当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんにちは。
≫「報道ステーションSUNDAY」です。
今日は夕方4時からお伝えしていきます。
さて、まずなんですが年末に大変なニュースが入ってきました。
海外への出国ラッシュを迎える中なんですがエアアジア航空機が消息を絶ちました。
≫エアアジア航空機は日本時間の今日午前7時35分にこのインドネシアスラバヤを出発しましてシンガポールに向かっていたんですね。
しかし、離陸から49分後午前8時24分に交信が途絶えました。
乗客と乗員合わせて162人が搭乗していました。
≫インドネシアのスラバヤとシンガポールを結ぶ便は各社を合わせると毎日10便近く運航されそれぞれ利用客も多かった。
その中の1つが今回のエアアジア航空機だった。
設立以降、墜落などの大きな事故は起こしていない。
ところが今朝突如、消息を絶った。
≫これはインターネットの航空機追跡サイトに残された当該の8501便の航路だ。
機体から発信する信号から位置を読み取っている。
スラバヤを出発した機体は時速900km以上のスピードで北西に進む。
高度1万メートルに達したビリトゥン島南東の海上でレーダー信号が突然途絶えた。
一体旅客機に何が起こったのだろうか。
情報は今も錯綜している。
わかっている範囲で経緯を振り返る。
インドネシアの首都ジャカルタから東におよそ800km。
スラバヤはインドネシア第2の都市だ。
乗客155人と乗員7人の合わせて162人を乗せた旅客機は現地時間の午前5時20分日本時間の午前7時35分にそのスラバヤを出発した。
エアアジア航空の8501便。
エアバス社のA320型機だ。
向かったのはシンガポール。
何もなければ2時間あまりで到着する予定だった。
ところが出発からおよそ50分後突如、ジャカルタの管制との交信が途絶えた。
実はその直前不可解なことがあった。
旅客機から管制に通常とは違うルートを飛ぶことを求めてきたというのだ。
予定とは異なるルートの意味。
旅客機の周辺でなんらかの異変が発生した可能性が考えられる。
≫天候と人的ミスの可能性。
天候に関していえば現地は記録的な悪天候に見舞われていた。
≫マレーシアをここ数日襲った大雨。
これも、モンスーンと呼ばれる季節風の影響とみられている。
先ほどエアアジアは予定のコースを変えたいとの要求は悪天候が理由だったと明らかにした。
≫運輸当局によると乗客の国籍はインドネシアが149人韓国が3人、シンガポールマレーシア、イギリスがそれぞれ1人だという。
現地の領事館は日本人が乗っている情報はないとしている。
エアアジアは1993年にマレーシアで設立された独立系の航空会社だ。
低運賃を武器に一時はアジア最大の格安航空会社として急成長を遂げた。
これまでに墜落などの大きな事故は起こしていない。
≫原因について小林さんには後ほどまた詳しくお聞きしていきますけれどもまず、このエアバスA320というのがどういう機体だったのかといいますと初飛行が1987年の2月でしたのでこれまで27年間飛び続けているということになります。
現在6092機が世界中で運航していると。
日本でもANAですとかスターフライヤーピーチジェットスター・ジャパンなどで使用されているので我々、乗ったことのある人もかなり多い、なじみのある機体ということがわかりますね。
ではどんな状況だったのか。
まず日本時間の午前7時35分にインドネシア・スラバヤを離陸しました。
2時間後にシンガポールに到着する予定だったんですが距離にすると東京・羽田から熊本よりちょっと遠いぐらいの距離ですね。
予定だったんですがそのちょうど真ん中、49分後日本時間の午前8時24分に交信が途絶えてしまいました。
この前に実は、管制のほうにルート変更の許可を求めていたんですね。
これはつい先ほどわかったことなんですが現地の報道によりますと悪天候のため高度を上げていいかというお願いだったらしいんですね。
詳しく情報を見てみますと大体高度が3万2000フィートで飛んでいた。
9800mなんですがそれを3万8000フィートに上げたいというお願いだったそうなんですね。
よほど悪天候だったというのが想像できるんですが。
≫3万8000フィートは大体どのくらいですか?≫1万1600mぐらいということですね。
その変更のお願いをしているほど悪天候だったということですがその時間帯天気はどうだったのか。
先ほど気象庁から気象衛星画像を引っ張り出してきたんですがこれを見てもわかるようにちょうど、この辺なんですね。
この辺りがですね。
ここに白い濃い雲がかかっていますよね。
これ白ければ白いほど雲の高さがあるということのようなんですね。
ですので、ここにかなり発達した雲がかかっていたということは事実のようです。
この飛行機には乗客155人、乗員7人162人の方が乗っていて子どもも17人いたということなんです。
≫今も消息を絶ったままといった状態です。
それではタイのバンコク支局の河野太一記者と電話がつながっています。
河野さん到着先のシンガポールの空港の状況あるいは最新状況含めてどうなっているでしょうか。
≫現地からの情報ではシンガポールのチャンギ国際空港のターミナル2にエアアジアの事務所があるんですけれども事務所に入るオフィス棟の入り口はテープが張られていて関係者以外は立ち入りができない状態になっているということです。
これまでの情報では乗客のほとんどがインドネシア人であることから家族や知り合いが空港に多数詰め掛けるという事態には至っていないようです。
ただ時折、関係者とみられる人が小走りに建物に入るなどエアアジアのシンガポールの事務所でも情報収集や乗客の家族などの対応に追われているものとみられます。
≫エアアジアという航空会社なんですけれども東南アジアの方々にとってはどういった存在の航空会社なんでしょうか?≫エアアジアは開業以降これまでの航空会社とは異なるビジネスモデルで台頭しアジア全域に航路を拡大しています。
売りとなっている航空券の安さだけでなくこれまで大きな事故もなかったことから東南アジアでは人々が安心して利用できる移動手段としてエアアジアなどの格安航空会社がシェアを伸ばしていました。
最近は同業他社との競争が激化し、思ったように売り上げ収益が伸びておらず日本など新しい市場の開拓を進めていた矢先の出来事でした。
