実況
38年前の決勝戦、初の首都圏開催となった東京・国立競技場の上空は今日と同じように一点の曇りもない見事な青空でした。
93回目のファイナル。
初めて埼玉の青い空に両校の校歌が流れます。
まずは群馬県代表、前橋育英高等学校の校歌です。
実況
続いて石川県代表、去年の国立で今年は埼玉で流れる星稜高校の校歌です。
実況
全国4154校の頂点を決める第93回、全国高校サッカー選手権の決勝戦です。
今年の舞台は埼玉スタジアム2○○2です。
今大会準決勝までの46試合で24万8161人の観客の皆さんが高校サッカーを見にスタジアムに訪れました。
前回大会を上回るペースということです。
放送席の解説をご紹介します。
元日本代表FW城彰二さんです。
よろしくお願いします。
まさに舞台は整ったといいましょうか、素晴らしい雰囲気ですね。
城
素晴らしいですね。
私ものまれそうです。
感動しているところです。
実況
両校ともに勝てば初優勝です。
まずは創部51年目、2年ぶり18回目の出場で初めて決勝戦に駒を進めた前橋育英高校。
特徴はどんなところですか?城
セカンドボールへの意識が早いチームで、両サイドをうまく展開しながら攻めに行く。
とにかく攻守ともにバランスのいいチームだと思います。
実況
白いユニホームが前橋育英高校です。
率いるのは山田耕介監督です。
一方、創部48年目、石川県代表の星稜高校。
今、キックオフを迎えました。
第93回全国高校サッカー選手権大会の決勝、ホイッスルが鳴りました。
左から右に攻める白いユニホームが前橋育英高校。
右から左に攻めて行く黄色いユニホームが石川県代表の星稜高校です。
星稜高校は16年連続、25回目の出場。
2年連続での決勝戦進出です。
城
うまい。
冷静に見ていますね。
実況
サイドから宮谷の突破です。
黄色いユニホームの星稜高校はサイド攻撃が特徴のチームですがどんな印象ですか?城
右サイドの原田君、このあたりの選手も前に上がっていくといい攻撃ができます。
実況
逆サイドからシュートを打った。
サイドネット。
最後は大田のシュート。
10番の大田賢生、3試合連続ゴール中。
今日のゲームで4試合連続ゴールを狙います。
今のシュートはどうでしたか?城
うまく抑えながら打ちました。
角度がありませんでしたのでゴールにはなりませんでしたが、狙っているのは、やっぱりエースですね。
実況
今のクロスボールも上空でボールがゆれる動きがありました。
天候は晴れ。
左から右に強い風が吹いています。
風速が8.7メートル、気温は8.1度です。
左側のサイドの左のコーナーキック。
北西から非常に強い風が吹いているという今日の埼玉スタジアム2○○2です。
主審は岡部拓人。
J1通算45試合の実績があります。
北から吹く8.7メートルという風ですが選手に与える影響はどうですか?城
ボールが先程のびましたし、逆に攻めて行くとボールが止まってしまいます。
選手はすぐに状況判断をしてプレーしなければいけません。
非常に難しいピッチコンディションだと思います。
実況
11番の森山泰希、去年は決勝戦で見事なゴールを決めました。
2年連続での決勝進出。
3年生の森山。
去年の悔しさを胸に決勝戦のピッチに戻ってきました。
風上に立っているのが白いユニホームの群馬県代表、前橋育英高校です。
風下に立っている黄色いユニホームが石川県代表、星稜高校。
城
右サイドが上がってきましたよ。
実況
しかしここは渡邊凌磨が対応します。
星稜高校はサイドから攻め上がってきますね。
城
サイドチェンジが非常にうまいですし、原田君、宮谷君、このサイドバックがどれだけ相手の裏を取れるか。
これが星稜高校の攻撃に厚みを増しています。
城
いいドリブルだ。
実況
鈴木徳真、準決勝ではこの鈴木のシュートが決まって、同点。
終了間際のドラマとなりました。
PK戦で勝ち上がって初めて高校サッカー選手権で決勝進出、14番の鈴木徳真です。
危機察知能力が高く、パスコースを読む力があると山田耕介監督も全幅の信頼を寄せている中盤の底です。
星稜の出足が良さそうですね。
城
そうですね。
立ち上がりから非常にバランスがいいです。
セカンドボールに対しての反応も星稜のほうが今ちょっと早いです。
実況
前橋育英高校のスターティングメンバーです。
ディフェンダーは4バックです。
城
いい突破だ。
実況
遠めからシュートを打ちました。
ゴールキックに変わります。
では、前橋育英高校のシュートを放った野口、今大会初スタメンです。
レフティで非常にドリブルが得意という野口。
実は今日は関戸裕希というレギュラーのFWが体調不良でベンチにも入っていないという状況の前橋育英高校。
ドリブルが得意な野口竜彦を最前線に据えてきました。
スターティングメンバーを続けます。
実況
コーナーキックです。
1本目のコーナーキックです。
蹴るのは10番の渡邊凌磨。
ニアサイドでクリアの星稜高校です。
13番の吉永、そして鈴木徳真。
U−19でコンビを組む選手です。
オフサイドフラッグが上がりました。
それでは前橋育英高校のサブのメンバーです。
城
星稜が速いですよね。
中盤の動き、サポートの動きも速いです。
実況
白いユニホーム、前橋育英高校の勝ち上がりです。
初の決勝進出、前橋育英高校です。
続いて黄色いユニホーム、あっと、ここはパスミスとなった。
大田が行く。
倒された。
PK。
PKのチャンスを星稜がつかんだ。
GKが倒してイエローカード。
前半の10分。
先制点のチャンスをつかみました。
GK吉田舜。
城
一瞬の相手の判断、そこを大田君がよく伸ばしませんでした。
反応が早かったですね。
実況
蹴るのは9番の前川。
前川、決めた。
星稜高校、初優勝に向け、前半10分に先制点を取りました。
PKから9番の3年生、前川。
去年の悔しさを知る3年生の前川が見事にPKを決めました。
すぐに円陣を組む前橋育英高校。
まず星稜高校が先制しましたね。
城
そうですね。
相手の隙を見逃さなかった大田君のプレー、すばらしかったです。
ただ前橋育英も立ち上がり、決勝戦ということで硬さが見えます。
いつもの前橋の動きではないので、1点を失ってからチームをもう1回立て直そうというミーティングをしましたし、ここからどんどん前橋のペースにもなると思います。
決勝戦、大舞台というのは緊張しますからね。
緊張しない選手はほとんどいないと思います。
実況
先制点を取りました。
星稜高校のスターティングメンバーです。
GKの坂口はスターティングメンバーの中で唯一の2年生です。
星稜のサブのメンバーです。
実況
星稜高校の勝ち上がりです。
実況
入院中の河崎護監督に代わり、指揮を執る木原力斗監督代行です。
星稜高校の河崎護監督は12月26日、大会直前合宿に乗用車で向かう際、交通事故に遭い、現在入院中。
今大会はここまで木原力斗コーチが監督代行としてチームの指揮を取っています。
河崎監督がいない中で、ここまで勝ち上がってきた黄色いユニホーム、星稜高校。
まずは先制点を取りました。
93回、首都圏開催となって39回目。
国立から舞台を移して今大会の会場は埼玉スタジアム2○○2です。
前橋育英高校、群馬テレビの梨子田友和アナウンサーです。
お願いします。
前橋ベンチ
山田耕介監督は普段通りと口にしました。
失点したシーンでは大きくため息をつきました。
時間帯を考えなさいと大きな声で選手たちに指示を送りました。
これまでとちょっと違うのは白のセカンドユニホームかなということです。
インターハイでも着た経験があるので、今日は真っ白い気持ちで臨みたいということでした。
星稜高校はサイド攻撃が非常に得意ということで、今日はサイドへの守備がゲームを制するだろうと話していました。
実況
夏のインターハイでは準々決勝で星稜高校と対戦してその時も白いユニホームで2対1、勝利を収めている前橋育英高校、率いるのは山田耕介監督です。
前橋育英高校を率いてひと筋、33年目です。
長崎の島原商業小嶺監督の教え子です。
インターハイで優勝した時のキャプテンでした。
法政大学を経て前橋育英高校の監督に赴任、現在は学校の教頭先生も務めています。
就任33年目、山田耕介監督のつくり上げてくるチーム、毎年素晴らしいチームですね。
城
本当にそうですね。
代表にも多くの選手を輩出しています。
