パンチの効いた味わい深い一品です。
私40年ぐらいゴルフやってきたんですけど自己流でした。
スタンスとか方向性とかそういう細かい事をおおざっぱにやってました。
もっと繊細なゲームなんだなという事が分かりました。
今私の…今回から始まる新シリーズ「今さら聞けない!ゴルフの基本」。
生徒は…講師は…そして…日本を代表するプロゴルファー…トッププロならではのテクニックを教えてくれます。
阿藤さんほんとにゴルフがお好きなんですよね。
好きですね。
この緑の上歩くのもいいでしょう?私も大好きです。
スコアはどれぐらいで回られてるんですか。
100を中心に行ったり来たりです。
なるほど。
まさに今回は100をなかなか切れないゴルフファンの方に基本を分かりやすくお伝えしたいというのがこの番組のテーマなんです。
そうですか。
ちょうどいいじゃないですか。
ちょうどいいんです。
阿藤さんのゴルフ歴は40年以上。
しかしずっと自己流でした。
初めは「今さら基本なんて」と言っていましたが…。
え〜!こんなに違いますか!あ〜そうだ左手だ!左手が出てなかったんだ。
ほら〜!基本を確認していくとなんとプロでも発見の連続。
皆さんも一緒に今さら聞けない基本を確認しませんか?スコアアップ間違いなしです!イメージどおり!風に乗せてフェード。
さあ第1回目なんですがワクワクしてます!何を教えて頂けますか?何だと思います?大体はドライバーの振りとかそういう事あるじゃないですか。
阿藤さんの大好きなゴルフで一番基本になる事ってどんな事だと思います?やっぱスイングですわ。
ちゃんとこうなってこうなってこうなっていってるのかと。
それができなかったらスコアにならないんじゃないかと。
そこなんですけど問題点は。
そこにつなげるために今日はまずこれです。
パター。
パターですか。
パターですか?パターなんですよ。
考えてみて下さい。
プロとアマが同じようにまず戦えて勝てるチャンスがあるのはパターじゃないですか。
しかもこのパターのストロークの動きというのはスイングの大きな基本になってるんですね実は。
実は?実は!全てのスイングに通じる大切な基本がパッティングにはたくさん詰まっています。
ショットが安定しない原因もパッティングを見れば一目瞭然。
今回はスコアアップのカギを握るパッティングを通して基本を確認しましょう。
レッスンは阿藤さんと大山さんの対決からスタートです。
それではいよいよお楽しみのパター合戦をやって頂きます。
ルールは簡単。
阿藤さんと大山さんがお互い3球ずつ打ちます。
伊藤さん大山プロですよ。
日本を代表する大山プロ。
ハンデはないんですか?ハンデないです。
トッププロとの戦いでハンデなし。
しかも9mもある難しい下りのライン。
阿藤さん圧倒的に不利です。
いい感じじゃないですか?速え〜!速え〜!あんなに行く?あれぇ〜?いい感じです。
行け行け行け。
惜しい〜!学習しましたね。
学習されましたね。
うん?お?お〜きた!お〜!すご〜い!ナイス!やった〜!すげぇ!やった〜!すごい阿藤さん!今度は大山さんの1球目です。
やった!え〜!もう入っちゃったよ!すごい。
3球見てたからな〜。
行った行った行った!惜しい〜!や〜負けてる。
まだこれ分かんないですよ!これ弱くないですかね?弱い弱い弱い!もっと行け!でも行くんですよ速いから。
もっと行け。
惜しい〜!でもナイスタッチ〜。
ナイスタッチだね。
計測して下さい!1球ずつ入れましたがトータルでは大山さんの勝利。
しかし阿藤さん予想以上の善戦です。
大山プロは63を出す人ですよ。
私は100ウロウロ。
それでもパターはこういう結果ですもんね。
100を切れない人でもトッププロを相手に互角の勝負ができる。
これこそパッティングがスコアアップのカギといわれるゆえん。
基本を抑えれば練習次第でプロの技術に近づく事ができるのです。
では最も重要な構え方の基本から学んでいきましょう。
まずは阿藤さんの構えをチェックします。
すると伊藤さん一目見てある問題に気付きました。
今この足のつま先のラインが…。
合ってない?合ってないんです。
雑なんです。
ちょっとだけ右足をここまで出して。
こんなに違いますか!これ左向いてるように思えるんですけど違うんですかね?違うんですね〜。
え〜!これ左打つんじゃないですか?阿藤さんは知らず知らずのうちにカップの右を向く癖がついていたようです。
この構えでは目標の右に打ち出しやすくなります。
