NHKスペシャル ホットスポット 最後の楽園 season2「第4回」[SS] 2015.01.11


木登りをしているのは1歳半ほどのパンダの子ども。
野生の姿を捉えた貴重な映像だ
パンダはその進化を巡りいまだ多くの謎が残る不思議な生き物だ
ここは中国南西部の奥地。
ヒマラヤへと続く山岳地帯には幻の生き物が潜むという
(鳴き声)
何とも奇妙な顔をしたサル。
赤い色をした小型のパンダ
氷河期を生き延び過酷な環境で命をつなぐ動物たち
そこには大陸の衝突が引き起こした壮大な命の物語があるという
大地に刻まれた激動の歴史
一体何が珍獣たちが住む不思議な天空の世界をつくり出したのだろうか

地球にはホットスポットと呼ばれる場所がある。
絶滅のおそれのある貴重な生き物たちが暮らす最後の聖域だ
多彩な輝きを放つ命の数々。
進化が生んだ不思議の世界
奇跡と偶然が引き起こした命のドラマが今始まる
広大な面積を誇る中国。
その南西部に秘境と呼ぶにふさわしい場所がある。
6000メートル級の山脈が何本も平行して走る山岳地帯。
そしてその奥に広がる高原。
そこはミステリアスな天空の世界だ
まず目指したのはヒマラヤへと続く山岳地帯。
大きな山脈が連なり険しい山と谷が幾重にも続いている
標高のやや低い部分では竹や笹が一面を覆う。
竹は栄養が乏しく厳しい寒さのもとでもたくましく育つ植物だ
姿を現したのは色鮮やかな鳥。
キジの仲間キンケイだ。
この辺り一帯に住む珍しい鳥で竹の葉などを食べて生きている
地面をはっているのはタケネズミ。
その名のとおり竹を食べるネズミだ。
地下に掘った巣穴で暮らし葉っぱだけでなく硬い茎も食べる
こちらはレッサーパンダ。
アライグマに近い仲間でやはり竹が好物。
この辺りには竹に頼って生きている動物が多いようだ
ほかにも意外なものを食べるサルがいると聞いて訪ねてみる事にした
やって来たのは雲南省の山岳地帯だ
何か聞こえますね。
(動物の鳴き声)
(動物の鳴き声)聞こえます。
おっいたいた。
名前はウンナンシシバナザル
随分と愛きょうのある顔をしている。
小さな鼻が特徴だ
いましたね。
しかし姿を見せてくれたのは一瞬だけ。
すぐに森の奥へと姿を消してしまった
これはシシバナザルを撮影した貴重な映像。
限られた地域に2000匹ほどが暮らしている。
シシバナザルは世界で最も高い場所に住むサルだ。
標高4000メートルを超える高山にも生息している
冬この辺りは氷点下20度を下回る事もある
寒さから身を守るため体は長い毛で覆われている。
小さな鼻は凍傷を避けるためと考える研究者もいる

ほかの木へと飛び移ると何やら枝に絡まっている緑のものを集めだした
近くで見ると何か繊維のようにも見える
…と突然食べ始めた。
まるでとろろ昆布を食べているようだ。
一体何を食べているのだろうか
今回幸運にもその正体を確かめるチャンスに出会った。
僕が訪ねた場所でもサルたちは同じものを夢中になって食べている
これですよね食べてるのね…。
これはサルの好きな食べ物好物なんですか?じゃあ早速味見してみましょうか。
はいじゃあ飲み込まないように味見してみます。
草ですね。
だんだんかんでると唾液と混ざって…。
ちょっと軟らかくなってきます。
あっ何か…少し味がしてきましたね。
何かちょっと酸っぱい味がしますね。
この不思議な食べ物の正体。
地衣類という菌類の仲間でサルオガセなどとも呼ばれている。
空気中から水分とミネラルを吸収し木の上で成長するという。
寒さに強く高山でも育つ
サルが暮らす標高4000メートルの森は針葉樹ばかり。
軟らかい葉や木の実などはほとんどない
シシバナザルは地衣類を主食とする事でほかのサルが暮らせない高山を生き抜いているのだ
この辺りには更に珍しい動物が住んでいる
遠くの細い木の中ほど
パンダだ。
正式な名前はジャイアントパンダ。
19世紀になって初めて発見された幻の動物だ
体の大きさからするとまだ1歳半ほどの子どものようだ。
パンダは危険を感じると木の上に避難する習性がある。
体型に似合わず木登りが得意なのだ
こちらは大人のパンダ。
パンダはオスもメスも縄張りを持っていて親子以外は単独で行動する
一日の大半を好物の竹を食べて過ごしている。
その数は僅か1600頭。
野生のパンダに出会うのは研究者でも難しい
そんなパンダを間近で観察できる所があるという