マレーシアのエアアジアの本社によりますと今後の対応はインドネシアおよびシンガポールで行う予定とのことで消息につながる情報が入り次第発表するとしています。
≫河野さんも今現地に向かっているということでまた新しい情報が入りましたら中継つなぎたいと思います。
今、入ってきた情報なんですが外務省によりますと日本人の搭乗者はないことが確認できたということです。
スタジオには航空評論家の小林宏之さんに来ていただきました。
よろしくお願いいたします。
小林さんには実はVTRでもインタビューに答えていただいたんですがハイジャックであるとかあるいは事件性のあることではないとおっしゃっていました。
どうしてもマレーシア航空機の記憶があってなんか、あのエリアでということですがそれはないということですか?≫根拠としては、パイロットがハイジャック信号を出してませんしそれから管制官に対して異常事態を報告していませんのでハイジャック、テロということは極めて少ない今回の場合はそれは排除していいんじゃないかと思いますね。
≫そうしますと先ほど富川さんが写真に、すごく発達した雲が写ってたんですけれども天候の問題ですかね。
≫天候に起因することがやっぱり一番現段階として可能性としては考えられると思いますし特に赤道付近というのは12月から2月にかけて積乱雲が壁のように連立してるんですね。
私もそこで数十キロとか百キロくらい回避することがしょっちゅうあるんですが一番1年のうちでもこの付近というのは天候が一番悪い時期ですね。
≫小林さんも回避されたことがあるということですしパイロットの方って非常に飛行ルートって綿密に計算されますよね。
それを避けることができないという状況というのはままあることなんですか?≫レーダーで見るんですけどレーダーも万能ではありませんし十分によけきれなかったこともありますし先ほどの情報にありますと高度を変えたといっていますけど積乱雲の場合は特に赤道付近の積乱雲は1万メートルから1万数千メートルくらいの高さがありますので通常は高度でよけるというか横に回避するということがほとんどなんですね。
≫それが今回は高度ですよね。
9800mから1万1600mに上げたいと、消息が途絶える前に連絡が入っていたということですね。
≫それは多分、パイロットの目測で高度を変えたらよけれるだろうという目測のもとに管制官に対してリクエストしたと思うんですけど多分、上を越えることができなくて積乱雲に入ってしまってそれが原因としていろんなトラブルが起こった可能性というのは考えられますね。
≫そのお話の流れの中で先ほどヒューマンエラーがということもおっしゃったんですけれどもそういう判断のときに起き得るヒューマンエラーというのはどういうことなんですか?≫まずは回避する高度にするのか、横にするのかその判断です。
あるいは、積乱雲に入って速度計などの機械が非常に不安定になってそれに追随してしまって場合によっては失速してしまうというそういったことも可能性の1つですけど考えられます。
≫実際にエアバス社の飛行機による死亡事故今まで4回あるんですけど全部パイロットの操縦ミス人為的ミスなんですよね。
≫これというのは関係あるんですか…。
≫ということは機体自体のトラブルというのは考えにくいと。
≫考えにくいと思いますね。
これだけ今まで信頼して使われているので。
こういった飛行機の事故というのは1つの原因だけで事故になるというのは少なくて今回のような場合は例えば、天候に起因してそれに2つ、3つ何か悪いことが重なって事故に至るということがほとんどなんです。
今回の場合も積乱雲をよけきれなくて次に、何かしら機材の計器が非常に不安定あるいはパイロットの判断、操作がうまくいかなくて墜落してしまったというそういった可能性があるんじゃないかと思いますね。
≫ちょうど出発して49分後ということですけども49分後というのはどういった状態なんですか?≫ちょうど、巡航に入ってお客様にサービスをしている最中ではないかと思いますね。
≫突然巻き込まれたと。
星さんがさっきから首をひねっていらしたんですが。
≫横に逃げると時間がかかるので上に逃げたほうが早いという判断も…。
急いでたという可能性もありますかね?≫それも多少あると思いますけどパイロットとして絶対に積乱雲には入らないと。
多分、そのときパイロットは高度を変えれば回避できるだろうというそういった判断があったんではないかと思います。
通常私たちは、横によける…。
≫また詳しい情報が入り次第お伝えしていきたいと思います。
≫先ほど、すみません画面に内容が違うテロップが出てしまいました。
大変失礼いたしました。
≫小林さんありがとうございました。
今日なんですが「報道ステーション」年末スペシャルということです。
それでこの年末スペシャル2014年を振り返ってみますと自然災害であるとかあるいは危険ドラッグなどの社会問題、そして安全保障など非常に新しい課題に直面した年でした。
というわけで、今日私たちが徹底的にこだわりたいテーマはこちらです。
今、あなたに迫る危機。
≫突如襲い掛かる自然の猛威。
多くの命が犠牲となった。
≫死者57人。
戦後最大の火山災害となった御嶽山噴火。
暗闇に包まれた山頂で何が起きていたのか。
生存者の証言から完全再現。
≫1日10万人が交差する巨大繁華街・渋谷。
都会の死角で起きる女性を狙った卑劣な犯罪。
更に世間に出回り続ける危険ドラッグ。
事件は今この瞬間もどこかで発生している。
≫小笠原諸島でのサンゴ密漁。
そして尖閣諸島をめぐる中国の領海侵犯。
知られざる防衛の最前線とは。
≫こちらは潜水艦の心臓部になります。
≫極秘に行われる潜水艦の訓練。
≫今、あなたに迫る危機まず最初に取り上げる危機はこちらです。
死者57人そして今も6人の方が行方不明になっています。
戦後最大の火山の災害となってしまいました。
御嶽山の噴火から昨日で3か月がたったんです。
実は私たちなんですが噴火の翌日です。
こちらの映像、山に残された方の救助の様子を生中継でお伝えしました。
この映像なんですけれども実は4人の男性の方が映っていて、自衛隊のヘリで引き上げられる姿をお伝えしました。
この方たちなんですけれども実は彼らは山頂付近にある山小屋のスタッフだったんです。
一体、山頂であの日何が起こっていたのか。
彼らの話をもとに再現しました。
≫突然、小屋をのみ込んだ噴煙。
続々と避難してくる登山客。
負傷者をどう避難させるか極限状態の中山の男たちが下した決断とは…。
