≫今大会初優勝宮原知子が入場してきました。
宮原をはじめ全日本選手権で輝いた新世紀の主役たちが今晩スポットライトのもと最高の演技で1年を締めくくります。
今年も数多くのドラマが生まれた長野ビッグハットからオールジャパンメダリスト・オン・アイス2014をお届けします。
解説の荒川静香さん全日本3連覇の羽生選手が大会前から悩まされていたという腹痛の精密検査のため欠場となりました。
精密検査の結果気になるところですがまずはしっかり治療してほしいですね。
≫そうですね。
やはりオリンピックのあとも頑張ってきていましたから日本人初の連覇がかかる来年の世界選手権に向けてまたしっかり回復に努めてほしいと思います。
≫鋭い視線で「オペラ座の怪人」。
オリンピックチャンピオンの全日本です。
最初の4回転。
≫4回転サルコウ。
≫次の4回転はトゥループです。
≫4回転のトゥループきれいに決まりました。
トリプルフリップ。
≫今シーズンからフリーはシェイリン・ボーンの振り付けです。
演技後半、ここからジャンプは5つ。
≫トリプルルッツダブルトゥループ。
トリプルアクセルトリプルトゥループ。
トリプルアクセルシングルループトリプルサルコウの3連続。
トリプルループ。
≫そして最後のジャンプ。
≫トリプルルッツ。
≫決めた!≫難しい入り方のコンビネーションスピン。
≫ただ1人、別次元。
そんな演技を見せた羽生です。
≫衝撃だった新世紀の戦い。
≫4回転のトゥループ決まりました。
≫すごい男が出てきました。
≫トリプルアクセル。
高いです。
4回転のトゥループダブルトゥループ。
≫決めました。
男の意地を、そのプライドを存分に見せてくれました。
≫女王を狙う女の戦いも熾烈だった。
≫トリプルルッツトリプルトゥループ。
≫更にスピードを上げていく。
これは衝撃の全日本デビューです。
新女王の資格十分の4分間。
まさに新しい時代の戦いです。
日本の新しいチャンピオンは宮原知子。
≫女子フリーのあとに行われた世界選手権代表発表。
ペアは高橋成美、木原龍一。
女子は、宮原知子、本郷理華そして、村上佳菜子。
男子は羽生結弦、小塚崇彦町田樹が選ばれた。
ここで町田は突然、心に秘めていた重大な決意を語った。
≫皆さん、こんばんは。
今大会をはじめいつも、私のことを温かく応援してくださり本当にありがとうございます。
今日、ここ世界選手権大会の代表発表の場に立つことができたことを光栄に思うと同時にこれまで私を支えてくださった多くの方々への感謝の思いでいっぱいです。
ですが、突然ではありますが皆様にご報告をしたいことがございます。
どうか静かに見守っていただけますなら幸いです。
私からは以上です。
本当に心からありがとうございました。
≫ありがとうございました。
≫町田は、1人リンクを去った。
戦友に託した世界への思い。
≫町田の引退に驚きながらも復活にかける小塚。
≫復活への思いは同じ村上佳菜子。
≫今回、全日本で…。
≫日の丸を背負う新たなチャレンジャー。
≫そして、羽生結弦。
今回、日本人初の世界選手権連覇がかかる。
それぞれの挑戦と旅立ち。
思いは、未来へと動き出す。
≫去年はこの全日本選手権ではフラワーガールでした。
その少女が1年たち、初めてのこの全日本に参戦し、表彰台。
大躍進のジュニアです。
樋口新葉。
≫荒川さん、この樋口新葉話題をさらった1人ではありますが。
≫今シーズン本当にどんな舞台でも堂々と、しっかりと自分の力を見せてきましたね。
これが初めての全日本そしてシニアの舞台とは思えないほどのコントロール力があったと思います。
非常にスピードのある選手ですのでそのスピードをうまくコントロールできたときの起爆力というのは本当にすばらしいものがあるんですがそれだけに難しさもあるのでその部分ですね。
安定感、今後の課題になってくると思うんですけどまだ13歳ですからね。
伸びしろは無限だと思います。
≫この純白の衣装がまさに今の樋口を表しているように見えます。
これからどんなスケーターになっていくんでしょうか。
