ルソンの壺・年末特選!〜5月号〜「成功のツボは“朝”にあり」 2014.12.30


いよいよ2人の夢が実現化する北海道余市編。
出来た。
これからもますますご期待下さい!おめでとう。
(助左衛門)
日が長くなり朝がすがすがしいこの季節
いやいやそれはもったいない。
今ビジネスの世界では朝の活用法が注目の的。
実際勉強会には全国から経営者が詰めかけているんですぞ
という事で今回は朝のユニークな取り組みで会社を成長させている関西の企業を大特集。
朝6時社員が次々と出社。
実はこれには深い訳が。
朝礼で投げると業績がアップするものって一体何?毎朝みんなで床磨き。
そこから生まれた意外なアイデアとは?朝の時間をうまく使って仕事や生活を充実させたい。
その方法を経営者の皆さんに教えてもらいましょう。
「ルソンの壺5月号」です。
今回のテーマは「朝」という事なんですが名越さんは朝はどのように…?朝は大切にしてますよ。
大切にされてる!?もともとはすごい朝ダラダラやったんですけどこのごろ頑張ってます。
この方はどんな朝を過ごされているんでしょうか?今月の壺ナビゲーターは赤星憲広さんです。
(3人)よろしくお願いします。
赤星さんの朝は?もう本当に僕は名越さんのように得意だと言いたかったのですが本当に苦手なんです。
そうなんですか?ナイターで試合する事多かったじゃないですか。
ってなると基本的に試合終わってから食事をしたりしてると家に帰ったりするのがもう1時とか2時なんですよ。
そこから興奮状態もあるのでなかなか寝られないというので結局寝るのが5時とか6時とかになる事が多かったんですね。
そうか〜。
朝を有効活用できたかといったらできなかったタイプですね。
そんな赤星さんに今回取材に行って頂いたと…。
今月のテーマは僕の相棒に紹介してもらいます。
こちらです。
テーマは「朝の活用法」です。
朝の時間をどう有効活用して業績アップにつなげていくのか。
いろんな会社の取り組みがあるんですけど最初にご紹介したい会社なんですがとにかくとにかく朝が早い会社なんです。
もうこれだけ言ってますから…。
シンプルやな〜。
おはようございます。
今は朝5時ですね。
非常に眠いです。
こんなに朝早くから仕事する事は初めてです。
ずらりと並んだ段ボール。
一体何の会社かというと…こちらお菓子の卸売り会社。
扱っている商品は…関西でフランチャイズ店や直営店およそ100店舗を展開。
安売りで人気を集めています。
奥へと進むと…。
(神吉)はいそうです。
朝早くから働いていたのはなんと…創業者の兄と共に50年会社を支えてきました。
早速で申し訳ないんですがこの会社のツボを教えて頂けますでしょうか?ツボは「早朝残業」です。
「早朝残業」?はい。
基本的に僕のイメージで言うと残業というのは残ってするって訳ですから…。
朝早くから残業するってどういう事なんですか?朝6時社員が出社してきました。
まずは決まりの挨拶から。
ちょっとびっくりですね。
かなりユニークな挨拶。
次々とやって来る社員の方たち。
皆さん朝早くから残業をしに来ているんです。
この会社の所定勤務は朝8時半から夕方5時半です。
普通残業というと夕方以降の時間外勤務の事ですがこの会社では夕方以降の残業は原則認めていません。
残業のある人は朝早く来る事になっています。
これは普通な訳ですよね?普通です。
という事で入社3年目の営業マン谷口周平さんの一日に密着。
おはようございます。
谷口さんは下宿に1人暮らし。
この日は残業があるという事で朝4時50分に家を出ました。
朝早いのは大変ですが実はさまざまなメリットがあるといいます。
そして5時50分には会社に到着。
その日の出荷の確認や注文の処理営業先への提案文書の準備などをします。
早朝残業するとちょっとうれしい事も。
会社からお握りやパンがもらえるんです。
そして9時前には営業に出かけます。
谷口さんの担当するのは大阪南部から和歌山までの広いエリアです。
こんにちは。
お世話になってます。
こんにちは。
お世話になってます。
お世話さま。
売り場のレイアウトやお薦め商品など朝準備した提案を店主にします。
この日は4軒のお店を回ったところで夕方になりました。