そして、生還を果たした登山者たちの取材で明らかになった噴火の惨劇。
更に今回の取材で初めて明らかとなった山小屋で暮らしていた男たちだからこそ感じていた数週間前からの異変とは。
死と隣り合わせ噴火から救助の時間まで知られざる22時間を再現した。
御嶽山噴火登山者を救った山小屋の男たち。
2014年9月27日午前11時45分。
その日は行楽シーズン真っ盛り。
休日も重なり、御嶽山はいつも以上に多くの登山客でにぎわっていた。
≫もうすぐ頂上だよ。
≫本当だ。
≫寄って、いくよ!はいチーズ。
≫山頂付近では登頂の記念写真を撮る人など50人ほどが穏やかなひとときを楽しんでいた。
そのころ、御嶽山の山頂からおよそ1km下った9.5合目にある山小屋覚明堂では4人の男たちが忙しく作業に追われていた。
≫次は客間の準備お願いします。
≫山小屋支配人、瀬古文男67歳。
6月半ば、山小屋の営業に先駆け御嶽山に登り9月末までの3か月以上山小屋で過ごす。
山小屋には、瀬古のほかに3人のボランティアが働いていた。
この日は朝から宿泊客を迎える準備と小屋の修繕作業を行っていた。
いつもと変わらない1日。
しかし、異変は突然起こった。
9月27日、午前11時52分。
御嶽山噴火。
このとき山小屋のスタッフの1人が豹変した御嶽山の姿をカメラで収めている。
≫画面の右下には噴煙から逃れようとする人々の列が見える。
≫助けてください。
≫山が噴火した!≫中へ、早く!≫音を立てて噴き上がる噴煙。
その光景を前に瀬古は、ある後悔の念にさいなまれていた。
≫それは噴火のおよそ2か月前。
≫地震ですか?≫このころから頻繁に地震が発生していたという。
更に噴火前日には…。
≫普段は東風が吹くと硫黄のにおいが鼻をつくのだがこの日は東風でもないのに強烈な硫黄臭が漂っていたのだ。
≫まさか…。
≫続々と山小屋に避難してくる登山客たち。
≫ところが…。
≫この時点で消防には山が噴火したこと自体伝わっていなかったのだ。
≫ヘルメットを。
≫噴火の情報がない中でできることはヘルメットとマスクを避難者に配って回ることしかなかった。
だが、噴火から10分後惨劇が山小屋を襲う。
≫何、何?≫怖い…。
≫避難してきた登山客を再び恐怖に陥れたもの。
それは噴煙による暗闇。
これは別の山小屋に避難した登山客が撮影した映像。
窓の外に噴煙が見えた次の瞬間山小屋は暗闇に包まれている。
覚明堂にも爆風とともに煙と灰が押し寄せ一寸先も見えない状態となった。
≫暗闇の中でも命からがら逃げ込んでくる登山客は後を絶たなかった。
実際に、覚明堂へ駆け込んだ登山客が撮影した映像には…。
背後に迫る真っ黒な噴煙から必死に逃げるがあっという間に視界は闇に閉ざされた。
この状況を受け、瀬古たちは…。
≫ヘッドライトの明かりを頼りに避難者の名簿を作成しようと書いてもらおうとするのだが…。
パニックで自分の名前さえ書けない者もいた。
山小屋が噴煙によって暗闇に包まれてからおよそ10分後。
噴煙も通り過ぎやや小康状態となった。
ところが…。
≫暗闇に包まれた山小屋。
噴煙も通り過ぎやや小康状態となった。
ところが。
≫1人の女性が覚明堂に飛び込んできた。
全身灰にまみれている。
女性は、登山ガイドの小川さゆりさん。
1人で登山ルートの下見をしていたところ頂上付近で噴火に見舞われた。
その位置は今回の噴火口のすぐ近く。
突然、背後にドドンと鈍い音がなり振り向くと見上げるほど高く噴煙が。
そこで見た光景は現実のものとは思えないものだった。
≫山頂近くで撮影された映像にはまさに小川さんが目撃した驚愕の光景が映っていた。
≫噴煙とともに次々と頭上から降り注ぐ噴石。
≫だが、次の瞬間…。
撮影者は暗闇に包まれた。
更に激しい噴石が降り注ぐ。
小川さんも噴石が降り注ぐ中偶然近くに体を隠せる岩陰を見つけなんとかやり過ごすことができた。
その後、必死で山を駆け下りる中うめき声を上げている女性に遭遇する。
≫その女性は噴石によって足を骨折し身動きが取れなくなっていたのだ。
≫しかし、女性は後日帰らぬ人となっていたことがわかった。
更に…。
≫新たに山小屋へとたどり着いた1人の男性。
だらりと伸びた両腕は血に染まり負傷している。
男性は愛知県から来ていた水野さん。
噴石の直撃を受け両腕を骨折するほどの重傷だった。
≫噴石が直撃した鍋がその衝撃のすさまじさを物語っている。
これは、噴火の1時間半前に水野さんの同僚が撮った写真なのだが…。
≫山頂から逃げ延びることができたのは水野さんだけだった。
その水野さんは今、顔色が悪く寒気も訴えている。
早く病院へ連れて行かないと取り返しのつかないことになってしまうかもしれない。
≫ほかにも負傷した登山者がいる中瀬古はぎりぎりの判断を迫られる。
救助隊が到着するまでここにとどまるべきか。
それとも、怪我人を連れて下山するべきか。
このとき時刻は午後3時50分。
日没まではあと2時間もない。
登山ルートが灰に埋もれてしまった今日が沈んでしまえば下山は不可能。
瀬古は決断した。
≫そのとき。
≫ゆっくり行きましょう。
≫皆さん気をつけてくださいね。
≫こうして山小屋へと避難したおよそ60人の登山者は全員無事下山することができた。
実はこのとき、瀬古はもう1つの大きな決断をしていた。
午後6時50分。
≫役場からだった。
≫ところが、瀬古は思いもよらぬ返答をする。
≫まだ避難してくるかもしれない登山者がいる限り山小屋は開けておく。
また噴火が起こり、噴石で小屋がつぶれてしまうかもしれない中男たちは一夜を過ごした。
しかし翌朝まで新たな避難者が来ることはなかった。
そして…。
噴火からおよそ22時間後。
≫山小屋の男たちがヘリで引き上げられる姿は生中継で全国に伝えられた。
スタッフ3人が先に引き上げられ瀬古は最後を選んだ。
上空から見た御嶽山は慣れ親しんだ山の姿とは別世界だった。
≫御嶽山の噴火でわかったのは専門家でも予知が難しいということだ。
不測の事態で、どのようにして登山者の命を守るのか。
今月13日、三重県で行われた山の防災対策会議。
そこに、瀬古の姿があった。
≫噴火の体験から得た教訓を山の仕事などにかかわるボランティアスタッフに伝えるためだ。
≫覚明堂の瀬古さんもおっしゃっていたんですが火山の噴火というのは予知が非常に難しいとされているんですね。
気象庁はある取り組みを始めたんですね。
御嶽山の噴火前は実際どうだったのかといいますと火山性地震が急増していた。