訪ねたのはパンダを野生に近い状態で保護している場所
特別な許可をもらって探してみる事にした
20メートルほど先動くものがいる。
大人のパンダだ
こんなに近くで見るのは初めてだ
めちゃくちゃ大きいです。
大人は体重150キロにも達するらしい
お〜食べた食べた。
うお〜。
すごい…。
すごい食べてますね。
すごい音ですねかむ時。
直径10センチもある竹の茎を食べている。
なんと一日に20キロも食べるという。
最近の研究からパンダはクマの仲間である事が分かっている。
しかしクマとは随分と異なる部分も多い。
肉も食べる雑食性のクマとは違い竹が主食だ。
更に…
つかんでますよこれ…。
クマは物をつかむ事ができない。
だがパンダは上手に竹を持って食べている。
どうやらこの前足に秘密があるようだ
(金)はいおはようございます。
どうもおはようございます。
訪ねたのはパンダの進化を研究している金博士。
博士が取り出したのはパンダの前足の骨だ
へえ〜こうなってるんだ…。
これは知らなかったですね。
この…何だろう。
手にこういうのが生えてるっていうのは…これは知らなかったですね。
パンダの特別な骨の役割はこうだ。
5本の指と2本の骨は向き合う位置にある。
この間にうまく竹を挟むのだ。
2本の骨は厚い肉球に覆われちょうど人の親指のような役割を果たす。
見事に竹をつかんでいる
竹を食べるための体の特徴はほかにもある。
いとも簡単にかじっているが竹の硬さは並大抵ではない。
強力な破壊力だ
実はこの縫いぐるみのような丸い顔に秘密が隠されている。
パンダの頭には竹をかむための大きな筋肉がある。
そしてその筋肉を収めるために頬骨は横に張り出し頭頂部の骨が発達している。
かむと頭の筋肉が動いているのがよく分かる。
顔が丸いのはこの大きな筋肉と骨のためだ。
パンダの丸く愛くるしい表情。
それは竹を食べるために進化してきた結果なのだ。
だが一体パンダはどうして竹を食べるようになったのだろうか
その謎を解く鍵が洞窟に隠されていました。
金博士が率いる研究チームはある時興味深い化石を発見しました。
これが200万年前のパンダの化石です。
大きさは今のパンダの半分ほど。
頬骨は小さく頭の突起も僅かです。
この事からパンダの祖先は雑食性で竹以外のものも広く食べていたと考えられています。
ところがその暮らしに大きな変化をもたらす出来事が起こりました。
氷河期の到来です。
今からおよそ250万年前に始まった氷河期。
北半球の広い地域に大きな影響をもたらしました。
環境は激変し寒さと乾燥で多くの植物が絶滅しました。
その中で生き残った植物の一つが竹です。
竹は寒さに強い上たとえ地上の葉が枯れても根だけで生き続ける事ができます。
パンダはそんな竹を主食にする事で寒冷な時期を生き延びてきました。
そして専ら竹を食べるよう独特の体へと進化してきたのです。
パンダのほかにも氷河期を乗り越え生き延びてきた動物がいる。
その生き物が暮らすのは標高5000メートルにある平原。
パンダが暮らす山の奥地に広がる広大なチベット高原だ
いつも強い風が吹いていて木は一本も生えていない。
冬は氷点下40度にもなる
現れたのは牛の仲間ヤク。
体重は1トン近くにもなる。
こんな所に大型の哺乳類がいるとは驚きだ
ヤクは標高6000メートルでも生きていく事ができる。
ふだんは10頭から20頭の群れで暮らしている。
特徴はその長い毛。
全身を毛布のような毛が覆っている。
この毛が高山の寒さからヤクを守っている
ヤクの祖先はもともと標高の低い場所に住んでいた。
それがなぜこんな高山に暮らすようになったのか。
そこには氷河期の生き物たちの栄枯盛衰のドラマがある
およそ250万年前から始まった氷河期。
ユーラシア大陸全体で大繁栄していたのが毛の長い大型の生き物ケサイやマンモスだ
その多くがその後の暖かくなった環境に適応できず絶滅した。
ところがヤクの祖先は標高の高い所に逃れる事で暑さを避け生き延びてきた
ヤクは氷河期に繁栄していた大型動物の生き残りなのだ