(取材者)残業はしない?何と言っても…この日は午後6時半に下宿に戻りました。
大学とかどう?授業は行けてるの?家に帰った谷口さんの楽しみはネットゲームです。
ゴールデンウイーク授業なん?定時に帰れる事でプライベートも充実しているそうです。
早朝残業した社員には更に意外なメリットも。
品物はお米のほかマンゴーやメロンといった高級果物など。
1人暮らしの谷口さんにとってはとてもありがたいプレゼントです。
食べきれない分は実家にも送っています。
この会社は早朝残業を始めてから…競争の激しいお菓子の卸売り業界で安定した利益をあげ続けています。
赤星さんさ目が死んでたよね?すみませんでした。
朝に残業するというか朝に仕事をするという動きは今結構注目で今月も大手商社の方でも取り入れられた仕組みという。
やっぱり会社としてもいろいろそこはやりたいという思いが強いんですよね。
そういう先駆けになってる会社の一つだとは多分僕は思うんですけどVTRの中ではどちらかと言うと社員さんのメリットを中心にお話しさせてもらったんですが実は会社にもかなりメリットがたくさんあるんですね。
それをちょっと社長さんに直接伺ってまとめてみました。
まず1つ目なんですが…。
運ぶ業者さんからすると一番最初に必ずこの会社に行けるじゃないですか。
向こうの都合では「朝どうしても5時に着くんですわ」。
「どうぞどうぞ」。
「どうぞうちに来て下さい」となると一番最初に必ずここの会社を1番にというふうにあげてもらえる訳ですからすごく大きいですよね。
評判は上がりますよね絶対。
他社からね。
次2つ目のメリットなんですけど…。
先ほど朝の方が効率がいいという話がありましたけど残業する時間が短くなりますからそれだけ残業代というのがお金もコストも減らせるという事になるんですね。
これすごい分かるわ。
3つ目なんですけど…。
次の日の朝が早いじゃないですか。
って事はまずしっかり栄養とって早く寝る習慣がついてますから規則正しい生活にはなりますよね。
個人差があるかもしれないじゃないですか。
例えば「私はやっぱり朝は残業したくないわ」とかそういう方は大丈夫なんですか?この早朝残業というのは強制ではないんですね。
社員さんたちが自分たちで進んでこれは早く来てやってるというお話だったので。
強制的にだとやっぱりなかなかつらいとは思うんですけどそうではないのでやっぱりその辺うまく回ってる要因なのかなとは思いましたね。
でもあれやね早起きしてもそれから宵っ張りしても同じ1時間は1時間やっていう合理的に考えるとそうだけど…もうちょっと研究せなあきませんね。
では赤星さん続いての会社は?多くの会社でやっている朝礼なんですが実はこの朝礼をちょっと工夫する事で業績をアップしている会社をご紹介したいと思います。
ここですねここの会社ですね。
赤星さんがやって来たのは大阪市西淀川区にある金属加工会社。
ステンレスやアルミの加工をレーザーで行っています。
失礼します。
(浜野)おはようございます。
おはようございます。
社長さんですか?はいそうです。
早速朝の取り組みのツボを教えてもらいましょう。
我が社のツボは「サイコロスピーチ」です。
「サイコロスピーチ」?皆さんおはようございます。
(一同)おはようございます。
朝礼ではまずこの日のスケジュールを確認。
そして…。
出てきたのはサイコロ。
何に使うかと言うとサイコロの出た目によって朝礼で行う1分間スピーチのテーマを決めています。
6つのテーマは月替わり。
スピーチをする社員はサイコロで決まったテーマの話を1晩かけて考えます。
この日は製造担当の谷島和明さんの番です。
前回の朝礼で谷島さんが出した目は3。
テーマは「オススメの温泉」です。
城崎温泉に行ってきたんですけど温泉もすごくよかったんですけど夜ごはんがすごい豪華でカニづくしですごいむくのに疲れて逆にちょっと食べられなかったみたいな事がありました。
バスで行ったんですけど意外に近くってまた機会があれば行ってみたいなと思いました。
以上です。
今日は特別に赤星さんに来て頂いてるんで…いや〜一つだけ言っていいんですかね。
結構ハードル高いですよね?あっすごい!