かけがえのない指導者だと思います。
実況
サイド攻撃をどう封じるかと山田耕介監督は話していましたが、サイド攻撃を封じて最後は真ん中をしっかり抑えられるか。
前橋育英高校のセンターバックは宮本鉄平。
そしてコンビを組むのが上原大雅です。
前橋育英高校の山田耕介監督も話していましたが、星稜のサイド攻撃をどう封じるかというところですね。
城
両サイドバックが高い位置に上がりますしね、どこまでアプローチにいけるかですね。
実況
コーナーキックのチャンスを迎えました。
星稜高校です。
間もなく前半の17分を迎えるところです。
今年のインターハイでも前橋育英高校戦でゴールを決めている、杉原啓太。
コーナーキック、蹴るのは9番の前川。
GKが何とかおさえました。
そしてGKの吉田から素早いフィード。
素晴らしいキック。
今のカウンター攻撃ですが素晴らしいですね。
城
素晴らしいですね。
あれだけ精度のいいキックだと一気に攻撃につながりますからね。
実況
キックは20通り以上、キックを試して回転をかける蹴り方をあみ出したという3年生の吉田舜です。
キックの精度の高いGKです。
1点を先制した石川県代表の星稜高校のベンチの様子です。
サンテレビジョンの湯浅明彦アナウンサーです。
星稜ベンチ
木原代行はずっとテクニカルエリア、最前線で指揮を執っています。
セカンドボールへの対応、そして守備について指示がとんでいます。
今日は全員サッカーです。
キーマンの一人は、星稜高校5番キャプテンの鈴木大誠。
彼がどれだけ体を張れるかどうか。
これがキーになってきますと話しています。
最後はロッカールームで自信を持っていけという声が飛んでいた星稜ベンチです。
実況
5番の鈴木大誠。
読みの鋭いインターセプトが持ち味のキャプテンです。
今年度、チームを束ねてきました星稜高校の中心です。
去年、決勝戦まで勝ち上がったのに3年生の涙を見て悲しくなった、サッカーが楽しいと思って引退できるのは優勝したチームだけだと思いますとそう話していますキャプテンの鈴木大誠です。
城
いい突破だ。
実況
杉原のシュート、わずかに外れた。
右サイドから左利き、切れこんでのシュート。
城
すごくいいアイデアです。
中に3枚いましたので、そこに行くかなと見せかけて、この時点でシュートを狙っています。
ボール1個分、惜しかったです。
実況
河崎監督から常にシュートを狙っていけといわれている杉原。
実況
そして前橋育英高校の青柳燎汰、今大会準々決勝で2得点をマークしているエースFWです。
前橋育英高校は9番の青柳と24番の野口竜彦の2トップです。
ベンチには今日、体調不良で出場できない15番の関戸のユニホームが飾られているという前橋育英高校です。
前橋育英高校の応援席の様子を聞いてみましょう。
静岡第一テレビの秋元啓二アナウンサーです。
前橋応援席
先制された時もまだまだここからだぞという声が飛んでいました。
バス50台で埼玉スタジアムに応援団がやってきました。
タイガーカラーの応援は2500人に膨れ上がっています。
前橋育英、昨日は一般の入学試験、明日が推薦試験。
今日はサッカー部の決勝進出を見越して、もともと空けていたそうです。
それが現実となり、初優勝に向け、ボルテージが上がっています。
実況
2500人規模の全校応援という前橋育英高校の応援スタンド。
スクールカラーは両校とも黄色。
セカンドユニホームの白いユニホームを身にまとう前橋育英高校です。
強い風が吹いている埼玉スタジアム2○○2。
中盤での激しい攻防です。
城
いや、うまいですね。
今のは、ゴール前に2枚いますよ。
実況
ここはラインを割りました。
前橋育英高校ボールです。
80キロ先の赤城山から吹きおろす赤城おろしが埼玉スタジアム2○○2に届いています。
地元から吹く赤城おろしの風に乗って初優勝なるか、前橋育英高校。
その風を正面から受け止めて、去年の雪辱なるか、星稜高校。
22分を経過しました。
星稜高校の応援席の様子です。
星稜高校の応援席は山梨放送の横内洋樹アナウンサーです。
星稜応援席
今日はうっすらと雪が積もる石川県から休憩も挟んで10時間かけてバスで到着しました。
優に2000人を超える応援団です。
2000人を超える大応援団、去年の決勝よりも応援の規模は大きいそうです。
応援席も2年越しの思いで今日を戦います。
実況
うっすらと雪が積もっているという石川・金沢にあります、星稜高校。
雪をも溶かす情熱でチームを作り上げてきた河崎護監督。
就任30年目。
初優勝に向けて河崎護監督がじっくりじっくりつくり上げてきたチーム、ついに埼玉で花開くでしょうか。
前半の23分から24分になるところ。
すでに応援席には、黄色い花が咲いています。
星稜高校、2年連続での決勝戦。
去年は富山第一高校相手に残り5分で2点のリードを守れずに延長で敗れるというゲームでした。
城
そうですね。
逆転負けを喫しました。
応援している人も選手もみんな決勝で勝つのが大変なんだなという経験をもとに今日は立ち上がりから堂々と戦っています。
素晴らしい内容ですよね。
実況
去年の悔しさを知る選手、キャプテンの鈴木、そして平田。
森山、前川、原田、5人のレギュラー選手が残っている黄色いユニホームの星稜高校です。
河崎護監督は決勝で負けるというのは、こんなにつらいものなのか、決勝戦のビデオは、あのとき以来1秒も見ていないと話します。
その決勝戦の悔しさを知るメンバー3年生の涙を見てきたメンバーが1年たって、また決勝戦に戻ってきたわけですね。
城
そうですね。
いろんな思いを持ちながらトレーニングして来たわけですからね。
実況
10番の渡邊凌磨のシュート。
城
経験値というのは、この試合で生かされていますよね。
落ち着きもありますし。
前橋ベンチ
今日、出場している野口選手なんですが、きょうは関戸さんの分も頑張って日本一をつかみたいという話をしていました。
実況
野口も積極的な突破を見せています。
実況
今日は2トップの一角にいるのが野口です。
右足のシュートを打った。
10番の渡邊凌磨。
前橋育英の10番を背負う、渡邊凌磨。
準決勝ではチーム最多の5本のシュートを放ちながらもゴールはありません。
今大会、まだゴールはありませんが、先ほどから10番の渡邊、ゴールに向けての意欲がかなりありますね。
城
前へ前へという意識がみんなに出てきました。
特に坂元君。
斜めに進むことで相手がひきつけられます。
実況
レギュラーとして活躍してきた関戸。
今日は体調不良でベンチ入りもできず、代わってFWに入るのは2年生の野口竜彦です。
非常にドリブルが得意という野口が今日は2トップの一角を担っています。
実況
去年の経験からか、非常に落ち着きがあるという話がありましたが中盤でもタイトなマークをしている星稜高校ですね。
城
読みが早いのと、1本の出足が速いです。
速いですよね。
なので自分たちのボールが収まる時間が長いですよね。
実況
去年の決勝戦の前日のミーティングでも。
杉原のシュート。
ここはサイドネット。
やはり河崎監督から、どんどんシュートを打っていけという、この1年、言われ続けてきた杉原。
その姿勢が見えますね。
城
ボールを持った瞬間に中を見ています。
自分で行くというね。
こういうシュートはやっぱりいいですね。
実況
平田も河崎監督がいないことでかえって監督がこれまで言ったことを思い出す時間が増えたんです。
そんな話をしていました。
去年は決勝戦は出場停止だった平田。
相手のキーマンに仕事をさせないという中盤の底で非常に重要な役割を担っている平田です。
前川のシュート。
立て続けにシュート、前半で5本目。
この前川も河崎監督からシンプルなプレーをしろ、そして中盤でも決定的な仕事をするんだというふうに常々言われてきたと話していました。
城
攻撃力はありますし星稜は人がどんどん後ろから出てきますよね。
原田君のクロスからでしたよね、今のも。
実況
前半は1点を失って、ここまで立ち上がり10分の1失点、白いユニホームの前橋育英高校。
落ち着きを取り戻しているように見えますね。
城
そうですね。
城
いい対応だ。
実況
24番の野口のいい動きが見られましたね。
城
ただ星稜の戻りが速い。
こういうセカンドボールですね。
深い位置でボールを奪って早めにシュートを打つことですね。