≫全日本選手権で新世紀を切り開いた選手がいる一方リンクに別れを告げる選手もいます。
記録にも記憶にも残るフィギュアスケーター町田樹。
新たな人生に踏み出す第一歩の演技をこのあと、生中継でお届けします。
その前に、まずは競技者としての集大成、まさに魂を込めたプログラム。
「交響曲第9番」です。
≫4回転のトゥループ。
4回転のトゥループで転倒ですね。
≫メダリスト・オン・アイス2014。
長野ビッグハットから生中継でお届けします。
突然、引退を発表した町田選手。
リンクへの別れは昨シーズンのショートプログラム名作「エデンの東」。
さあ、町田樹、いよいよ旅立ちのリンクへと向かいます。
≫衝撃の発表から1日。
町田は、語ります。
昨日で現役は引退。
今日がスケーターとしての新たな第一歩です。
その町田樹が登場します。
大きな拍手に包まれて町田樹が登場しました。
最後の全日本選手権は4位という結果でした。
新たな一歩の始まりです。
多くのスケートファンの心に間違いなく刻まれた町田のエデンです。
長野ビッグハットは、総立ち。
荒川さん、これだけの歓声、そして拍手多くのファンの心をつかんでいる町田樹ですね。
≫そうですね。
昨シーズンはこのプログラム、オリンピック世界選手権のチャンスを逃してきましたが今日、このプログラムを彼が選んだのはこれからの人生を自分で切り開いていくというような思いが込められているのかなという強い思いが伝わってきましたね。
それがこの会場の皆さんにも伝わったと思います。
≫中には涙するお客さんの姿もありました。
それでは、町田のスピーチです。
≫皆さん、こんばんは。
昨日、私は自身の競技人生に終止符を打ちました。
約21年フィギュアスケートの競技人生競技活動を続けてまいりましたが何も思い残すことなく堂々と誇らかに引退することができます。
これも、ひとえにこれまで私を支えてくださいました多くの方々のご支援ご指導があったおかげです。
本当にいい競技人生でした。
心から、ありがとうございました。
最後に、もう少しだけこの曲とともに滑らせてください。
曲は、「JeteVuex」。
≫町田樹の最後の演技が終わりました。
荒川さん、いかがですか?≫突然すぎる発表でほとんどの人が頭の整理ができないまま今に至ると思うんですけどスケートを見ているとまだできるしまだ見たいしという気持ちが改めて強くなりましたが、これからの町田選手の人生を応援していきたいという気持ちもありますね。
≫将来は研究者を志して学問の道に進むと語った町田です。
ただ、アイスショーなどではもしかしたらその姿をまた見られるかもしれません。
今大会フリーでは100点超えを出しました。
ガッツポーズを見せた2人。
確かな成長の跡を見せています。
日本のペア高橋成美、木原龍一組です。
荒川さん、どんどんチームワークがよくなっていますよね。
≫技術的な向上だけではなく2人の滑る空気感といいますかスケートに余裕が感じられるようになってきましたね。
≫ここから更に完成度を増していくことになります。
≫こちらバックステージの様子です。
これから登場する宇野選手。
もうすでに衣装に着替えて準備を行っています。
そして、奥には宮原知子選手。
全日本王者の宮原選手がウオーミングアップを行っています。
宮原選手はこちらに会場入りしてから試合さながらのウオーミングアップを続けています。
そして、こちらでは先ほど町田樹選手の様子をほかの選手たちが見入るというシーンもありました。
まだ名残惜しいというようなほかの選手たちの反応もありました。
いつものメダリスト・オン・アイスとは少しまた違った様子です。
ここからフィナーレまでは生中継で演技をお届けいたします。
≫このあと登場する宇野昌磨。
どんな演技を見せてくれるか非常に楽しみです。
日の丸を背負って、オリンピックそして世界選手権の舞台を踏んできた、リード姉弟。
全日本選手権、2度目の3連覇を達成しました。
≫今シーズンはジュニアグランプリファイナルそして、全日本ジュニアを制しこの全日本選手権では準優勝。
去年のことを振り返ると何年も前のように感じるように成長した。