(拍手)4番!うわっ4。
「好きな鍋」になっちゃったな。
一番好きだったのが広島のもつ鍋。
非常にシンプルで味も薄くて食べやすい。
という事で僕らどうしても次の日の体調の事を非常に気にするのでその鍋を食べる事によって僕は非常に広島で結果が出る事が多くて鍋の影響だったのかなと。
(拍手)これどういうきっかけで始まったんですか?例えば赤星さんにここで…「今日頑張りましょう」とかね。
非常にしゃべりやすい。
実はこのテーマの選び方が重要なんです。
「好きな戦艦」?戦艦知ってるか?お前。
知ってます。
同じ会社にいても仕事上の関わりだけでは一人一人の人柄まではなかなか分かりません。
そこで仕事以外の事をテーマにしてお互いの理解を深めようとしています。
クレームが減るってどういう事ですか?実はこの会社以前はクレームに悩まされていました。
多い時は月10件ものクレームがあり年間200万円余りの損失を出していたのです。
ミスの可能性に気付いてもふだん話さないため注意しづらかったのです。
しかし5年前にサイコロスピーチを始めてから部署を超えて気軽に声を掛け合える人間関係が育ってきました。
その事でクレームを大幅に減らす事ができたのです。
更にサイコロスピーチには思いがけない効果もありました。
今まで難しかった…この日も得意先の業者からバイクの部品をすぐに改良してほしいという依頼がありました。
難しい依頼ですが営業の担当者はためらう事なく現場に相談。
作業の予定を変更してすぐに取りかかります。
その結果依頼を受けて僅か2時間ほどで部品が完成しました。
またお願いします。
ありがとうございました。
この会社5年前は赤字でしたがその年にサイコロスピーチを始め黒字に転じました。
こうした取り組みの効果もあり去年は大幅な利益をあげています。
話を聞いてたらすごい分かりますわ。
やっぱりコミュニケーションするとお互いに信頼関係が結ばれるっていう事だったけど心理学的にちょっと言うと…安心感につながるから「よっしゃやったろか」って事になるのかなみたいに僕は聞いてたんですけど。
実はサイコロスピーチのテーマというのがあって実際この会社でサイコロスピーチで盛り上がったテーマを6つ出してみました。
これどれが一番盛り上がったスピーチのテーマか分かりますか?本当に仕事とは関係ない話題なんですね。
僕が受けるのは今まで「一番恥ずかしかった事」かな?社長さんに聞いたところ一番盛り上がったスピーチが「初恋の思い出」だったそうなんです。
実はこの「初恋の思い出」を話された方というのが会社の中で最年長の方が話された事だったらしいんですがだからすごく…何ですかね今の時代とちょっと違う形だったと思うんですけどそれが何か若い子たちからすると何かすごくうれしかったというか。
秘めた恋やろねきっと。
そういう事を話して下さるというのが何かすごく心を開いて下さってるというか…。
本当にね。
でもエピソード一つ聞くだけでその人が親しく感じるというのありますよ。
時間じゃなくてね。
僕は本当に雰囲気がいい会社だなというのを一番感じたんですよね。
笑顔が絶えないというか。
それはやっぱりこのサイコロから生まれてるのかなというふうに…。
漠然と「みんな仲良くな」言うたって駄目ですもんね。
それ実際にある方法でうまく導いて実践するとそうなっていくという事でしょうね。
実はほかにもユニークな朝礼をしてる会社があるのでちょっと見て頂きたいなと思います。
まずはこちらの塗装会社。
ここでは朝礼の最後に必ずある事をみんなでします。
笑顔の練習。
そして…。
ワハハハハ…!一日の仕事を元気よく始めるための工夫です。
続いてデザイン事務所の朝礼。
一見普通のラジオ体操に見えますが社員の皆さんが手本にしているのは…骸骨のラジオ体操!社員が作ったCGです。
実はこの会社では毎回担当者を決めラジオ体操をテーマに工夫を凝らしたプレゼンをしています。
それでは第一問。
これは簡単ですね。
体操の項目数はいくつでしょう?9。
担当者はマンネリになりがちなラジオ体操を面白くするため知恵を絞ります。
いかがでした?それに一生懸命なり過ぎません?あっ朝礼のプレゼンに向けて。
でもそれぐらいのアイデアがぽんぽん出えへんかったらあかんねやろなデザイン事務所は。
結局それも本来業務につながっていく…。
あと大笑いのところでVTR見ながらお二人とも大笑いになってましたね。
つられますよね?つられますね。
あんなわざとらしい笑いで笑ってしまいましたよ。
アハハハハハハって。
かえってよかったですけどね。
でも逆にすごいですよね。
社長さんがああいう笑ってるとかを見て今日調子がいいとかそれを見極めるっていう。
そうや〜。
深い。
では赤星さん次はもう一社行かれたんですよね?朝礼のあとにある事をする事で業績をアップしている会社がありました。
ここですね。
一番奥の会社です。
それでは行きたいと思います。
赤星さんが訪ねたのは大阪市生野区の金型メーカー。
高度な技術が必要な自動車や精密機械の部品の金型を作っています。
どうも会長さんですか?よろしくお願いします。
(古芝)よろしくお願いします。
