ニュース・気象情報 2014.12.29


10時25分になりました。
ニュースをお伝えします。
厚生労働省は来年、都道府県ごとに適切な医療費の水準を示すとともに、各都道府県が将来、地域で必要となる医療提供体制を盛り込んだ地域医療ビジョンを策定することなどを通じて、医療費の伸びの抑制につなげたいとしています。
国民医療費は、平成24年度、過去最高の39兆2000億円余りに達しており、都道府県別の1人当たりの医療費は、最も多い高知県がおよそ63万円と、最も少ない千葉県の1.5倍以上となっています。
こうした中、厚生労働省は、医療の効率化を目指す取り組みの一環として、来年、診療報酬明細書・レセプトなどのデータを活用して、地域による病気の傾向の違いなどを分析し、都道府県ごとに適切な医療費の水準を示すことにしています。
さらに、各都道府県は人口の減少や高齢化の進展などに合わせて、将来、地域で必要となる医療提供体制を盛り込んだ地域医療ビジョンを、今後1年から2年かけて策定することにしています。
厚生労働省は、地域医療ビジョンの策定などを通じて、都道府県が地域の実情に合った医療体制の整備を進めることで、医療費の伸びの抑制につなげたいとしています。
ことしの国内の出版物の売り上げは、およそ1兆6000億円で、去年よりおよそ800億円少なく、平成9年に出版市場がマイナス成長となって以来、最大の落ち込みとなりました。
調査した研究機関では、消費税の増税が大きく影響していると分析しています。
出版業界の調査や研究を行っている東京の出版科学研究所のまとめによりますと、ことし、国内で出版された書籍と雑誌の売り上げは、推定で合わせて1兆6000億円程度で、去年よりおよそ800億円減る見込みです。
減少率はおよそ4.8%で、平成9年に出版市場がマイナス成長となって以来、最大の落ち込みとなりました。
出版物の種類別に見ますと、書籍の売り上げは、文芸書にヒット作が少なかったこともあり、前の年を300億円下回るおよそ7500億円、雑誌の売り上げは500億円減って、8500億円前後になると見られています。
出版科学研究所では、ことし4月から消費税が8%に引き上げられたことで、消費者の購買意欲が冷え込んだことが、大きく影響していると分析しています。
きょう午前、フィリピン南部付近で台風23号が発生しました。
12月29日の台風発生は、気象庁が統計を取り始めてから過去2番目に遅い記録となります。
気象庁によりますと、午前9時、フィリピン南部のミンダナオ島付近で熱帯低気圧が台風23号に変わりました。
中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルです。
台風は1時間に10キロの速さで西北西へ進んでいて、気象庁は付近を通る船舶に注意を呼びかけています。
12月29日の台風発生は、気象庁が台風の統計を取り始めた昭和26年以降、平成12年12月30日に発生した台風23号に次いで、2番目に遅い記録となりました。
では、全国の天気、まず、雲の様子です。
本州付近には低気圧に伴う雲が広がって、東日本を中心に雨や雪が降っています。
きょう、関東甲信は山沿いを中心に雪で、平野部でも雪の所がありそうです。
北陸から山陰は雨や雪で、雷を伴いそうです。
東海から九州にかけての太平洋側は晴れる見込みです。
・「これからはじまる」2014/12/29(月) 10:25〜10:30
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]

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ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気

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