宇野自身はそう話します。
その宇野の、登場です。
来年は四大陸選手権そして世界ジュニアの舞台に上がることになります。
バラとそして紫のスカーフ。
シニアの選手たちに比べて表現力はまだまだなのでジャンプを詰め込んだプログラムに。
宇野は、そう話します。
最初のジャンプで4回転は?一気に引き込んできました宇野昌磨。
荒川さん、1つ1つの動きやはり、注意して見てしまいますね。
≫本人はまだまだシニアの選手たちと比べるとと言いますけど姿勢の美しさでありますとか高橋大輔選手を彷彿とさせるような表現力を持っていますからあとはジャンプさえ高度なテクニックがあればと思っていたところで今シーズン、4回転とトリプルアクセルを入れてきましたからもう十分堂々とシニアと戦える力を兼ね備えていると思います。
≫こうしたショーナンバーに果敢に挑んできたりとその辺り、勢いを感じますよね。
≫そして、これがまた本番の強さにつながっていきますからね。
≫そして、またお客さんにバラを渡すシーンもありました。
そういったショーマンシップも持っているんですね。
≫唯一、そこだけが照れくさそうでありましたけども。
滑ったらスケールの大きさを感じるようなスケートではありますね。
再び登場です、宇野昌磨。
≫来年の世界選手権で戦うことになります村上佳菜子、二十歳。
どんどん燃え上がってくるような力の沸き上がるナンバーになりました、村上。
荒川さん、今大会はかなり悔しい思いをした村上佳菜子ですがただ、前を向く姿勢は変わりませんね。
≫今日のスケートを見ていますと自分のやるべきことが課題として、見えたのでどうしていこうという思いが伝わってくるような滑りでしたが今回一見、成功したように見えたものが減点対象になって悔しい思いをしたそれが成長の糧につながるといいなと思いますね。
≫今、目の前でぶつかっているのはここで大きく成長できるかできないかの壁だと思う。
それをしっかり乗り越えて次に向かいたい。
そう話す村上佳菜子です。
何か、決意のナンバーのようにも感じました。
その視線は次へと向かっている村上佳菜子。
再び笑顔で登場の村上です。
フリースケーティングで見せた「オペラ座の怪人」。
やはりこの笑顔が村上佳菜子の象徴です。
荒川さん、この笑顔を見ても1つ、吹っ切れたといいますか村上佳菜子の気持ちがよく表れていると思います。
≫今回、調子が悪かったわけではないのに悔しい思いをしたということがかなりつらい2日間だったと思うんですけれどもしっかりと次を見据えて進み始めたんだなというのをこの表情からわかりますね。
≫悔しい思いをした今大会ですがただ身にまとう衣装と同じく村上佳菜子の真っ赤な情熱は消えることはありません。
それでは、その村上佳菜子をインタビューがこのあと、控えています。
どんな声を聞かせてくれるでしょうか。
≫こちらのキスアンドクライに演技を終えた村上佳菜子選手が来てくださいました。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫今日は飛び切りの佳菜子スマイルが何度も見ることができました。
どんな気持ちで滑ったんでしょう?≫昨日まではすごくつらい大会だったんですけどまた今日から切り替えようという気持ちで気持ちを込めて滑りました。
≫今回の大会本当にいろんなことがありましたが誰からかけてもらった言葉が今、一番心に残っていますか?≫1人に絞れないんですけどもちろんファンの方の声援とかすごく感動しましたし。
あと、真央ちゃんと織田君とアッコちゃんからの言葉がすごく力になりました。
≫どんな言葉が浅田選手からはあったんですか?≫練習をいっぱいしてきたのを知っているから神様は見てるから大丈夫だよというふうに言ってくれました。
≫では、最後にリベンジの舞台となる来年の世界選手権へ向けて今の意気込み聞かせてください。
≫ここから3か月あるので課題はジャンプだと思うんですけどそこをしっかり直していい演技をしたいです。
≫村上選手でした。
ありがとうございました。
≫このあとは全日本選手権5位だった無良崇人の登場です。