これじゃあ入らないですよね?これが平らかなと思ったんです。
これを計るにはどうしたらいいですか?自分では意外と気付きにくい体の向き。
確かめるにはこんな方法もあります。
ちょっと構えてみてもらえますか?ストレートのラインとして構えてますね?そうです。
ちょっとこんなものを作ってみました。
私の手作りの矢印を置いてみましょう。
こんな感じですね。
これで後ろに行って見てみましょうか。
矢印がどこを指してるか。
あ〜これカップの右の方へ行ってますね。
という事はフェースが今ちょっとこの延長線上でいくとちょうど右のカップぐらいですかね。
そのぐらいを向いてたんですね。
という事ですね。
阿藤さん知らず知らずに右を向いていた体を正しい向きに修正しました。
皆さんも同伴者に見てもらうなどして定期的にチェックしましょう。
そうですか。
試しに打ってみますね。
いいじゃないですか。
正しい構え方を見てみましょう。
重要なのはボールを打ち出す方向と平行に構える事。
膝腰肩のラインが目標方向と平行にそろっているかチェックしましょう。
ボール位置はおおよそ左目の下が理想です。
この位置にあれば転がりのよい球を打つ事ができます。
上体は脚の付け根から軽く前傾させます。
両脇を軽く締め肩をリラックスさせる事も重要なポイントです。
続いては打ち方の基本です。
阿藤さんと大山さんのストロークを比べると大きな違いが2つあります。
皆さん分かりますか?まずは肩です。
大山さんは両肩が大きく動きます。
それに比べ阿藤さんの肩はあまり動きません。
次に手首です。
大山さんは手首の形が変わらずに大きく左右に動きます。
一方阿藤さんはインパクトで左腕が止まり手の甲が見えるほど右腕をねじっています。
つまり手首をこねてしまっているのです。
これでは距離も方向性も安定しません。
原因はなんと阿藤さんの右を向いた構えにあったようです。
右を向いてしまうと自然に手をこねる癖がつきやすいので。
こうなりやすいですかね?そうですね。
隣にいる人に例えば私がボールを持ったとしてものを渡す時にもし私が阿藤さんに渡したいのに少し右を向いてたとしたらこうやって渡さなきゃなんないですよね?当然手をこねてしまいますよね。
あ〜そうだ!だからこういうふうにやりながら調整してたんですね。
そういう事ですね。
そうですね。
大体右向くと手を使って…。
こっちに引っ張ろうと思いますもんね。
そういう事が実はショットを打つ時も体の癖として全てリンクしてつながっているんですね。
俺だからよくこういうふうに使って大体左に飛ぶ事がドライバーなんか多いですけど…アイアンも。
これですか?同じ原因だと思います。
阿藤さんのショットが左に飛びやすいのはパッティングで右を向いていた事と関係が深いようです。
当たりはよかったけどあんな左行っちゃ駄目だよ。
右を向いて構える人は手首をこねやすくなります。
引っかけ癖がある人は要注意です。
反対に左を向きすぎてしまう人は押し出しやすくなります。
構え方はスイングにとても大きな影響を与えるものなのです。
ここから阿藤さんの癖を修正します。
阿藤さんのように手首を大きく使う打ち方は手先の微妙な感覚で距離を打ち分けなくてはいけないので練習量の少ないアマチュアには不向きです。
おすすめは肩を動かすストローク。
両肩と腕が作る三角形を崩さないように背中などの大きな筋肉を使ってストロークします。
振り幅は左右対称にそろえましょう。
転がる距離が安定します。
阿藤さんはグリップにも問題がありました。
手首を使いやすい握り方をしていたのです。
通常皆さんオーバーラッピンググリップといってちょっと打つ時はこういうオーバーラッピンググリップをしますがパターの時は手首をこねるのを抑えるために逆オーバーラッピンググリップといって…。
こう?右手の方を小指をしっかりとグリップに巻きつけて左手の人さし指を右手の小指と薬指の上に置く。
こう伸ばす?こんなに伸ばす?こんなに?もしくは大山さんが言ったように伸ばしたりもしくは普通に重ねたり。
そうですか!え〜!もしくはもう一つ方法としてはクロスハンドグリップといって右手をグリップの上の方に引き上げる。
これらは全て手首をこねるのを防ぐためのグリップなんですよ。
こねるというのは傾向として多いですか?多くの方が。
多くの方?じゃあ多くの方の一人だ。
多くの方の一人です。
こんないっちゃうんですか!私たちもやっぱり…私はこれぐらいですけどやっぱり私も使う事ありますもんね。
