趣味の園芸「プリムラで春を呼ぼう!」 2015.01.11


12回シリーズでお届けする「心温まる冬の小さなインテリアプランツ」。
次回は「セントポーリアでエレガント」。
テキストも是非参考にして下さい。
おはようございます。
三上真史です。
新しい年を迎えて皆さんは今年どんなガーデニングを楽しみたいとお考えですか?今日は1月のテーマ「あけましてガーデニング!」の第2弾をお届けします。
早春にいち早く花を咲かせるプリムラ。
温かみのある花を長くたくさん咲かせて一足早い春を楽しみましょう!
(テーマ音楽)色鮮やかでボリュームのある花。
一足早く春を感じさせます。
花の色形咲き方などバリエーションが豊富なところが魅力。
切り花にしておしゃれに楽しむアイデアもご紹介します。
プリムラは…花に目が行きがちですが良い苗を見極める大事なポイントがありますよ。
つぼみを全部咲かせて美しい姿を保つために。
春まで楽しむテクニックをお伝えします。
後半のコーナーは「寄せ植えアプリ」。
今回はプリムラをシックに飾ります。
今回の講師はおなじみ小笠原誓さん。
プリムラの楽しみ方を幅広く教えて頂きます。
誓さんあけましてガーデニングです。
あけましてガーデニングです。
(2人)よろしくお願いします。
さあまずプリムラという事で見て下さい。
ほんとに寒さを和らげてくれるような温かみのある花が魅力的ですよね。
「プリムラ」という名前の語源なんですが…。
という事は春他の花に先駆けて咲くと。
今日のテーマにぴったり。
まさにプリムラからガーデニングを始めようという事ですね。
そしてこのプリムラというのは原種が世界中に500種類ぐらい。
非常にたくさんあるんです。
原種で500あるんですか。
その中から一部改良して園芸品種として成立して現在花屋さんで販売されておると。
僕らが楽しめているわけですね。
その中で大きく2つのグループに分ける事ができるんですが1つがこちら。
これアジアが原産のプリムラで「アジア系」と呼ばれているグループなんですけどいかがですか?落ち着いた雰囲気ありますよね。
清純派の女優のようなそういう…。
すばらしい例えですね。
確かに清楚な感じがします。
控えめな。
そしてこちらがヨーロッパが原産の種類を交配して作ったいわゆる「ヨーロッパ系」といわれるグループでいかがでしょうか?まさにヨーロッパ。
派手さ鮮やかさがありますね。
ミュージカルスターのようなそんなイメージが私はするのですが。
見事ですね。
清純派とミュージカルスター。
こんなに違うわけですね。
今日はねこのプリムラの特徴。
まず手に入りやすい。
そして育てやすい。
そんなプリムラの魅力を今日はご紹介したいと思います。
楽しみです。
まずはその品種是非ご紹介下さい。
お願いします。
よろしくお願いします。
花の色形株姿などいろいろな種類があるプリムラ。
手に入れやすく育てやすい品種をご紹介します。
まずはアジア系のプリムラ。
ピンク紫白など花色が豊富なマラコイデス。
中国雲南省や四川省が原産です。
小さい花が房のように固まって咲きます。
オブコニカの花はやや大きめ。
咲き進むと徐々に色が濃くなります。
原産地は中国西部からヒマラヤにかけて。
日本人好みの淡い色彩の…花つきが良いのも魅力です。
中国のほぼ中央陝西省が原産です。
サーティーワンは雲南サクラソウと別の系統を掛け合わせたとても丈夫な品種です。
続いてヨーロッパ系のプリムラ。
ひときわ目を引く大輪の花…鮮やかな色彩と花の模様が個性的です。
ジュリアンのレインボーは花弁の縁の色が濃いのが特徴。
ハート形の花びらが何ともかわいらしいですね。
お好みのプリムラは見つかりましたか?ほんと色形豊富で見ていてワクワクしますね。
咲き方も違うんですね。
はいそうなんです。
プリムラというのは花の咲き方に3つのタイプがあります。
まず1つ目がこちら。
これを「アコーリスタイプ」と呼んでまして。
どういう意味かといいますとこの花がですねこの葉の付け根からこのように花茎が1本シューッと出ましてその先端に1輪花をつける。
あっほんとだ。
1つの茎に1つの花ですね。
そして今度2つ目。
こちらなんですけど。
また全然違いますよね。
これ「ポリアンサタイプ」というふうに呼んでまして。
あっ長いですね。
クーッと花茎が伸びてきてその先端に花をたくさんつける。
こういうタイプですね。
先ほどは短めの茎に1つの花。
こちらは長い茎にたくさん咲いてますね。
さあそしてこちら3つ目なんですがこれは「段咲きタイプ」と呼んでまして。
花茎がやはり葉の付け根から出てきまして1本の花茎を下からず〜っと見ていきますとここに1段目がありますよね。
そしてここが2段目。
そして更に3段目という事で1本の花茎に数段花が分かれて出てその一つ一つの段に花が房状にたくさんつくと。