そうするとディフェンスラインも引きずり出されますので、裏が空いたりします。
実況
選手ひとりひとりの個性を伸ばすことに重点をおいて指導してきました。
坂元のシュート。
序盤から動きがいいと城さんが言われていましたね。
城
今のもステップが速い。
リズムを持っています。
こういったシュートで一気に流れが変わります。
実況
ただ、ここはGKの坂口璃久がしっかりとおさえました。
星稜中学出身です。
城
14番の鈴木君がよく対応しました。
危ないところ。
カバーリングの意識が高いですね。
実況
山田耕介監督も危機察知能力が非常に高いと話していました、鈴木徳真。
城
来た。
実況
渡邊のシュート。
坂口がよくおさえた。
渡邊が序盤から2本3本とシュートを打っています。
星稜ベンチ
原田ですが、去年のインターハイで1度対戦しています。
かわすタイミングが非常にうまい。
自分のシュートコースをつくるのが本当に上手な選手、かわされても何とか離れずに、くっついて行きたいと話しています。
実況
渡邊凌磨、シュートコースをつくるのがうまいとマッチアップした原田が話していますね。
城
体の使い方、ボールコントロール、質ですよね。
ちょっとずば抜けている選手だと思います。
実況
山田耕介監督も左右両足から正確なシュートを打つ技術がずば抜けているという話がありました。
171人の部員を預かる山田耕介監督は選手1人1人のいいところを伸ばしてあげるのが指導者のだいご味、光る原石をどう磨くかというところに主眼をおいて、33年間チームをつくり上げて指導してきました。
一人一人のよさを山田監督が伸ばしてという指導方法なんですね。
城
選手の個性を伸ばす。
プロになっても、日本代表に行ったり、そういう選手を輩出できるよさだと思います。
実況
渡邊のシュート。
わずかに左。
渡邊凌磨のシュート。
わずかに左。
ここもトラップからの流れでのシュートでした。
城
簡単に見えますが非常に難しいです。
ボールが非常に高く上がっていますから。
そしてDFが来る状況。
早く打ってしまうんですけれども、最後までボールをためて、よくコースを狙いました。
ボール1個分でした。
惜しかったですね。
実況
中学の指導者にとっても、高校サッカー選手権の舞台というのはこの決勝戦で活躍している選手を見ると大きな勇気がわいてくるでしょうね。
城
育成年代のいろんなコーチに聞きますが、自分がかかわった選手が活躍してくれると非常にうれしいですしね、親心ですよね。
星稜応援席
今日は、星稜中学サッカー部の皆さんが応援に来ています。
キャプテンのしきだ選手に話を聞きますと同じグラウンドで普段練習しているので先輩達は本当にカッコイイ、自分達も絶対星稜高校に入学して、この舞台でプレーすることを高校3年間の目標にしますと力強く語ってくれました。
実況
スライディングタックル、平田。
ここは、よく守った。
去年、決勝戦に出られなかった平田健人。
その思いを今年の決勝戦にぶつけます。
青柳の突破に対して平田のスライディングタックル。
球際の攻防です。
城
際どいところですが、しっかりボールにいきました。
実況
前橋育英高校も一瞬のスキをついてゴール前でチャンスを迎えましたね。
城
素晴らしいですよね。
息つく間もなく一気に攻めに行く力を持っています。
実況
星稜中学校の出身選手でこの決勝戦のピッチに立っているのは坂口璃久、2年です。
中学3年生の時に全国大会で優勝しました。
そして星稜中学校出身、大田賢生・10番、今大会3試合連続ゴール中。
この大田も星稜中学出身。
ベンチには途中から入って来るであろう加藤も星稜中学出身です。
1点をリードしている星稜高校がさらなる追加点なるか。
平田が遠目から狙ってきた。
向かい風に向かってのシュート。
星稜ベンチ
1年生の時が銅メダル、去年が銀メダル、金メダルしかいりませんと話していました。
実況
監督からは自分で考えろと言われ続けていた平田。
河崎監督の分まで何とか河崎監督を胴上げしたいと話していた、平田健人。
決勝戦、この舞台に河崎監督はいない。
何とか体がよくなって卒業式で胴上げをしてあげたいんだと話していた、8番の平田です。
9番の青柳燎汰がシュートを放ちました。
前橋応援席
盛り上がってるのは、スタンドだけではありません。
地元、前橋市内の市役所のそばの施設ではパブリックビューイングを行っているそうです。
中には去年のゆるキャラグランプリで日本一になったぐんまちゃんも頭に必勝ハチマキ、黒と黄色のユニホームを着て日本一を祈っているそうです。
実況
群馬県前橋市、利根川のほとり、男女共学の私立高校、前橋育英高校。
その差は1点です。
1対1の粘り強い守備に自信があるという岩、左サイド、セットプレーのチャンス。
9番の前川、11番の森山。
森山が左で上げてくるでしょうか。
城
おそらく右足でゴールに向かっているようなボールを蹴るんじゃないかと思います。
実況
前川がクロスを上げてGKがパンチング。
風が吹いているので風への対応も難しい部分があります。
ここはよくパンチングで逃れました。
前半の間もなく40分を経過します。
前後半45分ハーフ、90分で争われます決勝戦。
城
こういった緊迫したゲームは時間がたつのが早いですね。
残り5分ですからね。
実況
9番の前川、コーナーキック。
実況
手前のタッチは割りました。
スローインです。
3番の原田亘。
星稜高校の応援席からはブラスバンドの応援、大きな大きな声援が7番の藤島樹騎也。
去年はスタンドからの応援でした。
決勝戦で敗れて涙を流しました。
試合に出ていないのに人の姿を見て泣いたのは人生で初めてだったと藤島は話していました。
それ以来、何か変えなければいけないと1年間、体づくりに励んで強い体を手に入れて、レギュラーを手にしました、7番の藤島。
前橋ベンチ
埼玉スタジアムは応援席が非常に近いので、カッコいいところを見せたくなります。
でも平常心で頑張りますと話していました。
実況
藤島が話していましたが、このバックスタンド、ピッチまでが非常に近いんですよね。
城
選手からすると、非常にいいプレーを見せたいと思うんですよね。
逆に苦しい時にはスタンドからの声援が力になります。
大応援団がいますので心強いですよね。
実況
ピッチからスタンドまでが14メートルという埼玉スタジアム2○○2。
役者の世界では舞台から客席まで15メートルが細かいところを見る極限の距離といわれています。
埼玉スタジアム2○○2が今年の決勝戦の舞台です。
日韓ワールドカップ開催に向け、2001年に完成したサッカー専用スタジアムです。
これまで日本代表のワールドカップ予選のホームスタジアムとして14試合行われて、12勝2負、埼玉スタジアム2○○2で戦うワールドカップ予選では負けなし、不敗神話を持つ日本代表の聖地でもあります。
日本代表の聖地が今年の高校サッカー決勝の舞台。
実況
前半43分が経過。
前橋育英高校ボールです。
前橋育英がチャンスをつかむには、まずは中盤のこぼれ球、セカンドボールという話でしたが前半ここまではやはり五分と五分のボールは星稜に転がっていますね。
城
ここです。
この深い位置からボールを出せると厚みのある攻撃ができるんですけどね。
やらせない星稜というのはしっかり分析をしています。
城
上がりましたよ。
前橋育英は今のように星稜3番の原田君が上に上がった瞬間にボールを奪って、その裏をついて行く。
そういう攻防をすると、もうちょっと攻められるかもしれません。
実況
星稜はサイド攻撃が一つの武器ですが、サイドのスペースが逆にウィークポイントにもなるという見方ができるわけですね。
城
ストロングポイントでもあり、ウイークポイントでもあります。
実況
ここも出足が速い。
城
いいパスだ。
実況
大田のシュート、わずかに外れた。
星稜中学校出身、4試合連続のゴールを狙った大田。
河崎監督からはニアで勝負できるFWになれという話を受けてこの1年間、頑張ってきたと話しています。
城
今のはパスのタイミングも完璧でした。
実況
藤島からのパスでした。
アディショナルタイムは1分です。
城
いい形だ。
実況
ここで前半終了のホイッスルです。
第93回全国高校サッカ−選手権の決勝戦。
ともに勝てば初優勝という前橋育英と星稜の一戦は、1対0。