この会社の朝の取り組みのツボを教えて下さい。
我が社のツボはこれです。
「床磨き」です!「床磨き」?朝8時半。
この会社の一日は朝礼から始まります。
朝礼が終わるとすぐにみんなで10分間の床磨きです。
工場を6つのエリアに分け一日1か所ずつ磨きます。
ふだんは限られた社員しか使わないスペースにも社員全員が入ります。
でもなぜみんなで床磨きをすると業績がアップするんですか?実は床磨きにはきれいにする以外に目的があります。
この日の床磨き中ある人が備品のネジが緩んでいる事に気付きました。
放っておくと事故にもつながります。
すぐネジを締め直しました。
このエリアの担当者はネジが緩んでいた事に気付いていませんでした。
機械であれば油漏れを発見したりできますのでそういう意味では非常に助かっております。
それがみんなで床を磨くもう一つの目的です。
床磨きが始まったのは15年前。
当時工場は整理整頓ができていなかったため作業の効率が悪く経営も赤字でした。
例えば金属に穴を開けるドリル。
当時は乱雑に置かれていました。
しかし床磨きを始めるとこれを改善しようという提案が出てきました。
こちらが当時のやり方。
本当に細かく分かりやすくしてあるんですね。
確かにこれだったら時間も効率いいですよね。
そうですね。
こういうところが…これ例えばこちらのバイスハンドルなんですけどもこちらの方取りますとこういうふうに型が出てきます。
改善の動きは工場内だけでなく会社全体に広がっていきました。
ここをちょっと見て頂きますとこうなんですよ。
う〜!引き出しには形を抜いたスポンジが敷かれどこに何があるかすぐ分かるようになっています。
棚のファイルもカラーテープを斜めに貼る事で正しく並んでいるか一目瞭然に分かるようにしています。
数多くの改善によって物探しに使っていた…経費も抑えられたといいます。
大きな成果をあげたこの会社の取り組みは全国の経営者から注目を集めています。
これまで既に1万人が工場を見学に訪れました。
見学者には必ず床磨きをしてもらうそうです。
改善の原点である床磨きの意味を一人一人に考えてほしいからです。
掃除…徹底した整理整頓清掃の中の…私たちの取り組みというのは私たちだけではなくて…いや〜すごいね。
すごい?何か僕たちはそれこそ合理主義の世の中で「できたらいいやん」とか「やれればいい」ってなるけど…。
本来業務がね。
昔で言うたら柔道でも剣道でもまずは床掃除から始まったじゃないですか。
ああいうのが「ある意味封建的や」って言ってどんどん排除されてきたけどやって初めて意識が変わって分かる事ってやっぱりあるんですね。
だから本当に今でも…あれだけ整理されててもまだ?そうなんです。
ネタも尽きそうじゃないですか。
そうですね。
でもやっぱり床磨きをしてる事でいろんな部分での発想というのが生まれてきてるみたいで今社員さんたちの発想力というのが非常に高まってるみたいですね。
でねこの会社は面白い事にあまりに突き詰め過ぎて基本的には金属加工とかをする会社なのに…仕事につながっちゃった。
そうなんですよ。
そういうところまで頭が回るというか視野が広がるというのは会社にとっては強みですよね。
だからすごい僕…僕の事なんですけど亜細亜大学に行ってた時なんですけど必ず朝朝礼をしてそのあとにみんなで掃除をする全員で。
やってたんや〜。
あったんですよ。
同じですね。
僕も正直ここまできれいにして何がメリットあるんだろうってずっとその時は思ってたんですけど「あっあそこ汚いから怒られる」とか「あそこのあれがずれてる」とかって思い始めるとどこかにそういうとこあるんじゃないかって見えるようになるんですよね。
だから試合とかでもどこかに動きがおかしい選手がいるんじゃないかとかどこかに相手のチームの癖があるんじゃないかとかそういうところにみんなが目が行くようになったんですよ。
掃除が能力を開発してた訳ですね。
朝礼でいろんな事をする掃除もする床磨きをするって事で何か新たな発見につながるのかなっていうのはスポーツでもすごく通ずるものはたくさんあるなというのをすごく感じましたよね。
今回の「赤星のツボ」はこちらです。
ちょっと野球にかけてみたんですけど。
僕やっぱり盗塁を得意としてた選手なんですけど何が一番肝心かといったら最初の一歩目なんです。
会社でいうと長い時間で一日っていう時間を考えた時にもちろん長いんでしょうけれどもやっぱりその一歩目のスタートをうまく切れるかどうかでその一日がある程度決まってしまうと僕は思うので朝の一日のスタートの一歩目というのは肝心だなと。
社員さん全員分の一歩ですからね。
そうなんですよ。
皆さんのスタートダッシュをどう切らすかというのを社長さんであり会長さんがしっかり考えられてるんだなというのをすごく今回感じました。
いや〜こらもう大事な視点やね。
関西を元気にする人たちが集うルソンズカフェ。
ここに来ると過去の失敗談をつい打ち明けてしまうそんな不思議なお店。
今日はどんなお客様がいらっしゃるのでしょうか
(小川)おはようございます田代さん。
いらっしゃいませ小川さん。
どうぞどうぞお掛け下さい。
お二人は初めてですよね?