どうしても「肩で」と思ってても手先で打ってしまう時があるのでなるだけ使わないように。
こう前もって予防しておくと。
そうですね。
パッティングに適した握り方であらかじめ手首の動きを抑えておきましょう。
ちょっと若干やっぱり右手が…。
いってる?構えとグリップは直りました。
あとは癖を直せば完璧。
最後は2人がかりで指導です。
コンクリート詰めにしなきゃ駄目だ。
(笑い声)一回左手1本で打ってみてもらえます?左手だけで。
左手ね。
ポーンと気楽に。
左手だけでポーンと。
そうそう。
その時に左手だけだとここまで動いてきますよね。
右手があると左手が動かないんで…。
あ〜!そういう事もあるか。
左手だけで打とうと思うとスーッと出していかないと打てないですよね。
なるほど。
これ右使ってるじゃん。
でも今のが一番よかったです。
あら!今一番使ったみたいな感じだったけど。
右手を使っちゃいけないんじゃなくて左手が止まるんです。
あ〜そうだ左手だ!左手が止まりすぎる。
左手が止まってるからこうなるんだ。
フォロースルー出すみたいな。
いいいい!すごくいい!左手出せばいいんだ!左手が出てなかったんだ。
分かりました。
どうもすいません。
ありがとうございました。
インパクトで止まっていた左手。
それを動かすように意識した途端変化が起きました。
ほとんど動かなかった両肩が大きく使えるようになったのです。
手首をこねる癖も解消。
阿藤さん手打ちの癖を見事に克服です。
そうそうそう!いい!わあ〜!
(拍手)大山さんパッティングで気を付けている事って何ですか?ストローク中一番気を付けてるのはグリップで左手の中指から小指にかけてをしっかりずれないように握るように心がけてます。
あとはなるだけ手先を使わないように肩とか大きい筋肉を使ってストロークするようにしてますね。
下半身が大事なので下は絶対ぶれないです。
左右もぶれたら駄目だし上下の伸び上がりも駄目だしもうほんとに固定して打つ感じですかね。
ストロークを始める時はどこを意識していますか?私は特に左サイドを意識してるんですけどやっぱりスタートがバックスイングが大事だと思うのでバックスイングでまず手をこう使ってしまったりするとやっぱりフォロースルーでも使いやすいのでなるだけ手を固定したまま肩からスタートするように心がけてます。
左肩で誰かにポンって押されるような感じ。
こうスッと。
でもこれが手からこう行っても駄目だしヘッドからこう行っても駄目なのでここ左側が一体感となって動くように心がけてます。
試合中などラインを読んでいて迷った時はどうしますか?迷いがある時は私は大体…う〜んそうですね一回下を見てパッてカップを見て直感でラインが浮き出てきたところを信じて打つようにしてます。
自分の直感を信じて構えたら迷わずに打つ。
これがパッティングを成功させるコツです。
ゴルフ規則第1章エチケットに記された「ゴルフの精神」。
レフェリーの立ち会いなし誠実さそして洗練されたマナーなどが掲げられています。
そこでこの番組では毎回洗練されたマナーについて紹介していきます。
今回はグリーン上でのマナーについて。
まずボールマークの修復です。
どうやったらいいですか?根を切らないようにうまく引き上げてあげるような形でこうやってブスブスと真上から刺してあげると自然に。
早くボールマークを直してあげると回復も早いそうですね。
そうなんです。
これであとトントントントンとやってあげれば何事もなかったかのように。
ほんとですね。
グリーンフォークでボールマークを掘り起こしてしまうと根が切れて芝が枯れてしまいます。
このようにへこみの周りを刺すように使いましょう。
カップからボールを拾う時も注意が必要です。
実はこのカップの周りというのはボールがコロコロコロっと来て最後に失速して入る入らないの一番ドラマのデリケートなとこですよね。
ですからボールを拾う時にあまり踏み込んでグッとしてしまうとへこんでしまったりもしくはまたいだりそばを歩くとかかとでへこんでしまって傷んでしまう事があるわけです。
ボールの流れが変わっちゃうかもしれないですね。
ですから靴1足分ぐらいは離れたところからボールを丁寧に拾ってあげる。
1足分ですから大体この辺。
まあ余裕もって30センチくらい離した方がいいですかね。
ゴルフ場に行って皆さんカップの周りスパイクの跡がないか見てもらったらいいですね。