(鳴き声)
そんなヤクが高山で生きていくために克服しなければならない事があった
6000メートルの高地は酸素が平地の半分以下の濃度しかない
実はヤクの体には酸素を効率よく得る独特の仕組みがある。
心臓は同じくらいの体格の牛の1.5倍。
肺は2倍の大きさ。
更に大きな内臓を収めるため牛より1対多い14対のろっ骨がある
厳しい寒さと高地で生きていくため独自の進化を遂げてきたヤク。
世界で最も高い場所に暮らす哺乳類の一つだ
ヤクのほかにも氷河期の生き残りといわれるものがいる。
地面から顔を出したのはクチグロナキウサギ。
地下にトンネルを掘って家族で暮らしている。
巣の出入り口近くでいつも食事をしている。
寒さに耐えるためたくさん食べて体を温めるエネルギーにする
高原の天気は変わりやすい
そんな時は巣穴に避難
雹がやむとすぐに出てきて再び食事を始める
ナキウサギの寿命は短く僅か1年ほど。
しかし旺盛な繁殖力で何度も出産を繰り返し絶え間なく命をつないできた
氷河期の生き残りたちが暮らすチベット高原。
その成り立ちには地球の壮大な営みが深く関わっている
1億年前今のインドとユーラシア大陸の間には海が広がっていました。
やがて大陸移動によってインドが北上ユーラシア大陸に衝突しました。
その圧力で隆起して出来たのが世界一高いエベレストをはじめとするヒマラヤ山脈です。
更に圧力によって北側の地殻全体が押し上げられました。
こうして誕生したのが広大なチベット高原です。
辛うじて草だけが生える厳しい環境。
しかし高地に現れた寒冷な平原が氷河期に繁栄した生き物たちに生き残りのチャンスを与えたのです。
高原には大規模な変動の名残を今に伝える不思議な場所がある。
白い大地が見えてきた
ここは北部にある湖
これは全部…塩が浮いてるんですよね。
これね。
はあ〜。
高原の少しくぼんだ場所。
そこには周りの山々からミネラルや塩分を含んだ水が流れ込みたまる
お〜。
内陸で乾燥しているため水分が蒸発し塩が結晶として浮き出すのだ
食べてみます。
うん…。
しょっぱいですね。
かなり塩っぽいですね。
これ全部そうなんですよね。
この辺り一帯ははるか昔広い海だったという。
それが長い時間の中で隆起しチベット高原になったのだ
海から遠く離れたチベット高原。
内陸に行けば行くほど乾燥は更に厳しくなる。
その北部に広がる砂漠。
冬は氷点下40度夏は逆にセ氏50度にもなる過酷な環境だ
そんな砂漠をものともしない奇想天外な生き物がいる。
名前はサイガ。
カモシカの仲間だが随分奇妙な顔をしている。
その大きな鼻のせいだ。
実はこの鼻に寒い砂漠を生きる秘密が隠されている
内部は毛細血管の通った粘膜で覆われている
寒い冬冷気は大きな鼻で一度暖められる。
そして暖かい空気が肺に送られる。
一方暑い夏は鼻に張り巡らされた血管から熱を発散し体温を下げる。
見事な空調システムなのだ
サイガは大きな鼻を武器に寒暖の差が激しい砂漠を生きていた
中国南西部に広がるチベット高原。
その広大な大地を移動しながら暮らしている生き物がいる
大きな群れ。
数千はいるだろうか
チルーだ。
チベット高原の固有の種でチベットカモシカとも呼ばれている
毎年夏ある湖を目指して周辺の谷筋から一斉に集まってくるという
移動距離は300キロ。
およそ1か月かけてやって来る。
集まったのは全てメス。
どうやらおなかが大きいようだ
出産が始まった
チルーは湖のほとりで出産するため何百キロも移動してきたのだ
大きな群れでいれば外敵に襲われるリスクは減る
更に母親は子どもに乳を与えるためたくさん草を食べなくてはならない。
湖の周りには豊富な水と草がある
チルーがあえて湖に集まる理由はどうやらその辺りにあるようだ
(鳴き声)
子どもが母親を呼んでいる
群れの周りには子どもを狙う者がいる
(鳴き声)
一羽のハゲワシが子どもに近づいてきた
母親が気が付いた
(鳴き声)
子どもは無事に母親のもとへと戻る事ができた
しかし子どもに襲いかかる危険はそれだけではない