これは噴火の前兆現象とみられるものではあったんですけれども観測班を派遣しなかったんです。
なんでかといいますとほかに前兆現象が見られなかったということで火山活動は高まっていないという判断だったんですね。
しかし噴火は起きてしまった。
それではだめだということで噴火後はこのようにしようと。
わずかな噴火の前兆があってもすぐに確認したら観測班を現地に派遣することにするということです。
早め早めにとにかく観測することによって水蒸気噴火御嶽山のものなんですけど非常に予知が難しいとされているものでも予知できる可能性が高まるんだということなんです。
≫現地に派遣という対応で思い出すことがあって2000年に有珠山が噴火したときに取材をしたんですがあのときは実は北海道大学の名誉教授の岡田先生が2日前に住民をすべて避難をさせて有珠山の噴火のとき人的被害が全く出なかったんですね。
そのときに岡田先生がおっしゃっていたのはデータでは火山はわからない。
現場に行かなければわからない。
現場に行けばある程度のことはわかるとおっしゃっていたのが印象に残っていて岡田先生のいわゆる、教訓というのを生かせなかったんだなというふうに非常に思ってしまうんです今回。
≫岡田先生のように、いわば主治医ですよね。
有珠山の主治医みたいな人がずっと見続けているとわずかな変調を把握できるんですよね。
それと、御嶽の爆発のあと結構全国の火山でレベルを、危険度を上げたところ結構多いですよね。
そういう事前の先手、先手というのは非常に必要ですよね。
≫ただ、現地に派遣というのは一方で人員が不足していたり人材、あとは予算の問題とかいろんな課題が自治体にあるということですよね。
≫私の地元の福島の山でもレベルが上がって少し警戒しているらしいんですけど35年前の噴火のとき私、有珠山の取材に行ったことあるんですけどあのころは山に行く観光客って少なかったんですよね。
それが急速に増えましてこれから団塊の人も行くようになると噴火の頻度ってそう変わってないと思うんです。
天然現象ですから。
しかしそれによって人的被害が増えるということですから噴火があったり温泉が噴き出しているというのは相当、地下で活動があるということですから危険なものだということを前提として山に行くということを考える必要が出てきていますよね。
≫今回、今あなたに迫る危機をお伝えしていますが続いての危機は、こちらです。
東京・渋谷の様子なんですがこの場所は日本を代表する繁華街としても有名な一方でさまざまな事件の舞台ともなっているんです。
私たちは2週間にわたり渋谷警察を密着しました。
都会の死角で女性たちが狙われています。
≫東京・渋谷。
日本を代表する歓楽街。
年末ともなると街は色とりどりに装飾され集まった人たちの歓声がこだまする。
だが、終電時刻を過ぎたとき街はその表情を一変させる。
≫交際相手を暴行された男性。
深夜の街に怒号が鳴り響く。
≫都会の死角で狙われる女性たち。
華やかな街並みのその裏で一体何が起きているのか。
≫渋谷センター街の中心にある宇田川交番。
渋谷署管内で最も事件の取り扱いが多く7人の警察官が常駐している。
時刻は午前3時36分。
この日も、女性が狙われた。
≫20代の女性会社員が助けを求め泣きながら宇田川交番にやってきた。
≫女性によると、路上で外国人の男が背後からぶつかってきた。
怖くなった女性は反対側の歩道に逃げたものの男がそのあとを追いかけてきて右頬を殴って逃走したという。
≫その外国人は長髪でヒョウ柄の衣服を着用しひものない靴を履いていたという。
女性が暴行されたのはほんの数分前。
警察官は2人1組で現場へと向かう。
≫行き交う人たちに目を凝らす。
そのとき、突然警察官が走り出した。
止めたのは自転車に乗った男性。
しかし、ヒョウ柄の服の外国人ではなかった。
なぜ、自転車を止めたのか。
≫実はこの警察官男性の首元からのぞくフードのヒョウ柄を見逃さなかったのだ。
次に警察官が向かったのは渋谷駅前のスクランブル交差点。
すでに電車はない。
タクシーならばこの大通りで拾うはず。
そう読んだのだ。
そのときだった。
≫前方にヒョウ柄のパンツをはいた男が…。
≫流暢な日本語を話す白人だった。
警察官はすぐさま足元を確認する。
履いていたのはひもなしの靴。
女性の証言と一致していた。
職務質問と聞き、かたくなにその場を離れようとする。
≫女性を暴行した疑いで職務質問を受けるヒョウ柄の服の外国人。
そのとき…。
≫そこに現れたのは暴行を受けた女性の交際相手。
女性から連絡を受け駆けつけたのだ。
警察は、その場で女性に確認を取る。
≫この外国人の自宅は渋谷から車でわずか10分の場所。
警察官の読みどおりタクシーを拾う寸前だった。
ヒョウ柄の服を着た外国人は暴行の疑いで渋谷署へと運ばれ詳しく事情を聴かれることとなった。
取り調べに対し、今も犯行を否認しているという。
≫これは、ただ女性は道を歩いていただけだったのでどんな方にも起こり得るので怖いですよね。
近年、女性がこのような被害に遭う犯罪が急増しているんですね。
暴行事件の女性被害の割合なんですがここ20年で2倍近くまで増えているんです。
更に、ひったくり事件の被害者なんですがその9割が女性ということで本当に気をつけなきゃいけないんですがこちらをご覧ください。
こちらは今年9月大阪で撮影された防犯カメラの映像なんですね。
女性が夜道を1人で歩いています。
すると、その後ろ男性が小走りで追いかけています。
このあと女性は細い路地の角を曲がるんですが男性も様子をうかがっているのがわかりますね。
そして、突然走り出すんです。
そして、男性は女性のかばんを奪って走り去りました。
警察は、強盗容疑でこの男性の行方を追っているんですね。
今も捕まっていないんです。
映像からもわかるように女性の夜道の一人歩きというのは時に思わぬ危険をはらんでいます。
≫宇田川交番に駆け込む男性。
≫路上に若い女性が1人倒れているという。
現場へ向かうとそこは人影もなく街灯も少ない場所。
暗闇の先には人影が2つ。
≫通報者の話どおり若い女性が倒れていた。
≫20代だという女性は泥酔し会話もままならない状態。
強盗や性犯罪に巻き込まれる可能性もあった。
≫20代の女性は渋谷署の一室で夜を明かすこととなった。
≫この2時間後、女性のバッグは路上に放置された状態で発見されたが中の財布は消えていた。