来年は、四大陸、そして世界選手権の舞台に挑むことになります。
町田の現役引退による代表辞退で来年3月の世界選手権に2年ぶりに挑むことが決まった無良崇人。
その無良の演技。
男っぽさを前面に出したプログラム。
無良のスケーティングの力強さをできるだけ出せるように作られたナンバーです。
マイケル・ブーブレの渋い声に無良の男っぽさが映える。
≫荒川さん、無良には来年の世界選手権大いに羽ばたいてほしいですよね。
≫今シーズンは競技人生最高の戦いをしたときもありましたから。
やはり、悔しい思いをした分、世界選手権ではその悔しさを晴らしてほしいですね。
町田から受けたバトンを手に挑む世界選手権です。
自身にとっては3度目の大舞台ということになる無良崇人。
それでは、その無良崇人の声をお聞きいただきましょう。
≫こちら、キスアンドクライには無良崇人選手にお越しいただきました。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫全日本での戦いを終えて今日はどんな気持ちでリンクに立ちましたか?≫昨日までは、本当に複雑な気持ちでいたんですけどでも、これから先世界選手権というものに向けてまた気持ちを新たにスタートする1日目かなと思ったので。
でも、本当に皆さんの前で本当にいい演技ができてよかったなと思います。
≫今、言葉にも出ましたが世界選手権どんな滑りを見せたいか意気込みを聞かせてください。
≫やっぱり町田選手にお前に託したって言っていただいたので託されたからには、しっかりとその彼の気持ちの分まで精いっぱい演じ切りたいと思います。
≫期待しています。
無良崇人選手でした。
ありがとうございました。
≫今シーズングランプリシリーズロシア大会で優勝。
一気に注目の的となりました本郷理華です。
全日本選手権は準優勝。
初めての世界選手権に挑むことになります。
この格好は、おなじみのあのナンバーになります。
荒川さんメークからなりきってますね。
≫本郷選手の印象として個性的なものでも滑りこなすんですよね。
≫なりきっています。
本郷理華の「スリラー」。
こういった一面もあるんですね。
荒川さん、本郷のこのナンバーいかがでしたでしょうか?≫もういろいろな表情を持っているスケーターなんだなというのを改めて感じるナンバーだったんですが。
リズム感も非常にいいので競技のナンバーでもいろいろなプログラムを滑っていってほしいなと思いますね。
≫この「スリラー」に関してはリハーサルのときには少し、照れながら通していたんですけれども。
ただ、いざ本番になりますと堂々とした演技。
やはり、そこの辺りも気持ちの強さを感じますね。
≫そうですね。
また、照明も助けになりますからね。
≫さて、本郷理華ですが再び登場です。
今シーズン始まったときにはグランプリシリーズに出られるかどうかもわからなかった中で今年はそのグランプリシリーズで初優勝を成し遂げました。
更に、ファイナルにも出場することができました。
荒川さん、そういった意味で非常に成長した1年だったというところでしょうか。
≫やはり、圧倒的に試合でミスが少ないですからそういった積み重ねでここまで飛躍してきましたけれどもその安定感で世界選手権までつなげていって自分のスケーターとしての位置を確立していってほしいなと思いますね。
≫今大会は、目標の表彰台にショート、フリーともに力を出し切ってたどり着いた本郷理華です。
次は、自分の力でグランプリファイナルに出られるよう世界と戦えるようになりたいと話す本郷理華。
それでは、その本郷理華のインタビューをお聞きいただきましょう。
≫こちら、本郷理華選手にお越しいただきました。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫今日はメークにも一段と気合を入れて普段とは違う姿を見せてくれましたがどんなことを意識して滑ったんでしょうか。
≫マイケル・ジャクソンの「スリラー」なのでゾンビっぽくメークもしていただいて。
≫今回の全日本選手権では堂々の2位。