夏にもかかわらず平原はまるで真冬のようだ
寒さで命を落とす子どもも少なくない。
短い夏はあっという間に過ぎ去る
親子が湖の周辺にいるのは20日ほど。
平原が雪で覆われる前に標高が低い谷筋へと移動する
チルーは高原の限られた資源とチャンスを生かし必死に生きていた

高山の冬の訪れは早い
11月チベット高原の東に位置する山々は早くも冬の装いとなる
ウンナンシシバナザルは厳しい冬もその地にとどまっていた
群れのリーダーだ。
彼らは縄張りを持ちリーダーを中心に数匹の家族で暮らしている
群れに緊張が走った
(鳴き声)
別の群れのオスだ。
食べ物が乏しくなるこの季節縄張りを巡ってしばしば争い事が起こる
オスの鋭く大きな犬歯は戦いのために発達したと考えられている
(鳴き声)
リーダーが上から攻撃する。
よそのオスがバランスを崩した。
勝負あり。
顔の傷は度重なる戦いの痕だろうか。
シシバナザルにはこんな激しい一面もあったのだ
深山幽谷にひっそり暮らすシシバナザル。
彼らが暮らす山脈の近くにもう一種類興味深いサルが生息している
(サルの鳴き声)
黄金色の毛をしたサルキンシコウ。
やはり山岳地帯に暮らす珍しいサルだ。
よく見るとウンナンシシバナザルと極めて似ている。
あの特徴的な鼻はそっくりだ
キンシコウはふだんは木の葉や実を食べている。
しかし寒い冬は木の皮を食べて飢えをしのぐ
高山で暮らすそっくりな2種類のサル。
その進化にもまたヒマラヤが深く関わっている
今からおよそ5000万年前。
インドがユーラシア大陸に衝突しチベット高原やヒマラヤ山脈をつくり出しました。
しかしその後も北へと進もうとするインドは東側の陸地を圧迫し続けます。
その圧力で地表にしわが寄りヒダのような山脈の集まりが生まれました。
それがシシバナザルたちが暮らす山岳地帯です。
山脈と山脈の間にはヒマラヤに水源を持つ大河が走り険しい谷を削り出しました。
キンシコウとシシバナザルはもともと共通の祖先を持つ同じ種類のサルでした。
ところが深い谷がその後の群れの交流を阻みそれぞれ別の種へと進化していったのです。
そしてどちらの種も限られた環境の中で生きるすべを身につけていきました。
そうする事でほかのサルが住めないような高山で生き延びてきたのです。
独特な食べ物に注目する事で厳しい環境を生き延びてきたサルたち。
ここには更に常識を超えた動物が暮らしている
パンダだ。
食事の99%が竹というパンダ。
その進化にはまだ分かっていない事が多い
実はこれまでどうやって硬い竹の繊維を分解するかは謎だった
パンダにはほかの草食動物のような特別な胃や長い腸はない
研究者たちは野生のパンダのフンを集め分析した
調査の結果パンダは腸の中に竹の繊維を分解する特殊な細菌を持っている事が分かった
更にパンダは肉をおいしく感じない体質だという事が分かってきた
その原因はパンダの遺伝子に起こった変化だ。
肉を食べる動物にはうまみを感じるための遺伝子がある。
ところがパンダはこの遺伝子に突然変異が生じたという
これはパンダとホッキョクグマのDNAの塩基配列を比較したもの。
パンダはある場所に2つの余分な塩基が挿入していた。
その結果肉のうまみを感じる物質の合成がうまくいかず肉の味を感じなくなったのだ
そして肉が手に入る状況になっても肉食には戻らず竹だけに頼って生きるようになった。
偶然によって獲得した特別な能力。
パンダはそうした能力のおかげで地球環境の大変動を生き延びてきた
そんなパンダが今絶滅の危機にあるという。
その数は僅か1600頭。
最も絶滅が心配される動物の一つだ。
パンダの存在が世の中に知られるようになったのは150年前。
発見当時すでにパンダは中国南西部の山岳地帯の周辺にしかいなかった事が分かっている