石川の星稜高校が前半の実況
どちらが勝っても初優勝。
前橋育英対星稜の決勝戦は、石川の星稜が前半11分にPKから前川の先制点。
1点をリードしてこれから後半を迎えます。
後半の45分、初の日本一に向けて、両校、どんな戦いを見せるでしょうか。
では、前橋育英高校の応援席の様子です。
前橋応援席
今年の大会の応援歌が大原櫻子さんの『瞳』、前橋育英応援団長の名前がひとみ君、そして2500人の瞳が選手達に応援を送ります。
実況
一方、星稜高校の応援席です。
星稜応援席
こちらは3年生のやまざきりょうた選手にお話を聞きます。
この3年間はどんな3年間で後半、仲間にどんなエールを送りますか?やまざき
あいつらならやってくれます。
実況
1対0、前半は黄色のユニホーム、星稜が1点リード。
初優勝に向け一歩近づいた石川の星稜。
同じく初優勝にかける思いは白いユニホームの前橋育英も一緒。
今大会は二度、先制されながらも追いついてここまで勝ち上がってきました白いユニホーム、前橋育英高校です。
前半は1対0。
後半はどんなところがポイントになりますか?城
立ち上がりの15分、どちらがリズムを作るのか、いろいろな秘策があると思います。
実況
まもなく勝負の後半のキックオフです。
第93回全国高校サッカー選手権。
勝てばどちらも初優勝となる決勝戦です。
4154校の頂点に向けて、後半のキックオフです。
実況
今、後半のキックオフ。
石川県代表の星稜高校のキックオフで試合が始まりました。
前半は1対0。
青柳が抜けていく。
背負ってシュートを打った。
しかし高橋のクリアです。
立ち上がり、10番の渡邊凌磨。
右サイドから突破していこうと仕掛けていきましたが、ここは星稜のクリアです。
実況
1人選手が倒れています。
星稜高校7番です、藤島樹騎也。
この競り合いで少し痛めました。
腰の辺りを押さえています。
3年生の藤島です。
蹴るのはキャプテンの鈴木。
ペナルティーエリアの角、サイドを取れというのが星稜高校のスタイルです。
河崎監督は練習から練習試合の時もとにかく角を取れ、ペナルティーエリアの角を取るんだといつも叫んでいるんですね。
城
そうですね。
そういう指導をされています。
選手たちもそういう意識を十分に持っています。
中を突きながらも最後はサイドを突く。
角というのは相手にとって一番嫌なところです。
実況
ここですね。
クロスを上げて逆サイド、森山が倒された。
実況
前橋育英はサイドを取られても真ん中でしっかりとブロックをしたいところ。
城
いい所に出た。
実況
ここはシュートを打てません。
野口。
ただ中盤で前橋育英高校、いい形でボールを持てましたね。
城
選手の距離感が非常に近くなりました。
サポートもできますしね。
パスも3つぐらいコースがあるんですよね。
立ち上がりもそうでしたけれども、一気に前に取りに行くんだというそういった姿勢が見られます。
実況
山田耕介監督がベンチのコーチに指示を出していました、横澤でしょうか。
ウオーミングアップのペースが上がっています。
実況
前橋育英高校ボールです。
前橋ベンチ
やはり横澤選手がウオーミングアップを始めています。
前半は全体的に間延びしていたので、コンパクトに行きなさいという指示が出されたようです。
前半を忘れなさいということもアドバイスされていました。
やるしかないと言って送り出していました。
実況
前半から城さんがセカンドボールをとにかく拾うことと話していましたね。
城
ピッチサイドから戦況を見つめながら非常にコンパクトになっています。
ですから今、前橋の時間が続いていると思います。
実況
理想の間隔は30メートルから35メートルといわれています。
だいぶコンパクトになってきましたね。
実況
ゴール前でのアイデアも出てきましたね。
城
そしてセカンドボールも拾えています。
星稜ベンチ
前橋育英がコンパクトならこちらはシンプルです。
シンプルなプレーがあまりできなかった、もう少しチームで徹底すること、サイド攻撃、ここを見直そうという話でした。
去年の経験なんでしょうね。
どんな展開になっても木原監督代行は最後の笛が鳴るまで諦めるなと話していました。
実況
落としてシュートを打った。
鈴木徳真のシュート。
確かにセカンドボールへの反応が早くなってきましたね。
城
そして今、シュートを打った鈴木君ですが吉永君とダブルボランチで攻撃的に行く時にはかなり前に行っています。
そうするとサポートもできますし、今のようなシュートも打てます。
実況
前半は渡邊凌磨がシュートを放っていました。
鈴木徳真は、なかなかゴール前に顔を出せませんでした。
城
FWに近づく距離感が遠かったのでうまくいきませんでしたが、後半しっかり修正して来るあたりは素晴らしいですね。
実況
MFの鈴木徳真と吉永。
できるだけ近い距離でプレーできれば、前橋育英のペースになりますね。
1点を追う、前橋育英。
前橋応援席
後半に入って応援席の声も大きくなっています。
今日は風が強いですけれども、群馬は、この時期いつも風が強い。
むしろ風が強いぐらいのほうが僕らのペースじゃないですかねと話していました。
実況
上州からの風、赤城おろしといわれます。
群馬はこの時期、強い風が吹く。
山田耕介監督も前橋はいつも風が強い、いつもやっているからねと試合前に話していました。
今度はその風を正面からやや左から受ける形の前橋育英高校。
ダブルボランチが高い位置でプレーできればという城さんのお話しでした。
一方の黄色いユニホームの星稜はこういう時こそシンプルにサイドを使えという木原監督代行からの指示ですね。
城
そうですね。
FW2人、森山君と大田君がいますからね。
彼らがボールをキープして時間をつくって、サイドで展開できると星稜ペースになると思います。
実況
去年は残り5分で同点に追いつかれました。
前橋育英、シュートを打った。
24番、今大会初スタメンの野口、同点ゴールを奪った。
またしても今大会3度目、先制されながらも同点に追いつきました、前橋育英高校。
初優勝に向けてこちらも譲らず。
上州からっ風を正面から受け止めて、見事24番、今大会、初スタメンの野口の左足。
1対1の同点に追いつきました。
城
今のシュートもね。
すごく体の使い方がうまいんですよ。
競った後ですけれども、うまく体をブロックしながら相手DFに触らせないようにしながらそしておさえて打つ。
これは素晴らしいシュート。
前橋ベンチ
山田耕介監督は小さく右手でガッツポーズ。
そのあと、右手で5という数字を示しました。
ゲームが動いた後、このあとが大事なんだと選手たちにそうジェスチャーしました。
実況
得点後の5分という意味ですかね。
城
サッカーというのは点が入った時に一気に動きますから。
実況
2年生の野口、シュートを放った。
城
いいですよ。
実況
星稜、サイドを使った。
鈴木徳真のディフェンス。
よく守りました。
今度はまた前橋育英の攻め。
10番の渡邊凌磨。
歓声が一段と大きくなった。
切り替えした。
渡邊、シュートを放った、決まった。
渡邊、今大会初ゴール。
10番で決めた。
前橋育英高校、逆転。
後半の立ち上がり、まだ10分にならないところ、ゲームをひっくり返しました。
次の5分が大事だと話した。
ジェスチャーを送った山田耕介監督。
同点ゴールからわずか2分で逆転。
渡邊凌磨、10番。
今大会初ゴールが決勝戦での見事な逆転ゴール。
試合が一気に動きました。
後半。
城
自信を持って打ちましたよね。
ここで。
突破から切り返し、ワンタッチ目が深いので、相手ディフェンダーは完全に置いていかれました。
いや〜、すごい。
実況
シュートを打つまでの切り返しの深さですか。
城
そうですね。
ツータッチ、スリータッチしてしまうと、相手DFもつきやすい。
ワンタッチで一気に相手をおいていけるような、というところにボールを置きました。
だから今のシュートが入ったんでしょうね。
実況
左右両足からの強烈なシュートはずば抜けているという山田耕介監督のお話通り、見事、渡邊凌磨、今度は1点ビハインド、星稜。
前半で1点先制しましたが、後半の立ち上がり、あっという間に白いユニホーム、前橋育英高校が逆転に成功。
前橋応援席
一瞬の逆転劇、わきにわいています。
黄色と黒の小旗、ユニホームがおどっています。