渋谷区では飲食店による女性への強引なスカウトや客引きをめぐるトラブルが多発。
12月1日にこれらを禁止する条例が施行されている。
午前4時45分再び渋谷の宇田川交番。
≫午前4時45分。
1人の男が交番へと連れてこられた。
≫この男、クラブにいた女性客のバッグをとって逃げたところを男性従業員に捕まったという。
≫バッグは知らないと言い張るこの男。
突然、服を脱ぎ始める。
≫しかし、警察官が質問をしていると…。
≫そのときバッグを取られたという女性がやってきた。
手には盗まれたはずのバッグが。
聞けば、路上に捨てられていたのを自ら見つけたという。
≫女性は、犯行を目の当たりにし震えている。
この男がバッグをとった張本人か実際に顔を確認してもらう。
≫被害女性の証言を得た警察官。
男に証拠を突きつける。
≫被害者を目の前にしながらも最後まで認めようとしない男。
≫男はついに女性のバッグを盗んだことを認めた。
≫警察は、男を窃盗の容疑で現行犯逮捕。
その後の捜査で男は1人でクラブに来て複数のバッグを物色していたことがわかった。
警察は余罪もあるとみて捜査を続けている。
≫続いてお伝えしますのは日本に迫る危機です。
今年というと、小笠原諸島付近で中国漁船によるサンゴ漁の密漁大きな問題となりました。
そして尖閣諸島の周辺海域もそうなんですが日本の海が中国の脅威にさらされています。
実は、中国の漁船といった民間の船だけではないんですね。
こちらをご覧ください。
軍艦やそして潜水艦も日本の海域でこんなに活動しているんです。
こうした海の監視警戒に当たるのが潜水艦です。
ただ、この潜水艦あまりなじみがないですよね私たちには。
どんな性能なのか果たしてどんな任務なのか。
実際に私が乗って取材してきました。
≫極秘に行われる潜水艦の訓練。
知られざる内部の生活。
≫海上自衛隊の潜水艦出港の準備をしているようです。
≫普段見ることができない機密の塊に潜入した。
潜水艦の任務は海から攻めてきた他国の軍艦や潜水艦を迎え撃つこと。
災害派遣や人命救助での活用はほぼなく、攻撃のために生まれた兵器といえる。
その1つ「やえしお」。
≫では潜水艦に搭乗します。
≫その存在を誰もが知っているが艦内がどうなっているのかはほとんど知られていない。
軍事機密だらけの非日常の空間へ。
いきなり入り口で止められた。
扉の厚みでどのくらい潜れるかわかってしまうからだという。
高さ16m全長は82mにも及ぶ。
建造費はおよそ520億円。
艦内は3階建てで魚雷を発射する場所や寝室、食堂など10に区切られ71名が任務に就く。
≫入るだけでも結構大変だったんですがこれが、潜水艦の中ですね。
想像以上にやっぱり第一印象狭いです。
≫狭い艦内を行くと、突然異様な光景が飛び込んできた。
≫こちらは潜水艦の心臓部になります。
今、暗く電気が落とされて赤いランプがともっています。
≫機密の塊・潜水艦。
極秘訓練が行われていた。
≫潜望鏡で敵艦を発見。
魚雷で先制攻撃を行うという。
≫辺りは赤いライトがともされとても暗い。
夜、潜望鏡で外を見るため暗さに目を慣れさせておく必要があるからだ。
≫発射の最終決定を下すのは渡辺艦長。
潜望鏡をのぞき敵艦を再度確認号令が下された。
≫敵艦の発見から魚雷発射までわずか数分。
潜水艦では人知れず攻撃訓練が続けられていた。
通常の明かりに戻された発令所。
計器などがずらりと並ぶが撮影禁止の場所は多い。
国家機密とのことだ。
≫海の中を自在に動く潜水艦には舵が3つある潜るための潜舵左右の方向を決める縦舵そして上下の向きを決める横舵。
≫まさにこの潜水艦をコントロールする運転席ともいえるとこなんですがこれは潜るときには押すそうで浮上するときには引く。
全く力がいらないで軽いんですよね。
≫舵を握る担当は外が見えないため潜望鏡をのぞく隊員の指示で動く。
よく見るとカバーがかけられている。
中にはどのくらい深く潜れるかが記されている。
≫潜水艦の先頭へ向かう。
≫実は映せないんですけれども私の下の両側に魚雷があります。
この上にも魚雷が積んであるということなんですがちょっと撮影はできません。
長さにして10mぐらい。
筒のような魚雷が置いてありまして魚雷の一番後ろにスクリューもついています。
潜水艦といえば魚雷。
その威力とは…。
軍艦を一瞬で真っ二つに破壊する。
これはオーストラリア軍の訓練の様子。
日本の魚雷もこれと同様の威力があるとされる。
次に向かったのは乗組員の居住空間。
≫こちらが乗組員の方が寝起きをする居住スペースということなんです。
第3居住区というところ入ってみましょうか。
狭いです。
この狭いところになんと6人分のベッドがあります。
3段ベッド。
≫プライベートな場所はこのベッドのみ。
≫すいません、お邪魔します。
これが居住スペースですか皆さんの。
≫そうですね。
≫一番下の方って…。
はって入る。
だって、上がほとんどスペースないじゃないですか。
寝返りも難しい…。
≫ベッドの下には…。
≫艦内では音にも気をつけなければならない。
テレビやDVDを見るときはヘッドホンをつける。
音が漏れると発見される可能性があるからだ。
このほかにも…。
≫このような金属にはすべて音が出ないようなラバーが巻きつけてあるし床も、音が出ない特別な材質を使ってるんだそうです。
≫日本の潜水艦は音を出さない技術や工夫が世界一といわれている。
ここで潜水艦のルールを紹介。
この中で許されていることは何か。
1、飲酒2、携帯電話の使用3、女性自衛官の勤務。
実は全部だめ。
酒や携帯は禁止。
トイレやベッドが確保できないため女性は勤務できない。
そんな潜水艦の任務で唯一といえる楽しみが食事。
≫皆さん、お食事中です。
すみません、失礼します。
金曜日は必ずカレーが用意される。
長い航海でも曜日感覚を失わないためだという。
≫いただきます。
これはおいしい。
本格派カレーですよ。
≫水面下で防衛を続ける潜水艦部隊。
家族にも決してその任務を明かしてはいけない。
日本政府は現在16隻ある潜水艦を今後22隻まで増やす方針だ。
気になるのは、昨今海洋進出を続ける中国の存在。
≫沈黙の艦隊は今日も人知れず防衛の最前線にいる。
≫いまどき、南極観測隊でも宇宙ステーションでも外部と連絡が取れると思うんですけれども潜水艦というのは一度、任務に就くと本当に全く外部と連絡が取れなくて家族もいつ帰ってくるかわからないと。
どこにいるのかもわからないそういう厳しい訓練をされています。