花の咲き方が大きく3つのタイプに分けられるプリムラ。
背が高いタイプは…背が低いタイプは…使い分けるとよいでしょう。
ここで古くて新しい…プリムラっていうのはねサクラソウ科の植物なんですが実はこの日本にも各地に「ニホンサクラソウ」というプリムラの仲間が自生してましてこれがねほんとに古くから日本で栽培され楽しまれてきた歴史があるんですよ。
いつごろから楽しまれてきたんですか?自生してる植物ですから自生地ではほんとに昔から楽しんでたと思うんですが江戸時代後半になってきますとニホンサクラソウいろんな品種が成立してきましてそして皆さんが競い合ってそれを比べたという史料が残ってましてね。
交配させたりだとか突然変異だったり。
いろんな品種が出てきてそれを皆さんで「これがいい。
あれがいい」というような事を言ってたそんな史料が出てくるんですよね。
「僕の方がいいのあるよ」って自慢し合って競い合ってたと。
そしてねもっと面白い史料見つけたんですがこちらちょっと見て下さい。
これね重箱のような物ありますね。
これに寒天を流し込んでサクラソウのいろんな品種を花を切ってさしてそしてその品種名を書いたラベルをさしてお友達にプレゼントで差し上げてたみたいなんです。
すてきな事しますね。
粋じゃないですかこれ。
寒天ですか。
私ねこれいいなと思いましてね再現してみました。
いや見事ですね!現在のプリムラのいろんな品種をさしてみたんですけど。
まさに現代風の。
この透明感がまた良くてまるで宝石箱みたいですよね。
お正月なのでちょっとおせち料理。
食べられませんけどそんなイメージもちょっとあるかもしれませんね。
そしてこちらをね今度は寒天じゃなくってこれ氷を砕いたように見えますけどこれ切り花用のジェルっていうんですかね。
それにこのガラスの容器に入れてプリムラをアレンジしてみたんですけど。
こちらまたキラキラ輝いていて。
育てて頂いたプリムラをこんな形にして楽しんで頂くのもいいんじゃないかなと思います。
お好みのプリムラを見つけたら良い苗選び。
大切なポイントを見逃さないように。
あのプリムラの栽培はこの苗選びで決まる!と言っても過言ではないぐらい苗を選ぶのは非常に重要なんです。
これは欠かせないですね。
まずね花を選ぶという事でこちら先ほどのアコーリスタイプという。
草丈が低いタイプですね。
大事な事はですねこれ横から見て頂くと分かりやすいんですけど傷みにくい株は花びらと葉っぱに少し隙間がある。
良い苗は…なぜかといいますとねお水を上からジャーッとかけた時に花びらと葉っぱがくっついてると水が一時的にたまってしまってそれで花が傷んでしまう事があるんです。
続いて葉をチェック。
どこから見るとよいのでしょう?今度はですね株を上から見て頂く。
まず葉数がたくさんあるという事ですね。
中にはね葉数が少なくて土が見えてしまう株もあるんですがそういったものはちょっと避けて頂くと。
土が見えないぐらい茂っているものがいいわけですね。
やはりこの葉っぱの色ですね。
葉色が濃くって艶があって。
こういった株を選んで頂ければいいかと思います。
最後に根をチェックします。
でも園芸店でポットから抜いて見るわけにもいかないですがどうやってチェックするんですか?今度根のチェックはですね株を持って頂いて株の下からチェックします。
そうして頂くと鉢底を見て頂くと根が元気な株はこのように外に白い根っこが出てる場合があったり。
それから根が出てなくても鉢底の穴とか横にスリットが入ってるものですとそこの隙間を見て頂くと白い根がいっぱい見えるんです。
根は下から見てチェック。
底穴から白い根がたくさん見えるものを選びましょう。
つぼみを全部咲かせて春まで美しい姿を楽しむ。
管理のコツをお伝えします。
誓さんつぼみが全て咲ききらないっていうお悩みがあるそうなんですけどそれってなぜなんですかね?それはねポイントが3つあります。
3つ。
何でしょう?ではまず「植えつけ」から教えて下さい。
まずこのように3号から3.5号鉢のいわゆるポット苗ですね。
これはこのままですと土の量が非常に少ないので根が回ってしまってつぼみが咲かないという現象が出やすくなります。
そのためには植えつけが必要。
一回りか二回り大きな鉢を用意して頂きます。
うわっ!どうでしょうか?ちょっとお正月バージョン。
めでたいですね。
縁起がいい鉢に植えつける。
「あけましてガーデニング」という事で。
こういう鉢をご用意いたしました。
鉢底網を敷いて草花用培養土を適量入れます。
根鉢は崩さず隙間に土を入れます。
深植えにすると株が蒸れるので注意しましょう。
プリムラは日当たりのよい室内でも育てる事ができます。
そして2つ目のポイントは「置き場」でしたよね。