実況
前橋市内のパブリックビューイング会場の皆さんも大きな声をあげていたことでしょう。
ゲームをひっくり返しました。
実況
9番の前川、詰めていました。
城
星稜もシンプルにサイドから入れました。
こういった攻撃をされると前の人は怖いですよね。
城
うわ〜、いいボールだ。
実況
杉原がシュートを打った。
先制して逆転を許した星稜ですが、サイドを取るという動きが活発ですね。
城
そうですね。
選手はしっかり守ってやっています。
チャンスをつくっています。
実況
前橋育英高校のベンチには今日、体調不良、関戸のユニホーム。
その関戸の思いを受けて2年生の野口の同点ゴール。
そして3年生、同じく3年生の渡邊凌磨。
見事なシュートを放って逆転。
部員は171人、3年生はなんと71人いるという前橋育英高校。
城
いいですね。
実況
平田のシュート。
ディフェンスがブロック。
コーナーキック。
両チームの優勝したいという思いが激突している決勝戦です。
前橋ベンチ
下山選手が入ります。
実況
肩に手を置いて諭すように指示を出していました。
下山が入ります。
さぁ、コーナーキック。
城
ゴール前に集まっていますからね。
そして風もありますからね。
前橋ベンチ
下山選手に代わってアウトするのは、渡辺星夢。
実況
2番の下山が入りました。
オーバーラップからのクロスを見てほしい。
山田監督には怒られ続けました。
でもその山田監督を胴上げして泣かせたい、山田監督を泣かせて、泣く姿をみんなで笑いたいんですとそう話していました。
3年生の下山、ピッチに入りました。
下山が右サイドへ。
右サイドバックを務めていた岩が左サイドに回った前橋育英高校です。
この時間帯の選手交代、山田耕介監督は同点ゴールのあと、5と指で、指し示してゴール直後の5分が大事だと話して指示を出していました。
城
ちょっと疲れている状況で選手を代えて、また自分達のリズムを確保しようという動きですね。
城
後半は劇的に変わりましたよね、前橋育英。
ただ、星稜高校は一人一人の力が強いですからね。
実況
10番の渡邊凌磨、強烈なシュート。
今日も一人で5本、6本とシュートを放っています。
城
その前のプレーですよね。
野口君、前線から、あれだけプレッシャーをかけるのでこぼれ球をうまく拾えるというのもあります。
実況
前線からのフォアチェックを期待して送り出すと山田監督は話していました。
その言葉どおり、監督の期待にこたえていますね。
城
完璧だと思います。
実況
サッカーが好きで入ってきた選手をサッカーが好きなまま、送り出したいと話す山田監督。
星稜ベンチ
木原監督代行、杉原に対してサイドを使え、サイドを使うんだぞと手前まで呼んで大歓声の中、丁寧に指示を送っています。
実況
下山のクロスです。
中には坂元。
素晴らしいクロスでしたね。
城
星稜の鈴木君が冷静に対応していました。
実況
10番の渡邊凌磨、コーナーキック。
前橋育英高校の生徒の声援を受けてのコーナーキックです。
いいボールを蹴ってきた。
星稜がボールを縦に送る。
去年は残り5分で同点に追いつかれ、延長で惜しくも涙をのんだ黄色いユニホームの石川県代表、星稜。
同点に追いつけるか。
シュートは決まった。
3番の原田、見事なゴール。
同点。
譲らず。
日本一への思い、両チーム譲らず。
星稜同点。
自慢のサイド攻撃、サイドからのクロスが同点ゴールを生みました。
城
本当にレベルが高い。
あそこでDFの裏によく入りましたし、10番の大田君の左足のクロスの精度ですよね。
DFもGKも出られないところにパスを出しています。
この切り替えしからですけれども原田君もよく、いったん後ろに逃げながらディフェンスの視野から消えて、前でゴールする。
DFの選手じゃない動きです。
すごい。
星稜応援席
ちょうど応援席の前でのゴールだっただけに2失点の悔しさを晴らすかのような大きな声援が飛びました。
実況
わずか2分間で逆転を許した星稜。
精神的にもダメージを受けるような状況でしたが見事に気持ちを立て直して後半19分、同点に追いつきました。
両チーム譲らず。
原田の見事なヘディングシュート。
星稜ベンチ
最初の選手交代です。
杉原に代わって加藤が入ります。
前橋ベンチ
吉永に代わって小泉が入ります。
実況
山田監督が天才的と話すMFです、小泉。
一方、星稜は加藤諒将、星稜中学出身。
3年生の時は日本一を経験。
決勝戦では1得点3アシストの大活躍を見せました。
実況
前橋育英高校は吉永に代えて小泉を投入しました。
一方の星稜高校、6番の加藤が入っています。
代わったのは15番の杉原。
星稜ベンチ
加藤が入りましたが、木原監督代行は初戦の鹿児島・城西戦、ひとつのドリブルの仕掛けが成功した、1つのプレーで自信が入ったんだ。
高校サッカーはあらためてすごいと話しました。
前を向いているのが今の加藤なんだと話しました。
実況
高校サッカーは1プレーで成長するという話ですね。
城
僕もそう思います。
厳しいトレーニングを積み重ねていますし、ここで何かが起きる。
何かを起こせる選手がそろっています。
実況
星稜はサイドの選手を代えてきましたね。
城
サイドが守備的にいかないといけないのでね。
実況
一方の前橋育英高校は中盤の底。
城
抜けた。
実況
大田のドリブル。
城
逆サイドに振った。
城
いいですね。
実況
サイドのポジションでボールをキープできると溜めができると中が上がってくることができますね。
城
星稜は大田君と森山君が2人が前でキープできるのでサイドがついて行くことができますよね。
実況
星稜も後半に入って立ち上がり、2失点がありましたが、徐々にペースを取り戻してきました。
城
一進一退で分かりませんね。
前橋応援席
今日はOB、Jリーガーもたくさん来ています。
その中で4年前に亡くなりました。
松田直樹さんのお姉さん、真紀さんの姿もありました。
直樹が成し遂げられなかった夢を達成してほしいとメールしたそうです。
頑張りますという返事があったそうです。
たくさんの人に感動と夢を与えてほしいという話をしていました。
実況
元日本代表・松田直樹さんのお姉さんが見守っています。
山田監督がエースナンバーの14番を授けた松田直樹さんは4年前、2011年の8月4日、34歳で亡くなりました。
サッカーが大好きで大好きでたまらなかった、自分の思ったことをどんどん表現するそんな選手だったと話していました山田耕介監督です。
チーム創設51年の歳月が流れました。
前橋育英高校、山田耕介監督が指揮を執って33年目。
ようやく決勝戦の舞台までたどり着きました。
11番の坂元、右サイドから左足のシュート。
前橋育英、出足がいい。
ボールを取った。
渡邊が遠目から狙ってきた。
城
本当にパンチ力がありますね。
今の足の振り。
その部分を見てもそんなに強いシュートは打てないはずなんですけれども、コンパクトに振り込んで行く力、技術というのは、すぐれていますね。
実況
将来は世界で通用する選手になって、バロンドールを取ることですと目標を語っていました。
城
今、受け手と出し手のタイミングが合いませんでしたけれども、ディフェンスの状況を見ながら裏を狙っていますよね。
実況
ドリブルをする時は、ボールは見ません。
スペースを見ながらドリブルをして、最後の最後にボールを蹴る時にボールを見るようにしている、常にスペースを探しているという10番の渡邊凌磨。
城
本当に視野が広い選手です。
今もワンタッチでボールが動いている最中に周りを見ています。
ですから次のプレーができます。
実況
去年は19歳以下の日本代表に選ばれました。
将来の日本代表を背負うであろう逸材です、渡邊凌磨。
両チーム譲らず、2対2、同点。
後半のまもなく28分。
前半11分、前川の先制ゴール。
後半に入って8分、野口、10分、渡邊凌磨、逆転に成功した前橋育英。
後半19分、原田のゴールで同点に追いついている星稜です。
前橋ベンチ
横澤航平選手が入ります。
実況
スピードを生かした突破。
深い切り替えしが得意という横澤が呼ばれました。
前橋育英。
ここはキャプテンの鈴木がスライディングタックル。
しかし、ファールがありました。
チームをよくここまでまとめてきた、鈴木大誠。