(2人)おはようございます。
こちら小川篤太郎さんっておっしゃって大阪・船場でカーテンとかのインテリア用品の販売企画をされている会社の社長さん。
(名越)船場はそういう感じありますよ。
何か繊維関係の感覚ありますよね。
そうですね。
昔ながらの繊維の卸の町です。
やっぱりそうや。
3代目でいらっしゃるんです。
あら3代目。
すごい。
いえいえ。
老舗じゃないですか。
いえいえもうそうは言っても失敗もありまして。
私が代わりに説明致しましょう。
銀行の営業マンだった小川さんは父の会社に転職。
そこで最も驚いた事は銀行とは全く違う丼勘定。
専務に昇進後トップダウンでの社内改革を決意。
数字を細かく記録し検討する事がいかに大事か訴えた。
するとなぜか退職を願い出る社員が…。
「一体何でやろ?」。
その後も辞める社員が続きある店舗では5人が一気に退職。
ついに社員は半分に減り会社は存続の危機に陥ったのだ
すごいな。
ちょっと小さなクーデターみたいなもんじゃないですか。
そうですね。
分からなかった?はい。
すごい怒らはったとか強烈に言ったとかしつこく言い過ぎたとかそういう事ですか?どなりまくってはいないんですけども…。
そうでしょうけどね。
(名越)でもちょっとそれ分かるわ。
そうか。
本当の事はなかなか言ってくれない?そうですね。
どこかででも転機はあったんですか?やはり同時に5人辞めた時にやっぱりこれはコミュニケーションというか…やってみてどうでした?最初ちょっと「え〜っ」みたいな感じやったんですけども…でもねちゃんと数字を上げてノルマを果たしましょうという初期の方針はどうなったんですか?小川さん今回の大失敗から分かった事は何でしょうか?向こうから言われてる事をひたすら聴くってそんなパッと変わる事できました?いやなかなか変われなかったですね。
そうですか。
変われなかったんですけどもその時にやっぱりみんな辞めてしまった事を思い出して…。
ああなったらあかんのやっていう。
いや〜小川さん今日は朝からいい話ありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
でもトップダウンをされていた方とは思えないくらい物腰が柔らかというか優しそうな方でしたね。
僕やったら「うわ〜半分も辞めたぜ〜」みたいな。
なりますよね普通。
次どんな手ぇ打ってええか分かれへん」っていうのが何かわりかし淡々と…。
いやもちろんごっついショックやったと思いますよ。
でもどういう事したらみんな本音を言ってくれるかをまさに探ってみましょうと。
いろんな可能性を探すと。
そうそうそうそう。
そこがすごいなと。
2014/12/30(火) 05:20〜06:00
NHK総合1・神戸
ルソンの壺・年末特選!〜5月号〜「成功のツボは“朝”にあり」[字]

5月号のテーマは「朝の活用法」。朝礼や掃除など、朝の取り組みに工夫をして、業績アップにつなげている関西の中小企業を紹介。学校や家庭でも応用できる秘策が満載です!

詳細情報
番組内容
今月のテーマは「朝の活用法」。日が長くなり、朝がさわやかになってきた5月。“朝”の時間をうまく活用できたら…とお考えの方も多いはず。そこで朝の取り組みに独自の工夫をすることで業績アップにつなげた関西の中小企業を徹底取材!「早朝残業」「朝礼でのサイコロスピーチ」「毎朝10分間の床磨き」など、ユニークな方法を実践している経営者たちが、成功の秘けつを伝授します。学校や家庭でも応用できる秘策が満載です!
出演者
【出演】名越康文,赤星憲広,田代杏子

ジャンル :
ニュース/報道 – 経済・市況
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

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