現在生息地は更に6か所ほどの狭い地域に分断されている状況だ
減少の原因は開発。
農地の開墾が山奥にまで広がり竹林が畑に変えられた。
1970年代からの約10年間で生息地は半分に激減。
一時は生息数1000頭余りと危機的な状況に陥った
これを受けてパンダの保護活動が本格化。
1988年中国の南西部では森林の伐採が禁止。
パンダが住む竹林を再生するための植林がスタートした。
現在分断された生息地を緑の回廊で結ぼうという森の復活プロジェクトも進められている
更にパンダの数を増やそうと人工繁殖の取り組みも積極的に行われている。
この施設では毎年10匹前後の子どもが誕生しているという
お〜。
もう黒い模様があるんですよね。
この赤ん坊は生後2週間だそうだ
ものすごく大事に扱われてます。
少し成長した子どもを特別に見せてもらえる事になった。
病気の感染を防ぐため消毒された衣服に着替え袋で二重に靴を覆う
人工繁殖で生まれたパンダの最終目的は野生に放す事。
ここでその訓練が行われている
あ〜いたいた。
1歳を過ぎた子どもだ
(シャッター音)ついてくるな〜。
(鳴き声)興味津々ですね。
好奇心旺盛な子パンダ。
表情にはまだあどけなさが残っている。
人工繁殖で生まれた子どもには1歳半までミルクが与えられる。
そして徐々に竹だけを食べるよう訓練をするという
手も器用に使ってますね。
野生で生きていくには自分で竹を折って食べなくてはならない
あっしっかりつかんでますねやっぱりね。
パンダの人工繁殖が始まって既に30年余り。
最初の野生復帰の試みから8年がたつ。
しかし自然に放され無事に生きているパンダはたったの3頭。
人の手で野生で生きていく力を身につけさせる事は容易ではないのだ
今回の旅で改めて感じた事がある。
それは数々の環境変動を乗り越えたくましく命をつなぐ野生の力強さ
その一方で一度数を減らした者たちが再び野生の力を取り戻す事の難しさ。
今僕の目の前にいるパンダは人間の保護の下で生きている。
いつの日か彼らの子どもたちが野生に帰り力強くそして自由に世代を受け継いでいく。
そんな日は果たしてやって来るのだろうか?
世界一の山脈ヒマラヤがつくり出した天空の隠れ里。
そこには過酷な環境で独自の進化を遂げた生き物たちの姿があった
深山幽谷の森で謎めいたものを食べて生きるサル
数々の偶然によって生まれた不思議なクマ
荒涼とした大地で氷河期の命を受け継ぐ生き物たち。
彼らはこの星が歩んだ奇跡の歴史の落とし子たちなのだ
2015/01/11(日) 21:00〜21:50
NHK総合1・神戸
NHKスペシャル ホットスポット 最後の楽園 season2「第4回」[SS][字]

福山雅治が巡る地球の旅は中国南西部の山岳地帯が舞台。パンダやキンシコウなど謎に包まれた動物が暮らす。氷河期を生き延びた珍獣たちやパンダの進化の驚きの事実に迫る。

詳細情報
番組内容
福山雅治が最後の楽園ホットスポットを訪ねる地球の旅。今回は、中国南西部の山岳地帯とその奥に広がるチベット高原が舞台。パンダや黄金のサル・キンシコウ、世界一標高の高いところに住み奇妙な物質を食べて生きる謎のサルなど、世界一級の珍獣たちの宝庫だ。その背景にはヒマラヤ山脈を造り出した地殻活動や氷河期など大規模な地球の環境変動が深く関わっている。氷河期を生き延びた珍獣たちやパンダの進化の驚きの事実に迫る。
出演者
【番組ナビゲーター】福山雅治,【語り】久保田祐佳

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般

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