ここで、前橋育英高校は横澤がタッチラインの外で準備していますが、投入するでしょうか。
前橋ベンチ
山田監督がいったん止めました。
実況
このセットプレーを終えてからの投入となりそうです。
蹴るのは渡邊凌磨。
城
彼のパンチ力なら十分に蹴り込めると思います。
キーパーが日ざしがあるので、どうでしょうか?まぶしそうな感じもします。
実況
右足、壁に当たった。
コーナーキックです。
蹴るのは8番。
3年間で身長が10センチ伸びた、今168センチになった小泉が向かいます。
天才的なセンスを持つと山田監督が話していた小泉のコーナーキック。
ファーサイドに上げました。
ラインを割りました。
この小泉のクロスボールから準決勝では後半終了間際、こぼれ球、見事、鈴木徳真の同点ゴールが生まれました。
23番の横澤、投入。
この野口の活躍はどうでしたか?城
前線からの激しいプレッシャー。
そしてあのスーパーゴールですよね。
素晴らしい活躍でした。
実況
よくやった、2年生という祝福を受けています。
実況
スライディングタックル。
イエローカードが出るでしょう。
小泉に対してイエローカード。
後半の30分を迎えました。
2対2、同点勝負を分けるポイントはこのあと、どこでしょう。
城
前橋育英は今交代しましたが、代わった横澤君が左サイドに入って前川君を前に出したり、ポジションチェンジをしています。
このあたりのバランスをどう組み立てていくかです。
代わった選手はマークもなかなか難しくなりますので、中で選手は話し合っていると思いますけれども。
城
思い切って打ちに行きましたね。
実況
周りがよく見えている渡邊凌磨です。
城
坂元君もいいポジションにいます。
前が空いたらシュートを打つという姿勢もいいです。
星稜応援席
こちらには、去年の決勝で悔し涙を流しました。
OBの寺村介さん、もりしたようへいさん、そして寺田さん、をはじめ多くの方が駆けつけています。
夢をかなえてほしいと力強いエールを送っています。
去年の悔しさがあります。
キャプテンの寺村もスタンドから見つめています。
去年の決勝戦は、86分。
残り4分というところで途中交代。
その後、同点に追いつかれました。
河崎監督は大会直前、交通事故で現在は入院中です。
木原監督代行、河崎監督がいつも座っているベンチの一番はじは今日で5試合目、常にあけてあります。
河崎監督も一緒に戦っているから、そう話しました。
去年の悔しさを知るメンバー。
残り後半15分を切って力の見せどころです。
2対2、同点。
1年間で成長したところを見せられるか、8番の前川。
優勝して河崎監督を卒業式で胴上げしたいと話していました、9番の前川。
森山も去年は守りに入ってしまった、今年こそ守りに入らず、攻めて攻めきることが大事なんだと話しています。
城
星稜の選手も監督不在の中で戦うというのは非常に難しいんですけれども、よく自分たちで考えながら思いを乗せながら戦っています。
素晴らしいですよ。
実況
入院中の河崎監督から決勝戦への思いが届いています。
私がいなくてもキャプテンの鈴木が仲間を信じて、よくまとめてくれた。
今年の3年生は去年、おととしと悔しい経験もして来た。
経験というのは先輩たちが残してくれるもの。
先生が教えられるものではないんですと話しています。
大会に入ってから本当にいいチームになった、河崎護監督は、そう病床で話していました。
私は病院のベッドの上でベンチに座っている気持ちで試合を見ます。
信頼するスタッフ、選手に全てを任せますと話していた河崎護監督。
後半の35分、悲願の日本一へ向け、残り10分を切りました。
2対2、同点。
前橋育英、コーナーキック、ファーサイド。
両チーム譲らず。
渡邊凌磨、長崎・島原商業出身、山田耕介監督。
あの小嶺忠敏監督に憧れて指導者になりたいと指導者の道に入りました。
高校サッカーの指導を始めて33年。
小嶺忠敏監督もできれば、この男に国見高校を任せたかった、何度も何度も長崎に帰ってこいと話した。
ただ山田耕介は長崎には戻らず群馬の男になった、そう話していました。
山田耕介監督は最初は1年、2年で長崎に帰ろうと思っていた。
ただこの子達が卒業したら帰ろうと思っていたが、入ってくる1年生の顔も見るたびにもう1年、もう1年と積み重ねて33年経ったと話していました。
情熱、33年間、選手のいいところを見つけてのばすという哲学を貫いて準決勝で敗れること4度。
5度目の挑戦でようやく決勝戦まで駒を進めてきました、前橋育英高校。
後半の36分を過ぎました。
残り10分を切った。
両監督の思い、日本一への思い、2対2、同点。
星稜ベンチ
こんな大きな舞台で戦えるようになるとは、うれしいと監督は話していました。
監督は同い年です。
実況
観衆は4万6316人。
城
今のはコントロールまでは良かったんですね。
シュートに行くかなと思ったんですけど。
上がりの選手を見ながら、サイドをうまく使うという判断でした。
ただ両校ともボールに対してのプレッシャー。
そして諦めない姿勢ですよね。
すばらしいです、本当に。
実況
どちらが勝っても初優勝。
サッカーには技術、戦術を超えた気持ちの部分、大切なものがあると教えてくれますね。
この高校生達は城
残り時間が少ないですから、こういったところのセットプレーだったり、あとは本当に気持で勝ちたいと思ったほうが勝ちますからね。
実況
9番の前川、コーナーキック。
信じてボールを送る。
シュートを打った。
10番の大田のシュートは見事に防いだ、1番の吉田。
城
すごいシュートでしたけれどもね。
ここはキーパーが触っていなかったら入っていましたからね。
実況
両チーム譲らず。
後半40分経過、残りは5分。
93回目の高校サッカー。
首都圏開催になって、39年目。
国立から埼玉スタジアム2○○2に場所を移し、両校、勝てば初優勝。
城
いいボールだ。
キーパー、ナイスキャッチ。
実況
この優勝旗を手にするのは星稜か前橋育英か。
去年は残り5分を切ったところ。
2対0と富山第一高校をリードしていましたが、そこから1点を取られ、アディショナルタイム3分に同点ゴールを決められました。
その残り5分を今、切りました。
城
ここからが動く可能性が高校サッカーは非常に高いですから。
実況
去年、悔しい思いをした、残り5分で勝ち越しゴールを奪われた、黄色いユニホーム星稜高校。
石川県代表。
一方、初優勝に向けて先制を許しながら、1度は逆転。
同点ゴールを許しましたが、譲らず戦い、2対2、白いユニホームの前橋育英高校。
城
本当にお互いが一切、集中力を切らさずにボールに対して、うまく拾ってますよね。
実況
去年は応援席で試合を見ていたという藤島。
1年後、決勝のピッチに立っています。
城
本当に1対1のプレー、見ごたえがありますよね。
この時間になっても体力が落ちないのは本当にすごいですね。
足をつったりする選手も見受けられるんですけれども、今は、一切いません。
実況
去年のキャプテン、寺村が見つめる中、先輩が残した経験というものを後輩が感じてここまで勝ち上がってきました、星稜高校。
山田耕介監督が信頼する中盤の底、ボランチ。
前橋育英高校のエースナンバー、14番を背負っている、鈴木徳真。
城
この辺も読みがいいですしね、体をうまく入れていますからね。
城
坂元君のね、この時間になっても切り崩せる突破力ですよね。
すごい。
再三、切り崩していっています。
実況
この3年間で、一番練習したのはキックフェイントだと坂元が話していました。
積み重ねてきたものがこの決勝のピッチで出るわけですね。
今、45分経過。
アディショナルタイムは3分です。
今大会の応援リーダーの川島永嗣さんは、意識の連続が無意識を生むと話していました。
意識的に3年間積み重ねできたものが、無意識になって、選手の体を動かします。
これまでの鍛錬、千日の鍛錬を積んで、一瞬の勝負にかける選手たち。
45分を過ぎました。
アディショナルタイムは3分。
鈴木徳真がシュートを打った。
坂口がおさえる。
城
選手もスタンドも一緒に戦っています。
こっちまで応援の声が聞こえてきます。
選手に思いが伝わっているはずです。
実況
決勝戦の舞台は変わりましたが、高校サッカーを思う、高校サッカーをつくっている皆さんの気持は変わりません。
4万6000の大観衆が見つめる中、決勝戦、2対2、同点。