どこにいるかもわからないという意味で日本の潜水艦の技術は大変優秀なんだそうです。
世界的にも非常に優秀だといわれていてまず音がしない。
音がしないのと隠密行動海の忍者といわれるくらい。
その日本の技術をオーストラリアなどは評価していて、こうして最新型の潜水艦の質に向けて協議が動き始めているんです。
その背景がこちら。
日本とアメリカに加えオーストラリアで太平洋をこうやって防衛して中国の海洋進出を防ごうという方針がある。
その中で潜水艦というのは中国の海洋進出を防衛する要といえるもので非常に重要であるということです。
このことについてはどういうふうにお考えですか?≫とりわけオーストラリア日本はもう1つ日米安全保障条約を基本に日米韓という枠組みがあるんですが韓国というのはうまくいっていないので実際に機能しているのはこのオーストラリアを含めたもの。
オーストラリアは南シナ海に対して強い利害関係を持っていますから縦の軸で中国を刺激しないようにそして安全保障を確立しようと。
それから、安倍総理とアボット首相というのは非常に仲がいいんですね。
アボットさん、今年の4月に来日したときに安全保障会議に外国の首脳として初めて出席をしたり安倍総理がオーストラリアに行って演説をしたりということで日米豪、この関係を基軸にしながら中国の進出を防いでいこうという意味では非常に重要なポイントですね。
そしてオーストラリア自体が潜水艦の更新時期に入っているんです。
そこで日本の技術がほしい。
ただ、日本にはいろんな武器の制約がありますからそれをどうクリアするかですね。
≫武器輸出三原則というのでこの4月に法改正をして。
オーストラリアがもし輸入したらそれが初輸出になるということもあるみたいなんですね。
≫最初のケースとしてやろうとしているんですけど。
あとは潜水艦と一緒にP3Cという潜水艦をウオッチする精度も日本が強いものですからそれによって中国をアメリカとオーストラリアで役割分担をしながら封じ込めようというそういうことをやってるんですよね。
≫その辺の歯止めがどうなるのかというのは議論が必要になってきますよね。
≫最新のニュースをお伝えします。
今朝消息を絶ったエアアジア航空機について詳しい状況がわかってきました。
インドネシアのスラバヤを日本時間の午前7時35分に離陸したエアアジア機なんですがシンガポールに向かっていたんです。
その途中、49分後の日本時間午前8時24分に交信が途絶えました。
その直前に旅客機は悪天候のため高度を上げたいと通常とは違うルートで飛ぶことを管制に求めていました。
≫空港を飛び立ってからおよそ10時間。
乗客・乗員162人の行方はいまだわかっていない。
≫インドネシアのスラバヤとシンガポールを結ぶ便は各社を合わせると毎日10便近く運航されそれぞれ利用客も多かった。
その中の1つが今回のエアアジア航空機だった。
設立以降、墜落などの大きな事故は起こしていない。
ところが今朝突如、消息を絶った。
≫これはインターネットの航空機追跡サイトに残された当該の8501便の航路だ。
機体から発信する信号から位置を読み取っている。
スラバヤを出発した機体は時速900km以上のスピードで北西に進む。
高度1万メートルに達したブリトゥン島南東の海上でレーダー信号が突然、途絶えた。
一体旅客機に何が起こったのか。
情報は今も錯綜している。
わかっている範囲で経緯を振り返る。
インドネシアの首都ジャカルタから東におよそ800km。
スラバヤはインドネシア第2の都市だ。
乗客155人と乗員7人の合わせて162人を乗せた旅客機は現地時間の午前5時35分日本時間の午前7時35分にそのスラバヤを出発した。
エアアジア8501便エアバス社のA320型機だ。
向かったのはシンガポール。
何もなければ2時間あまりで到着する予定だった。
ところが出発からおよそ50分後。
突如、ジャカルタの管制との交信が途絶えた。
実はその直前不可解なことがあった。
旅客機から管制に通常とは違うルートを飛ぶことを求めてきたというのだ。
予定とは異なるルートの意味。
旅客機の周辺でなんらかの異変が発生した可能性が考えられる。
≫インドネシア・スラバヤの空港に駆けつけた関係者たち。
何が起こっているのかもわからず不安に表情を曇らせ泣き崩れる。
≫では、専門家の言う天候と人的ミスの可能性について。
天候に関していえば現地は記録的な悪天候に見舞われていた。
≫マレーシアをここ数日襲った大雨。
これも、モンスーンと呼ばれる季節風の影響とみられている。
先ほどエアアジアは予定のコースを変えたいとの要求は悪天候が理由だったと明らかにした。
また、海外のいくつかのメディアは次のようにも伝えている。
旅客機は悪天候を避けるため高度を1800m上げるとともに進路を左にとりたいと求めてきた。
≫運輸当局によると乗客の国籍はインドネシアが149人韓国が3人シンガポール、マレーシアイギリスがそれぞれ1人だという。
現地の領事館は日本人が乗っている情報はないとしている。
エアアジアは、1993年にマレーシアで設立された独立系の航空会社だ。
低運賃を武器に一時はアジア最大の格安航空会社へと急成長を遂げた。
これまでに墜落などの大きな事故は起こしていない。
≫タイ・バンコク支局の河野太一記者と電話がつながっています。
河野さん、エアアジア側から最新の情報提供などあったんでしょうか。
≫飛行機が到着する予定だったシンガポールのチャンギ国際空港にあるエアアジアの事務所には乗客の家族らが時折出入りするほかは大きな混乱は起きていないということです。
現地のインドネシア大使館の職員らによればエアアジアとしての対応は航空機が出発したインドネシアにおいて行うということで今のところシンガポールでの会見などの予定はないということです。
シンガポールの事務所前にはメディアが詰め掛けていますが入り口にはテープが張られ関係者以外立ち入りができない状態となっています。
マレーシアにあるエアアジア本社によれば消息につながる情報が入り次第発表するとしています。
また、先ほどエアアジアの最高責任者がマレーシアからインドネシアのスラバヤへ向かったとの情報も入ってきています。
≫エアアジアなんですけども東南アジアでは大変重要な移動手段のようですね。
≫東南アジアでは鉄道網が脆弱で主な都市への移動は飛行機の利用がメーンとなります。
エアアジアは開業以降ほかの航空会社とは異なるビジネスモデルで台頭し運賃の安さを売りにしてきました。
