありがとうございます頼んだでいってらっしゃい
世界を知ることが新たな成長につながってくれれば…
僕が若い頃を見てるような感じで…いいなと思いますよ
水野さんはお店で働く若者たちに必ずこう言っています
色んなとこで働いて色んな経験を積んでもらいたいから…ちょうど覚えられた頃に辞めていくので毎年大変ですけどフフフフ…
水野さんは高校卒業後東京の洋菓子店・レストランで経験を積み24歳で憧れのフランスへ
とりあえず履歴書20枚ぐらい刷ってそれを持ってフランスのパリのお店とか色んな所を回って…
どの小さな町にもチョコレートのお店があって地元の人たちが買いに来る
修業時代に見た光景が今も忘れられません
逆にこう燃えるというか…田舎だからそれを言い訳にして弟子をしっかり育てられないんじゃないかとかやっぱりハンデはあるとは思うんですけどそれを乗り越える力にはなってると思います
そんな思いを支えてくれるのが家族の存在です
ただいま長男のたろうです「こんばんは」は?たろうそれ小っちゃいな
どんなに疲れて帰っても3人の子どもたちがいつも元気をくれます
両親がこの街でお菓子屋やってて僕もこの街で育って…でねっ子どもたちが生まれてやっぱり子ども育てるのは福知山でっていう感じが一番いいかなぁという時が来て…
妻の庸子さんは中学の同級生
ふるさとでのびのびと子どもを育てたいという水野さんのよき理解者です
しかし去年水野さんが愛するこの街を大きな災害が襲いました
大体ひざぐらいですねお店がつかっちゃった感じで…
台風18号による豪雨で由良川が氾濫
洋菓子マウンテンにも水は押し寄せしばらくは営業も不可能になったのです
今まで当たり前にお菓子作れてたのが今度作れない状態で…それはやっぱりこたえましたね
泥水が流れ込んだ店内を元どおりにするのは大変でした
結局2カ月ほど営業を休むことに…
そうですねなかなかの試練だったんですけど…片づけの手伝いしてくれたり色んな人が助けてくれたので改めて
災害を経験して気づいた「人とのつながり」
それを大切にしたいと考えた水野さんは近くにあるスパニッシュレストラン・ラボラトリへと向かいました
ここ数年世界の料理人から注目されてきた新スペイン料理を本場スペインで学んできたのがオーナーシェフの西村純一さん
世界一予約が取れないといわれる有名店でも修業を積みました
(水野)今回水害があっていろいろお世話になった人がいるんでその人たちを呼んで
(水野)融合は図っていきたいし…
パーティーは1週間後
よっしゃ!
この日から試作が繰り返されました
スペイン料理とチョコレート
一体どんな共演になるんでしょう?
京都府福知山市にある洋菓子マウンテンは7年前世界大会で優勝した世界一のショコラティエ・水野直己さんのお店
フランスで学んだ最高の技術で口にした誰もが幸せを感じる極上のチョコレートを作り続けています
しかし去年台風による浸水被害でおよそ2カ月間営業できない状態に…
再開までを支えてくれた人たちに感謝の気持ちを伝えたいとスペイン料理とチョコレートがコラボするパーティーを開くことになりました
世界一のショコラティエがいると知り高校時代を過ごした福知山にお店を開いた西村シェフは言ってみれば水野さんの盟友
世界的な名店で修業した独創的なスペイン料理の技法はチョコレートという素材ともなかなかに相性はよさそうです
(水野)楽しいですね新しいことする…まだ…まだかけていいね
心と心が響きあう喜びを感じながらスペイン料理とチョコレートのコラボレーションは進みました
冬はチョコレートの季節
水野さんのもとに今年もまたバレンタインを彩るオブジェの発注がありました
これはデパートの中に飾る作品なんですけどチョコレートの魔法をかけた妖精が飛び立つ瞬間みたいなのを作りたいなと思って…四苦八苦してます
ショコラティエの技術力に加えアーティストとしてのセンスも問われる仕事です
これ作るのも2日ほど徹夜してますねやっぱりでも好きなんでしょうね
(スタッフ)こっちできあがってますよね?最初これを組み上げてもうこれでいいかなと思ったんですけど
発砲スチロールにチョコレートを流しこみ固めてパーツを作り組み立てていきます
厨房は彫刻家のアトリエのような雰囲気に…
独特の緊張感の中で慎重な作業が続きます
手伝うのはお店のスタッフ・村田さん
彼もまた水野さんが期待している愛弟子の1人です
美しいものが好きっていう人はいいもの作るなぁと思うしただでも基本は食べるものがまずできてないとこんなのだけ作れてもしょうがないんでそこは
村田さんはこの春でマウンテンを卒業
師匠と弟子
これが最後の共同作業になるのかもしれません
閉店後の百貨店にオブジェを運び込みます
明日の営業開始時間までの一晩で組み立てなければなりません
集中力を切らすことなく作業は続きます
パーツを取るのは大変で苦労するところですけどこう組み上げていく時は一番楽しいです
最後までクオリティーを追求する水野さん
土台にチョコレートの土をばらまく演出
ホワイトチョコレートを小石に見立てます
完成ですいいねいいですね!