46分を過ぎました。
勝負のアディショナルタイム。
去年はこのアディショナルタイムで落とした星稜。
同点に追いつかれた星稜。
今年は準決勝、アディショナルタイムで同点に追いついた前橋育英。
アディショナルタイムの攻防。
3分のうち、1分50秒を経過。
城
3番の岩君も本当によく動きますよね。
体が。
ディフェンスというのは、FWの動きについていかなければいけないので相当、体力を奪われます。
この時間になっても集中力は切れないし、素晴らしいです。
実況
前橋育英高校の3番、岩です。
星稜が積み重ねてきたサイド攻撃。
しかし、ここはハンド。
高校サッカー選手権、ここまで実は3大会連続で延長戦に入っています。
もし、このまま同点ならば4大会連続での延長戦に入ります。
悲鳴のような歓声がこだまします。
ここは星稜高校。
去年、追いつかれたアディショナルタイム3分台。
先輩達の悔しい思いを胸にして戦う。
最後のチャンスか、大田のシュート。
実況
今、前橋育英高校の円陣が組まれるところですが、選手たちの中から絶対に勝つぞという強い言葉が聞こえてきました。
両チーム譲らず、一方の星稜高校、2対1、逆転を許しましたが、後半、よく同点に追いつきました。
4大会連続での延長戦です。
城
そうですね。
見ごたえのある決勝戦となりました。
両校ともお互いのいいところを出しきっています。
素晴らしい試合になっています。
実況
3年生にとっては最後の試合です。
去年、悔しい思いをした吉田。
2年生のレギュラーメンバーが5人残っている星稜高校。
舞台は首都圏開催から39年、国立から埼玉スタジアム2○○2に移りました。
その最初の決勝戦は延長戦に入ります。
エンドが変わります。
風を正面から受ける風下に立つのが前橋育英高校、風上に立つのが黄色いユニホームの星稜高校です。
強い風が前橋にある赤城から吹いています、赤城おろし。
最大の瞬間風速が13.8メートルという前橋。
ここ埼玉が瞬間最大風速13.9メートル。
同じ風が吹いています。
その風に後押しされて日本一へたどり着くか、前橋育英高校。
一方、去年の悔しさをはらし、悲願の日本一へたどり着くか。
黄色いユニホーム、石川県代表、星稜高校、8番の平田。
去年は、決勝のピッチに立てず。
前川は去年のレギュラー。
そして10番の大田。
さぁ、延長前半のキックオフ。
10分ハーフの延長戦です。
左エンド、黄色いユニホーム、石川県代表、星稜高校。
石川41校の代表、16年連続25回目、初優勝を目指します。
実にベスト4は3年連続。
決勝戦は2年連続。
去年、決勝で敗れ、今年こそと臨んだ93回大会、決勝戦まで勝ち上がってきました。
黄色いユニホーム。
一方、白いユニホーム、前橋育英高校。
群馬県66校の代表、2年ぶり18回目。
これまで4度、準決勝で涙をのんできた前橋育英高校、5度目の挑戦で優勝候補、千葉の流通経済大学柏をくだして初めての決勝進出。
山田耕介監督率いる前橋育英高校。
両チーム譲らず、2対2、同点。
延長に入りました。
加藤は中学時代に星稜中学で日本一を経験。
スピードが武器。
星稜中学校の元監督、岩下監督も6番の加藤は素晴らしい才能を持っている選手だと話していました。
その星稜中学校出身の選手たちもスタンドから声援を送る。
石川県代表の星稜高校です。
延長前半に入りました。
立ち上がりですが、横澤がボールをキープ。
しかし、星稜高校のディフェンス。
城
星稜も組織立ってうまくディフェンスラインをカバーしあっています。
ああいう形になっても慌てませんよね。
なので前橋育英がうまく持っているんですけれども、持たせているという感覚にこちらからは見えます。
前橋ベンチ
山田耕介監督は一人一人に声を掛けました。
星稜ベンチ
奥田聖也選手、俺達はここに勝ちに来たんだ。
と大きな声を出しました。
そして木原監督代行は鈴木とガッチリ握手をしてピッチに送り出しました。
城
この時間帯でああいうふうに前を向いて勝負しに来られると、DFは相当ダメージがあります。
仕掛けていくことが大事です。
実況
横澤がアクセントになっていますね。
城
いいためがつくれますしね。
実況
高橋がよく対応しました。
金沢南少年団出身です。
少年団の子供たちにも夢と希望を与える地元出身選手。
4番の高橋。
城
今のプレーも1秒遅かったら通っていました。
あのへんの読みはすごいですね。
実況
両校の応援、鳴りやまず。
素晴らしい雰囲気。
森山のシュート。
決まった。
11番、森山。
去年の悔しさを知る森山。
左足を振り抜いた。
去年の決勝戦でもゴールを決めた森山が今大会初ゴール。
日本一に導けるか。
去年の悔しさを知る3年生のゴール。
左足を振り抜いた、森山。
3対2。
星稜応援席
応援席は全員ガッツポーズです。
2年分の思いがあふれ返っています。
実況
さぁ、3対2。
今の森山のシュートは、どうでしたか?城
非常に反転力が速い選手ですから、そこを狙っていましたよね。
最後はキーパーの動きを見ながら冷静に決めました。
実況
素晴らしいシュートを決めました。
11番の森山、河崎監督からは自分のためじゃないんだ、チームのために働けと3年間言われて来た。
だからこそ僕は苦しい時に声が出せるんですと話していた11番の森山。
チームのムードメーカーです。
そのムードメーカーが見事な左足を振り抜いて、3対2。
1点リードは星稜高校。
前橋育英は1点を失った。
3対2、1点差。
前橋応援席
こういう時こそ頼りになるのが鈴木徳真キャプテン。
準決勝でも決めてくれた、徳真、徳真という声が飛んでいます。
星稜ベンチ
2人目の選手交代です。
平田に代わって18番の中條が入ります。
勝ち越しゴールの瞬間、星稜サイド、木原監督代行、非常にうれしそうな表情でしたが、控えの選手とコーチ陣を制して去年の反省からかまだだ、まだだと大きな声を出していました。
城
プレーで去年の思いを見せてくれました。
ここまでよく戦いましたね。
平田君。
実況
河崎監督は経験は先生では教えられないと話していましたが、その経験は1対0、1点をリードしていても決して守りに入らないことというところ、星稜高校、今のところ、1点リード。
守るためには攻めなければいけません。
攻める気持ちが大事。
城
いいボールだ。
逆サイド、空いてますね。
城
星稜は、守る気配は全くありませんね。
もう1点奪いにいくんだという前向きな姿勢が見られます。
実況
青柳からいいパス。
シュートは枠の外に外れた。
ディフェンスがよくカバーに入っていました。
城
ここもレベルの高いボールでした。
最後のホイッスルが鳴るまで本当に分からないですね。
実況
18番の中條に対して細かい指示を送っていました、キャプテンです。
城
いいカバーリングですね。
普通は、あそこでクリアするんですけどね。
うまく体を寄せながら自分たちのボールにしました、宮谷君。
実況
去年は、2点目のシーンで優勝だと応援席で思ってしまったそうです。
応援席で経験したものを1年後ピッチで出しています。
2番の宮谷です。
アディショナルタイムは1分です。
延長前半10分経過。
実況
アディショナルタイム1分経過。
実況
両校の応援席からの声援が両チーム日本一へ向けた、3年生にとっては最後の円陣に声援が送られます。
円陣の中で最も声を出しているのがチームのムードメーカー、11番の森山。
この森山の勝ち越しゴールで3対2と1点リード。
ひと際、声援がバックスタンドから大きくなってきた。
この声援が選手の背中に届いている。
延長後半、日本一へ向けた思い。
キャプテンの鈴木徳真。
残り10分。
星稜ベンチ
3人目の交代です。
大田に代わって大倉が入ります。
2年生の大倉です。
実況
延長の後半、残り10分。
日本一へ向けて、3対2、1点リードは石川県の星稜高校。
1点ビハインドは白いユニホーム、群馬県代表、前橋育英高校。
今大会、先制を許しながら3度、同点に追いついている前橋育英高校。
ここも決勝戦で1点ビハインド。
残り10分で同点に追いつけるか、白いユニホーム、前橋育英。
一方、黄色いユニホーム、石川県代表の星稜高校。
このあと10分、3対2。
1点のリードを守りきれば日本一。
選手の動きを見ていても、この1点のリードを守ろうという気はなさそうですね。
城