またこれまで大きな事故もなかったことから観光客だけでなくビジネスマンなどの利用が多くなってきました。
ただ、最近は同業他社との競争も激化し運賃の値下げによる収益率の悪化が加速し日本など新たな市場の開拓が求められていました。
私のいるタイでもグループ会社が日本に直行便を飛ばすなど訪日観光客の増加を背景に積極的な業務拡大を行っています。
人々の関心が高くタイでもトップニュースで報じられています。
エアアジア社によりますと消息などがわかり次第ホームページで発表するといっているようです。
≫そしてこのエアアジア機に関する最新情報が入ってきました。
インドネシア運輸当局によるとこのエアアジア機から救難信号が発信されなかったことがわかったということです。
これまでにわかっていることを改めて確認しておきます。
日本時間の午前7時35分にインドネシアのスラバヤを離陸してシンガポールに向かっていました。
そして、交信が途絶えたのが午前8時24分でした。
この前にパイロットが悪天候のためにルート変更の許可を管制に求めていました。
このとき高度を上げたいと願い出ていたというのを番組冒頭で伝えたんですが高度だけではなくて向きを変更したいと。
左に向きを変えたいという申し出もしていたということです。
パイロットは何を避けたかったかというのはまだわかっていません。
乗客・乗員は合わせて162人でして現地の領事館によりますと日本人が乗っていたという情報はないということなんです。
≫そしてたった今入ってきたニュースです。
これもまた大きな事故のニュースです。
ギリシャの海上で470人近くが乗ったフェリーで火災が発生しまして現在救出活動が行われています。
火災が起きているのは乗客411人乗員55人を乗せたカーフェリーのノーマン・アトランティック号でギリシャ西部のオトニ島からおよそ60km離れた海上で火災が発生し遭難信号が出されました。
船は車両200台以上も運んでいましたが火は、この車庫から出たとみられていて船長が乗客に船からの脱出を命じましたが難航しているということです。
現地の沿岸警備隊がヘリや船で救助に向かっています。
ギリシャの日本大使館によりますと日本人が乗船していたかどうかを現在確認しているということです。
≫脱出は困難だということですね。
続いてもニュースをお伝えします。
お正月を海外や故郷で過ごす人たちで空港や鉄道は今日も混雑しています。
≫今日だけで羽田空港と成田空港から海外へ出発する人はおよそ6万5600人に上ります。
今年は近場のアジアやハワイなどのリゾート地が人気だということです。
鉄道も混雑しています。
JR各社によりますと東海道新幹線の下りは始発から自由席の乗車率が130%を超えるなど帰省ラッシュが続いています。
混雑のピークは、あさって30日とみられています。
≫では現在の道路状況はどうなっているんでしょうか。
矢島さん。
≫辺りはすっかりと暗くなってまいりました。
こちらは東名高速の下り大和トンネルまでもう少しといった場所なんです。
実際に今ここを走ってみますと下りはご覧のように、すいすいと車が流れているんです。
ですが、ちょっと今植え込みで見づらいんですが上りに今渋滞が発生しています。
上りは大和トンネル付近でなんと21kmの渋滞という状態なんです。
恐らく東京方面に向かって東京の近くで年末年始を過ごされる方の渋滞のようなんです。
今ちょっとトンネルに入ってしまいましたがこちらは流れています。
下りが流れているのは今回、長い連休ということで多く取れる方は9連休という方もいらっしゃるということで渋滞がないように分散される方が多かったんじゃないかという予測もあるんですね。
その代わり、お正月明けてからのUターンラッシュの恐れがありますので1月の2日、3日に帰られる方には要注意ということで多いところでは45kmの渋滞の予測も出ています。
お帰りの際にはお気をつけください。
≫次です。
政府・与党は、法人税引き下げの財源を確保するため過去に赤字決算を出した大企業の支払う税金が安くなる現行の制度を縮小しまして課税を強化する方針を固めました。
現在大企業が赤字になった場合次の年から9年間は毎年の所得の最大8割まで課税の対象から差し引くことができます。
しかし、この制度が税収を押し下げているため差し引ける上限額を来年度から段階的に5割に引き下げ法人税を確保する方針です。
また、赤字企業にも事業規模に応じて課税する外形標準課税の拡大や企業の持つ株の配当金への課税強化も行うことを決めました。
これらの増税で財源の大半をまかなうことで再来年度までに3.2%以上の法人税の減税を目指します。
≫このニュースの原稿を私、何度読んでもよくわからないんですよ。
企業にかける税金を減らして結局また企業からとるということですか。
≫まさに端的にいうとそういうことになるんですがアベノミクスの核心部分に法人税減税があるんです。
安倍総理も政労会談などで言っているように賃金を上げてくださいと企業に。
企業が賃金を上げるかどうかは自由なんですが、法人税を下げてその分、メリットがあるんだからそれによっていわば好循環の回転を生んでくださいというのが今回の趣旨なんですね。
その意味では、アベノミクスを成功させる鍵がこの法人税減税によって企業マインドが変わるかどうか。
そこにかけてるんですね。
ところが土台が見つからなかったと。
そこは星さんが言ってましたが。
≫あまり一般の人にばかり負担をかけないで企業にもというイメージ的なものはあるんですか。
≫要するに、企業がドカンと赤字が出たのを何年かにわけて赤字、赤字だから法人税払わないというのが今、続いてるんですね。
今、さすがに8割ぐらい控除していますからそれを5割ぐらいに圧縮していくら赤字だからといっても企業はちゃんと税金まけるわけにはいきませんよという制度にするというんですけど片方で法人税を3.2兆円も下げてこっちのほうから法人税をとりますよというのは会社からするといってこいであまりプラスないような気もしますしこれはどうも、私の見るところ消費者には消費増税で5から8にしました。
それで法人税、まけるのかよと。
消費者には厳しく大企業に甘くというのはおかしいじゃないかという批判を避けるために法人税減税を下げるけども外形標準課税だとかほかの課税で企業からちゃんと取るところは取りますよということを消費税をあげることに対する方便にしようとしてるんですね。