この辺にスパイクの跡があったら「あっ踏み込んでるな」とかね。
そういうのなくしましょうね。
是非よろしくお願いします。
パッティングで大切な距離感を養う練習法を紹介します。
それでは今度は距離感を養うゲーム。
これ大事ですね!大事なんです。
今カップの後ろにちょうどワンクラブぐらい扇形に…。
マークがありますね。
あそこをねセーフティーゾーン。
あの中に入れる?あの中に入れたいんです。
マークでカップから3m4m5m6mと印を付けました。
これから1球ずつ打って頂いてあのセーフティーゾーンの中に入れられるかを…。
またまたですか!またまた大山プロに挑戦ですか!ひとつよろしくお願いします。
今度は負けねえから。
私も負けません。
ほんとですか?OKお見事。
距離で点数を決めるので3mを入れた阿藤さん3点獲得です。
止まれ止まれ止まれ!止まった〜!止まった〜!まさかの大山プロ!冗談で言ってるのかと思ったんですけどプロに勝てるのはほんとにパターしかないですね。
阿藤さんまず3点。
大山プロ残念ながら0点。
次いきます。
あ〜オーバーしちゃう!オーバーだ!残念〜。
ちょっといいショットしちゃった。
ナイスショットしちゃった。
ナイスショットでしたね。
あ〜!1点負けた!大山プロは4点ゲット。
4対3。
あ〜行っちゃった行っちゃった!止まれ!あ〜ナイスショットしちゃったまた!あ〜オーバーだ!ナイスショットしちゃった。
これでも入るわ。
ナイスイン!今大山プロミスショットだったでしょ?行っちゃったかなオーバーしたかなと思ったんですけどよかったです。
でもさすが大山プロ。
さすがですね。
ほらショートしちゃった!今ちょっと前の癖が出ちゃいましたね。
癖が出ちゃったねショートしたね。
ナイスパットですね〜。
ナイスパットですね。
残った!あ〜。
大山プロの圧勝という事で。
あ〜!阿藤さん距離が長くなると手首を使う癖が出てしまいました。
オーバーだ!残念!やはり大山さんの肩を使ったストロークは安定感がありました。
これを3mから3球とか5球とか続けてやりまたそれがクリアーできたら4m5mというふうにやっていくと距離感を養えるんですね。
この練習方法は世界中でナショナルチームとかプロが一生懸命距離感を養うためにやっているゲームですので是非こっそり練習して上手になっちゃって下さい。
「最初はパターから」って言うからこれは地味だなと思いましたけどでも自分の欠点なりいろんな事が全部集約されてこのパターの動きに出てるというのがよく分かりました。
パターは大事ですね。
プロにとってパター命ですよね。
そうですね。
パットイズマネーですからね。
私も改めてすごく勉強になりました。
あらま!ほんとにパターの動き大きな動きの基本が詰まってます。
ですから是非今日お話しした練習を試して頂いて皆さんグリーン上をますます楽しんで頂きたいと思います。
2015/01/12(月) 11:30〜11:55
NHKEテレ1大阪
趣味Do楽 今さら聞けない!ゴルフの基本[新] <全8回>第1回「パッティング」[解][字]
スコア100切りを目指すゴルフレッスン。LPGAの伊藤佳子プロがシンプルな理論とユニークな練習法を教える。お手本を示すのは大山志保プロ。生徒は俳優・阿藤快さん。
詳細情報
番組内容
安定してスコア100切りを目指す人に向けたゴルフレッスン。講師は、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)・副会長 伊藤佳子さん。プレーのお手本を示すのは、賞金女王の経験もある大山志保プロ。「基本」に忠実なレッスンは、実は自己流プレーヤーにとっては、発見の連続。阿藤快さんのスイングもみるみる変わっていきます。第1回はパッティング。あえて、ここから始め、基本の大切さとスコアアップのポイントを紹介します。
出演者
【ゲスト】プロゴルファー…大山志保,【講師】日本女子プロゴルフ協会副会長…伊藤佳子,【生徒】阿藤快,【語り】多比良健
ジャンル :
スポーツ – ゴルフ
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
ドキュメンタリー/教養 – スポーツ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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