作業を終えたのは深夜2時
開店でーす!
多くの人がオブジェの前で足を止めています
(水野)僕らができることチョコレートに対する可能性みたいなものも自分なりに表現できる場所でもありますしお客さんに喜んでもらうのがやっぱり一番うれしいですかね
今年もまた納得のいく作品となりました
そして迎えたスペイン料理とチョコレートのコラボパーティー当日
会場のスパニッシュレストラン・ラボラトリにはマウンテンのスタッフや水野さんの家族も含めた大勢の招待客が集まりました
水野さんと西村シェフこの日のために試作を繰り返してきたのです
和牛をですねこちら赤ワインの代わりにサングリアに漬け込んでそれを煮込むんですけどそれに水野さんのチョコレート合わせてみたんですけどそれもすごい相性がよくて
「丹波牛の喉肉ショコラ煮込み」は2人の自信作
もうひと品これも2人の才能が見事に調和
フォアグラに甘さを抑えたホワイトチョコレートを練り込みました
実に美しい仕上がりです
なんとか自分の店もしっかりとした形で復旧することができたのは皆さまのおかげですですので今日はそれを感謝の気持ちで表したいと思います乾杯!
(一同)かんぱ〜い!
(拍手)
招かれたお客さんたちは初めて食べる料理に最初は少し戸惑いもあったようですが…
みるみるうちに笑顔が広がっていきました
そしてこのあとが水野さんの腕の見せどころです
お世話になった人たちへの思いを込めた世界一のショコラティエの新作デザートがパーティーの最後を飾ります
小さなモンブランをまたショコラでコーティングしたものをマロンのソースと赤ワインの泡で包んであげてグラスに入れたものです
いよいよデザートが完成
そして…
感謝してますありがとう
福知山でお世話になった人たちへの感謝の気持ちを込めた水野さん渾身のデザートが完成
福知山で採れた栗のモンブランをショコラで包みスペイン産赤ワインの泡と絡めて食べるひと品
水野さんのお店・マウンテンのスタッフにとっても初めての味です
おいしい…
さらに新作デザートがもうひと品用意されていました
ミルクチョコレートが入ってるんですけど空気をたくさん含んでふわふわした食感なんで非常に食べやすい…
この味には西村シェフもビックリ
真面目にやってんじゃんありがとうございます!
ショコラティエとして積み重ねてきたものをすべて出し切ったパーティーは大盛況のうちに終了となりました
いやほんとにありがとうございました今日手伝ってくれた村田もそうなんですけど河大も今年の春にマウンテンを巣立っていきますほんとにしっかりとやってくれる子たちばかり成長してくれてほんとにうれしく思ってますマウンテンのみんなにいつもなかなか言わないですけど…ほんとにそういうところは感謝してますありがとうこれから僕らはしっかりとしたお菓子を作って福知山を頑張って盛り上げていこうっていう仲間なので今後ともどうぞ…僕らの作るお菓子含めてよろしくお願いしますありがとうございました
(拍手)
思いはきっと伝わったはず
世界一のショコラティエ夢のツヅキは?
チョコレートを食べる文化が福知山からできたりしたらステキですね巣立っていく人間がいたりまたうちにやりたいって言って入ってくれる人間がいたりそういうスタッフたちをしっかりと成長させて日本中に弟子を作っていつかはその各地を回りたいなとも思いますね本日はダイアンなり!今日は京橋のほうにやって参りました2014/12/27(土) 11:00〜11:30
ABCテレビ1
LIFE〜夢のカタチ〜[再][字]

人生はいろんな夢でできている…夢追う人の輝く瞬間を佐々木蔵之介の語りで描きます。
今回は、チョコレートで地元を元気に!世界一のショコラティエの“夢のカタチ”!

詳細情報
◇番組内容1
故郷の福知山から新たなチョコレート文化を発信しようと腕を振るうショコラティエの水野直己さん!
世界大会で優勝した世界一のショコラティエ、水野さんの作る宝石のようなチョコレートの魅力とは?
◇番組内容2
昨年の台風被害で知った“人の輪”!感謝の気持ちを伝えようと、スペイン料理とチョコレートをコラボさせたパーティーを開催する!
◇ナレーション
佐々木蔵之介
◇おしらせ
この番組は、朝日放送の『青少年に見てもらいたい番組』に指定されています。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
趣味/教育 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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