表彰台となりました。
今大会の演技を振り返って、いかがですか?≫ショート、フリーともに自分が今できることがしっかり出せたのですごいうれしかったです。
≫そして、いよいよ来年は憧れの舞台だった世界選手権へと進みます。
最高峰の戦いに向け、意気込みを聞かせてください。
≫世界選手権の代表に選んでいただいたからにはしっかり日本代表に恥のない、しっかり戦えるように練習を頑張ってショート、フリーいい演技ができるように頑張りたいです。
≫本郷理華選手でした。
ありがとうございました。
≫ジュニア世代の台頭著しい今大会全日本の男子シングルその中で、もう1つドラマがありました。
逆転の表彰台、復活を印象付けた小塚崇彦です。
小塚のナンバーは「フラメンコ」。
宮本賢二さんが音1つ1つに振り付けを施した作品です。
その手足から曲が奏でられているような小塚のフラメンコ。
荒川さん、この小塚のフラメンコいかがでしたでしょうか?≫これまで細やかさや繊細さの表現があるようなプログラムがうまいなという印象がありましたがこのプログラムを見ていますとその細やかさに加えて大人の色気を感じるような新たな魅力が備わってますね。
≫この小塚の演技に長野ビッグハットの観客は総立ちになりました。
本人もなかなか思うような結果を残すことができずこのエキシビションナンバーというのは久しぶりなんだまず、振り付けから思い出さないとともうリハーサルから一生懸命練習していたわけですが見事な演技でしたね。
≫また今年も、この全日本にうまく照準が合ってきたのでここからまた、更に小塚選手らしい戦いを展開するシーズンになっていってほしいなと思いますね。
≫フリーでは、小塚復活を印象付ける演技で表彰台に立ちました。
こん身のガッツポーズは今大会、最も印象に残るシーンの1つになりました。
佐藤信夫コーチもガッツポーズを見せてくれましたが荒川さん、まさに小塚にとっては佐藤コーチが初めて全日本に出場したときから60年目の記念大会ということで。
その全日本で還暦祝いをしたかったということでいい還暦祝いになりましたね。
≫本当に、コーチの姿も印象的でした。
そしてまた、このプログラムも流れるような小塚選手のスケートとともに壮大に広がっていくようないいプログラムでしたね。
≫それでは小塚のインタビューです。
≫小塚崇彦選手に来ていただきました。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫小塚選手はショートプログラム6位から逆転の表彰台となりました。
11度目の出場となりました今回の全日本選手権。
振り返っていかがですか?≫周りを見ると若い人たちばかりなので、本当に負けられないなという気持ちでやっていたんですけどなかなか、やっぱり若い人たちも力を持っているので今後もまだまだ引っ張っていけるような存在になっていられたらと思います。
≫フリーのあとの大きな大きなガッツポーズそして佐藤信夫コーチのガッツポーズもともに、印象的だったんですが終わったあとはどんな話があったんですか?≫本当に気持ちよかったし。
信夫先生もいつもだと、何かグチグチ言われるんですけどそれもなく本当によかったというふうに感動してくれてたので。
本当に、いいフリーを滑れたと思います。
≫最後に来年の世界選手権へ向けて意気込みを聞かせてください。
≫世界選手権に選ばれたからにはチームジャパンとして今、決まっている8人プラス、町田樹君。
辞退されましたけど一緒に戦っている気持ちで頑張ってきたいと思います。
≫期待しています。
小塚選手でした。
ありがとうございました。
≫こちらは、バックステージです。
フィナーレの準備が始まっています。
選手たちがにこやかな笑顔に包まれました。
その拍手に、迎えられた小塚です。
トリを飾るのはこの人。
今大会主役全日本女王に輝きました宮原知子です。
新たな時代の扉を開いた女王の姿です。
荒川さん、新女王に輝きましたこの宮原知子。