そうですね。
まったくないですね。
星稜高校は前から前からプレッシャーに行って自分たちのボールにしようとしています。
実況
サイドに起点をつくるということに徹していますね。
前橋ベンチ
佐藤選手が入ります。
実況
今大会初出場です。
サイドから縦への突破が得意という佐藤誠司。
坂元に代えて投入します。
これで4人の交代枠を全て使いきりました。
今大会から3人の枠が4人に広がりました。
接触があってコーナーキックになります。
延長後半2分、蹴るのは渡邊凌磨。
宮本にはキャプテンの鈴木がついている。
パンチ、こぼれた。
青柳のヘディングシュート。
惜しくも枠の外。
城
いい位置に入ってたんですけどね。
実況
いつもいつもこの青柳は山田監督に怒られていた。
その山田監督が準決勝、ガッツポーズをする姿を見て、うれしかったと話していました。
ただ、今のシュートが外れて、思わずピッチにという山田監督でしたね。
城
そうですね。
監督も体で表現しながら選手と一緒に戦っています。
実況
恩師である小嶺忠敏監督は全てにおいて本気だった、子供たちはその本気を感じて強くなる、そう話しました。
前橋応援席
この時間も、絶え間なく声が送られています。
女子の部員や野球部の選手なども声をからしながら応援しています。
実況
実に71人という3年生の部員。
この3年間、最初に入学した3年生は73人でした。
2人はほかに目指すものがあって、前向きにサッカーから離れていきました。
ですから、71人の部員。
サッカーの楽しさを知ってこの3年間を山田監督のもと、卒業しようという3年生ですね。
ほとんど辞めないわけですね。
城
そうとうつらい練習だったり、いろんな練習を耐え抜いて明るく卒業できるというのは本当に素晴らしい指導者だからこそできると思います。
実況
ベンチには控えの3年生50人が控えています。
1点ビハインド。
同点ゴールを目指して星稜ゴールに迫ります。
一方、星稜高校、去年は決勝戦、残り5分で同点に追いつかれ、延長で富山第一高校にゴールを決められて敗れました。
実況
向こう側のタッチラインを割りました。
前から前からディフェンスに行っている星稜高校です。
守りに入らずに最後まで攻めきることが最大の防御だと11番の森山は話しています。
178センチの2年生FW大倉尚勲。
行け、押せ、星稜と大声援です。
星稜の応援席。
サッカー部ができて今年で48年目。
河崎護監督が就任して30年目。
悲願まで残り5分を切りました。
城
サイドに人をかけてうまく時間を使っています。
自陣でやるとリスクが高いですけれども相手陣の裏ですからね。
実況
素直さこそ強さの基本と語るのは河崎護監督です。
3年間で選手達に教えたかったことです。
選手たちは素直さ、壁にぶつかっても正面から見て乗り越える、そんな力を身につけました。
キャプテン鈴木を中心にそれぞれに実況
河崎監督はベンチにはいません。
シュートを放った。
決まった。
決まった。
見事なシュート。
11番の森山、4対2。
延長で2得点。
去年の悔しさを知る森山が延長後半で2得点。
4対2。
星稜応援席
2階までスタンディングオベーションです。
実況
見事なシュートです。
城
すごいですね。
今のもずっと右サイドでボールをキープして、キープで時間を稼ぐという作戦を取りましたけれども一瞬で空いたらやっぱりそこで打ってしまう、最後の気持ちが乗りましたね。
実況
延長戦もアディショナルタイムに入って、アディショナルタイムは1分。
4対2。
星稜高校2点リード。
前橋育英はあきらめない。
小泉からつないだ。
クロスが上がる。
実況
今、ここでホイッスル。
星稜高校、選手達は河崎監督を思い、去年の悔しさを晴らし、見事全国4154校の頂点に立ちました。
創部48年目、初出場から41年、見事、星稜高校優勝。
河崎護監督、30年目。
石川の金沢にまいた種が埼玉で見事、花開きました。
一方、敗れた前橋育英高校、群馬県勢として、初めての優勝を逃がしましたが、チームの歴史を塗り替える決勝進出。
見事な戦いぶりでした。
見事な決勝戦でした。
城
いや、素晴らしい。
両校とも自分たちの力を出し切りました。
星稜は去年の悔しさをここで晴らした。
本当に素晴らしいチームに仕上げてきました。
そして前橋育英は自分たちもやっぱり初優勝を目指して最後まで必死になって戦った。
この姿は本当に素晴らしいと思います。
実況
優勝した星稜高校には、帝人、トヨタ、プーマ、明治、コカ・コーラ、富士ゼロックスの以上協賛6社を代表いたしまして帝人株式会社鈴木純代表取締役社長執行役員より協賛社杯が授与されます。
聞き手
見事、初優勝を飾りました、星稜高校・木原力斗監督代行です。
おめでとうございます。
木原
ありがとうございます。
聞き手
星稜高校として初めてつかんだ日本一。
今の気持ちを聞かせてください。
木原
いや、もう言葉が出てきません。
選手は、よくやった。
それだけです。
褒めてあげたいです。
聞き手
去年の悔しい敗戦から1年、どんな思いで練習を重ねてきたんでしょうか?木原
選手だけでなく、星稜を応援している方々も、すごく悔しい思いでこの日をずっと待っていました。
選手、スタンドが一体となってチームで戦えた。
それは本当によかったです。
聞き手
そして、河崎監督にもいい報告ができますね。
木原
早く選手から伝えてあげたい、河崎先生に。
おめでとうと言いたいです。
それだけです。
聞き手
スタンド、石川県からも多くの声援が送られています。
皆さんにメッセージをお願いします。
木原
選手はよく頑張りました。
皆さんのサポートがあって達成したことです。
本当にありがとうございます。
聞き手
本当におめでとうございます。
木原力斗監督代行でした。
続きまして、キャプテンの鈴木大誠選手です。
おめでとう。
鈴木
ありがとうございます。
聞き手
目には涙があふれています。
今の気持ちを聞かせてください。
鈴木
試合前に監督からメッセージが届いて、すごく長いメッセージで涙をこらえようと思って、それに必死で試合中も苦しいことがあったんですけど、仲間が支えてくれたというか、病床で見守ってくれている監督が自分たちのために精一杯のメッセージを送ってくれたので絶対に勝たないとという気持が強くてその分の涙だと思います。
聞き手
スタンドを見渡してみよう。
みんなが声援を送っています。
鈴木
大会期間中はずっと自分のためにサッカーをやるんじゃないってチームのためだったり、支えてくれたスタッフ、家族、そして星稜を応援してくれているすべての方のためにサッカーをしようとやってきて、最高の舞台で最高の恩返しができて本当に自分は幸せ者だなと思って、今、感無量です。
聞き手
本当におめでとうございました。
鈴木大誠キャプテンでした。
そして、決勝ゴールは決勝ゴールを挙げました、そして2ゴール、森山泰希選手です。
森山
ありがとうございます。
聞き手
今大会初ゴールが決勝点となりました。
森山
今までチームに迷惑をかけてきたので最後、自分がチームに貢献しようと思っていたので決められてよかったです。
日本一、うれしいです。
ありがとうございました。
聞き手
森山泰希選手でした。
前橋ベンチ
山田耕介監督は何が足りなかったのか分からない。
またチャレンジしますと話しています。
実況
前橋育英高校にひと言お願いします城
初の決勝戦ということで非常に緊張感があったと思います。
悔しさをバネにしてまた来年、ここに戻ってきてほしいなと思います。
実況
星稜高校と同じようにここで感じた悔しさが来年生かされるわけですね。
一方、優勝した星稜高校、涙のキャプテンに笑いありの2015/01/12(月) 13:30〜15:40
読売テレビ1
第93回全国高校サッカー選手権 決勝[SS][字][デ]
※最大35分拡大
ジャンル :
スポーツ – サッカー
ドキュメンタリー/教養 – スポーツ
趣味/教育 – 中学生・高校生
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 3/2+LFEモード(3/2.1モード)
5.1サラウンド
サンプリングレート : 48kHz
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