だから、結果としてわかりにくいことになっちゃって考えてみると、法人税を3兆円も下げるというのはちょっとやりすぎかなという罪の意識といいますかまずいなということがあっていかにも大まけしてきた国の欠損のやつを戻しますよと、少し課税を強化しますよという穴埋めをしているというちょっとわかりにくい結果になってますね。
≫企業から下げたものは企業からとるというニュースなんですか。
≫それと企業が給料上げるかどうか。
それは企業の判断ですからね。
≫そこがポイントですね。
続いてスポーツです。
≫はい、スポーツです。
1年を締めくくる競馬のドリームレース有馬記念。
今年最後のG1レースはどの馬が制したのでしょうか。
11万人以上の観客が集まった有馬記念。
引退レースとなる黒の帽子ジェンティルドンナはG1、7勝目を狙います。
迎えた最終コーナー。
ジェンティルドンナは2番手につけます。
そして、勝負は最後の直線に。
ここで先頭をとらえると最後は追撃をかわしてゴール。
過去最多タイG1、7勝目を挙げたジェンティルドンナが最後のレースを有終の美で飾りました。
≫フィギュアスケート全日本選手権。
ショート首位スタート羽生結弦のフリー。
冒頭の4回転。
体調が悪かったという羽生はジャンプを失敗。
しかし、続く4回転をきれいに成功させます。
演技後半、不屈の王者は決してあきらめない強い気持ちで見事に立て直すと2位に大差をつける圧勝で3連覇を達成しました。
しかし今日になり腹痛の精密検査のため明日行われるアイスショー欠場を発表しました。
≫女子サッカー皇后杯準決勝。
日テレ対仙台の試合は前半30分。
緑のユニホーム日テレが長谷川の3試合連続ゴールなどで快勝。
5大会ぶりの決勝進出を決めました。
そして準決勝もう1試合。
浦和対千葉の1戦は赤のユニホーム浦和1点リードで迎えた後半24分。
途中出場の清家がキーパーの股を抜く技ありゴールで追加点を奪います。
その後も追加点を挙げ勝利した浦和。
今大会初優勝を目指し日テレとの元日決戦に臨みます。
≫ショートトラックソチオリンピック代表酒井裕唯。
得意の1000m。
2番手でチャンスをうかがうと残り3周。
外側から仕掛け一気に前へ抜け出します。
エースらしい貫禄のレース運びで後続を引き離した酒井。
4年後のオリンピックを目指す27歳がこの種目4連覇と初の総合優勝を飾りました。
大阪都構想の是非を問う住民投票を、維新側は来年5月17日に実施する方針を固めました。
公明側が一転して実施に賛成したことで、都構想は実現に向けて動き出しましたが、公明の府議・市議からは、異論も噴出しています。
松井・大阪府知事と橋下・大阪市長はきのう、公明党の府議・市議幹部と、都構想について協議しました。
公明側は都構想そのものには反対する姿勢を崩していませんが、住民投票の実施には賛成。
投票時期を来年4月の統一選後にするよう、求めたということです。
維新側は今月30日に都構想の協議会を再開し、制度案を2月議会に再提案。
維新と公明で過半数を占める府議会・市議会それぞれの会期末に都構想案を可決し、5月17日に、住民投票を実施する方針です。
ただ、維新側との合意内容についてきょう午後、公明府本部の幹部から説明を受けた公明の一部の府議・市議は、「支援者から反発がある」などと批判。
意見がまとまらず、あすも話し合うことになりました。
大阪府茨木市の住宅で、一人暮らしの68歳の女性が殺害された事件で、室内に現金の入った財布などが残され、目立った物色の跡がなかったことが分かりました。
おととい午後1時ごろ、茨木市宿久庄の住宅で、ひとり暮らしの西田民枝さんが胸や腹などを刺されて殺害されているのが見つかりました。
刺し傷や切り傷は合わせておよそ20ヵ所あり、最も深い傷は10センチ以上で、心臓に達していました。
犯行は21日ごろとみられています。
その後の取材で、室内には、現金の入った財布や通帳、携帯電話などが残され、目立った物色の跡がなかったことが分かりました。
警察は、「恨みを持つ者」や、「盗みに入って鉢合わせとなった者」による犯行の可能性があるとみて、きょうも朝から現場を検証し、事件解決につながる手がかりを捜しています。
年末年始を海外で過ごす人たちの出国ラッシュがピークを迎え、関西空港は家族連れらで混雑しました。
この年末年始は、最長で9連休になる人もいて、関空からは、きょうだけで2万5400人が海外へ旅立ちます。
今月19日から来月4日までの国際線利用客はおよそ68万人で、1日平均は、過去最高の4万人となる見通しです。
行き先は韓国がトップで、次いで東南アジア・台湾の順となっています。
帰国のピークは、来月4日と予想されています。
「三井の晩鐘」で知られる滋賀県大津市の三井寺で、大みそかの除夜の鐘を前に、1年の汚れを落とす「すす払い」がありました。
3人の僧侶が、ササの葉と青竹で作られたほうきを使い、1年間にたまったほこりやごみを丁寧に払い落としていきます。
三井寺の鐘はおよそ400年前に作られ、その音色の良さは平等院や神護寺とともに「日本三名鐘」の一つに数えられています。
国の重要文化財の鐘楼には、しめ縄や提灯が施され、新年を迎える準備がすっかり整いました。
2014/12/28(日) 16:00〜17:55
ABCテレビ1
報道ステーション SUNDAY年末スペシャル[デ][字]
日曜日も報道ステーション!週末起きた最新ニュースを報ステならではの取材力で追跡。時代を映し出すドキュメンタリー特集、キーパーソンとの生討論。最新スポーツ情報も。
詳細情報
◇番組内容
週末に起きたニュースを現場の緊迫感や速報性を重視して取材。またスポーツ速報、長野智子によるキーパーソンとの生討論、硬軟取り混ぜた時代を映し出すドキュメンタリー特集など、情報満載でお送りします。
◇出演者
【メインキャスター】
長野智子
【サブキャスター】
富川悠太(テレビ朝日アナウンサー)
【スポーツキャスター】
竹内由恵(テレビ朝日アナウンサー)
【フィールドリポーター】
矢島悠子(テレビ朝日アナウンサー)
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst-sun/
放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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