このナンバーをどうご覧になっていらっしゃいましたか?≫しっとりとした大人の表現とそしてまた、宮原選手の持つ軽やかなジャンプがうまく融合していた、すてきなプログラムでしたね。
≫そして、ピンクの衣装もよく似合ってましたね。
≫そうですね。
≫しっとりと最後のトリを飾りました宮原知子です。
本当にこれからどういったスケーターになっていくのか。
まだ16歳ですからね。
≫今大会は、最終滑走のすごいプレッシャーがかかる中すばらしい戦いでしたからね。
≫今回の大会ショート2位は悔しかったけど2番だったから、フリーで反対にやってやろうという気持ちが出てきた。
その思いを胸に演技しそして逆転優勝を果たした宮原知子です。
全日本女王になって自分に自信がついた。
世界選手権では今回よりもっといい演技を目指す。
向上心はますます高まるばかりです。
荒川さん世界の初舞台になりますがどんなところ、期待しますか?≫これだけのプレッシャーの中でも抜群のジャンプの安定感そして表現力を増してルールを有効に生かした構成で得点を重ねた戦いは見事でしたので、世界の舞台でもしっかりできるのではないでしょうか。
≫こちらには今年のメダリスト・オン・アイスを締めくくってくれました新女王、宮原知子選手が来てくださいました。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございます。
≫昨日の女子フリーも最終滑走、そして今日もトリを飾る演技でしたがやはり最後は緊張したんでしょうか。
どんな気持ちで滑ったか聞かせてください。
≫演技自体はすごく楽しんで滑ることができました。
でも、最後のアクセルはちょっと、跳びたかったです。
≫全日本選手権初優勝から1日たちましたが新女王の実感、沸いてきましたか。
≫まだ、あんまり実感は湧いてこないんですけどまだまだピョンチャンに向けて頑張っていかないといけないのでこれからももっと頑張りたいと思います。
≫人一倍の努力家でたくさん練習してきて勝ち取った、この新女王の座。
今回の全日本宮原選手にとってどんなものになりましたか?≫すごく自分の自信になってこれからの試合に生かしていける経験ができたと思います。
≫そして、日本の女王として臨む初めての世界選手権に向けてどんな滑りを見せたいか今の意気込みを最後に聞かせてください。
≫世界選手権ではしっかり自分のできることを完璧にこなせるようにこれから練習も頑張って自信を持って試合に臨みたいです。
≫宮原選手でした。
ありがとうございました。
そして、優勝おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫改めて全日本で2位。
これに関しては周りからどんな反応がありましたか?≫本当に、いつも以上におめでとうという数が多くてでも全然実感がなくて実力で2位になったわけではないと自分で思っているので。
来年は実力で、表彰台に上がれるように頑張りたいと思います。
≫年明けにまだ試合が残っています。
その世界ジュニア四大陸に向けてはどんな目標がありますか?≫本当に四大陸世界ジュニアに向けて一生懸命練習をしていって悔いのない練習をしていって悔いのない試合をしたいなと思っています。
≫グランドフィナーレです。
成長著しいジュニアの選手たち。
今大会も大いに沸かせてくれました。
樋口新葉、そして山本草太。
そして、村上大介と更には実はこのメダリスト・オン・アイスに出演してくれたのは今年で引退を表明した村主章枝さんです。
この2人も大いに会場を盛り上げてくれました。
そして、日本を代表するペア高橋成美、木原龍一組です。
ショートでも目標の50点そしてフリーで目標の100点を超えました。
参考記録ながら2人にとっては大きな自信を得た大会となったでしょう。
そして、今年は全日本選手権にはなんと7組のアイスダンスカップルが登場しました。
その中でトップ10に入った2組です。
リード姉弟は、まずは四大陸選手権での戦いに挑むことになります。
そして、今度はゲストスケーターとして登場の町田樹です。
多くのスケートファンの心に刻まれる演技です。
この町田の演技に涙するファンの姿もありました。
そして、前を向く気持ちその真っ赤な情熱の衣装を身にまとった村上佳菜子と更にこれからが非常に楽しみな無限大の可能性を誇る宇野昌磨。
果敢にここでも4回転に挑戦してきます。
そして、その男っぽさ色気があります、無良崇人。
町田から受け取った世界選手権のバトンを手に挑みます。
更に小塚崇彦とそして、新女王の宮原知子。
今年の全日本選手権で歴史を作った新世紀の選手たちが再び、リンクに登場してきています。
生中継でお届けしてきましたメダリスト・オン・アイスもまもなくフィナーレを迎えようとしています。
荒川さんどうでしたでしょうか。
≫やはり、多くの選手がこの全日本の戦いを終えまして今日が新たなスタートという気持ちを胸にという感じが伝わってくるようでした。
≫荒川さん非常に名勝負に沸いた今年の全日本選手権ですが総括していただきたいんですけど。
≫新たな世代が台頭してきてなお日本のフィギュアスケートの層の厚さを感じるようなすばらしい戦いだったと思うんですが。
羽生選手の大会3連覇というのも見事でしたね。
羽生選手、どんな状況にも今あるベストを尽くすという姿勢が多くの、次を担う選手たちに大切さが伝わったんじゃないかなというふうにも感じましたし。
女子は表彰台全員が10代という若い世代の台頭、力のある選手が多いなというのも感じました。
≫そして、町田選手もこの大会を最後に引退ということでちょっと悲しいですけどね。
≫そうなんですね。
それが一番驚きと寂しさがあるんですが今後の町田選手のセカンドキャリアの充実を願っていきたいと思います。
≫そして、戦いは2015年へと続いていくわけですが世界選手権更には世界ジュニアも控えています。
今回の戦力でいいますと、荒川さんメダルも期待できますよね。
≫そうですね。
やはり羽生選手は世界選手権日本人初めての連覇がかかっているわけですがまずは体の回復に努めて元気に頑張ってほしいなと思います。
女子では、宮原選手、本郷選手は初めての世界選手権ですのでどう世界と戦うかというチャレンジする姿というのも楽しみですね。
村上選手には巻き返しをしてほしいなと思います。
≫ジャンプの見直しからまずするという話をしていた村上佳菜子ですが世界選手権に間に合わせてほしいですね。
≫時間がありますのでそういった課題にじっくりと取り組んでやはり村上選手らしい笑顔で終えてほしいなと思います。
≫1つの時代がまた新しく始まりました。
まさに、新世紀となる今回のフィギュアスケート全日本選手権となりました。
今大会はそういった意味でも歴史の転換点となったかもしれません。
フィギュアスケート新時代を切り開いた選手たちは来年、世界の大舞台で更なる輝きを放ちます。
この宮原か、それとも本郷なのか。
日本の新しいチャンピオンは宮原知子。
決めました。
2014/12/29(月) 18:00〜19:54
関西テレビ1
メダリスト・オン・アイス2014[字]
全日本フィギュアの激闘を終えた日本代表選手たちによる夢の豪華競演。引退を発表した町田樹をはじめ宇野昌磨、樋口新葉、村上佳菜子、宮原知子、本郷理華ら予定。
詳細情報
番組内容
日本最高のスケーターを決める戦いも終結し、男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンスのそれぞれのメダリスト、そして世界選手権、四大陸選手権の代表選手が一同に集結。点数ではなく、観客のため、そして自分のために演技を行う。
ソチ五輪での羽生結弦による日本男子史上初めての金メダル、そして浅田真央の休養宣言など、日本フィギュア界にとっては激動の年となった2014年、最後の氷上の祭典が幕を開ける。
出演者
【解説】
荒川静香
【実況】
鈴木芳彦(フジテレビアナウンサー)
【インタビュー/リポート】
三田友梨佳(フジテレビアナウンサー)
遠藤玲子(フジテレビアナウンサー)
ほか
ジャンル :
スポーツ – マリン・ウィンタースポーツ
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