まず置き場の中で光。
日光大好きですからできるだけ長時間。
できたら半日以上日の当たる場所に置いて頂くと花がよく咲くと。
それとですね育てた場所というのが例えば温室とかそういったちょっと暖かいとこで育ってる株が比較的多いわけなんです。
そういった株ですといきなり夜寒い所で育てると風邪ひいちゃうんですよね。
植えつけ後1週間は夜暖房の利いていない室内に取り込みます。
少しずつ寒さに慣らすのがポイント。
中には最初から外で育てられる寒さに強い品種もあります。
3つ目は「花がら摘み」。
アコーリスタイプは花茎の付け根から切り取ります。
すると新しいつぼみによく光が当たり次々と花が咲きます。
草丈が高いタイプは咲き終わった花を1輪ずつ摘み取ります。
全ての花が終わったら花茎の付け根から切り取りましょう。
水やりや肥料も定期的に。
プリムラのつぼみを全部咲かせて長く楽しみましょう。

花の色と形が豊富なプリムラ。
たくさんの中から自分好みの花を探す楽しみがあります
今日はプリムラでシックな寄せ植えをつくりましょう
教えてくれるのはこの方
プリムラは色によってさまざまなイメージが演出できます。
今回は大人っぽいシックな寄せ植えをつくってみましょう。
花の形がいろいろあって迷っちゃうなぁ。
今回はバラ咲きのプリムラを選びました。
一重咲きのものに比べて花自体にも高さがありますのでボリュームが出て寄せ植えに立体感が出ますよ。
花びらの重なりがバラのよう。
繊細な色合いも魅力です。
次は器選びです
シックにするためには色のトーンを抑える事が大切です。
今回は艶のない落ち着いた色合いのものを選びました。
さびているように見えるブリキの鉢を使います
脇役もシックな色でまとめます
脇役には暗めのカラーリーフがお薦めです。
葉の大きさが違うものを組み合わせると立体感が出ますよ。
落ち着きのある色合いのリシマキア。
はうように枝を伸ばします
小さな葉がふんわり広がるクローバー。
黒い葉にグリーンの縁取りが印象的
それでは植えつけです
あらかじめ器に排水用の穴を開けておきます。
鉢底網を敷いて鉢底石を入れます。
このあと土を入れて主役のプリムラから植えていきましょう
根があまり張っていない場合には軽くたたいてあげると根を切らずに土だけが落ちてくれます。
プリムラは3株。
三角形になるように配置しましょう
リシマキアは非常に強い植物なので根が回っていれば下の部分をまず取ってあげます。
リシマキアはプリムラの中央に配置します
枝をこのように散らして隙間隙間に入り込むように。
クローバーは芽数が何芽か植わってるものありますのでそういったものは分けて使う事もできます。
今回は株を2つに分けて植えつけます
プリムラのシックな寄せ植え完成です
ダークカラーの脇役がプリムラの甘さをほどよく引き締めるいいバランス!
同じプリムラを使ってもう一つ作ってみたよ
シックとは真逆。
エレガントな白い鉢。
こっちはプリムラのかわいらしさが光る寄せ植えねぇ。
日当たりのよい場所でまた強い霜などが当たらない軒下が適しています。
そしてたくさんの花を咲かせてくれますので週に1回程度液体肥料を規定の分量だけ与えて下さい。
組み合わせによって表情が変わるプリムラの寄せ植え。
皆さんも是非作ってみて下さいね。
キュートな寄せ植えをつくります
皆さんは植物のどんなところに惹かれますか?今日はこの植物にまつわるお便りです。
「多肉植物との出会いは10年ほど前。
バザーで売られていた雑貨の中で見かけた時でした。
思わず触ってみたくなる耳たぶのような葉。
あまりのかわいさにたちまちとりこになりました。
以来多肉植物を見つけては集め続け今では100種類以上になりました。
多肉植物は水やりの手間も少なくちょっとほったらかしくらいでちょうどいい。
そして形や色がバラエティーに富み他の草花ではできないようなさまざまな植え方で楽しめるのが最大の魅力です。
寄せ植えにして外で楽しむもよしお気に入りのカップに入れ家の机に飾るもよし。
大変協調性のある植物です。
その肉厚な触感に癒やされていつまでも見つめていたくなります。
かわいい多肉ちゃんこれからもたくさん育てていきたいです」。
僕も多肉植物見つける度についつい買っちゃうんですよ。
その気持ち分かります!今回ご紹介した「プリムラ」と「寄せ植えアプリ」はテキスト1月号に掲載されています。
今後の放送内容と併せて参考になさって下さい。
後半のコーナーは江戸の鉢の魅力をご紹介します。
2015/01/11(日) 08:30〜08:55
NHKEテレ1大阪
趣味の園芸「プリムラで春を呼ぼう!」[字]

1月特集“あけましてガーデニング!”第2弾。花の咲き方別に3つのタイプの品種紹介。ほか開花テクニックなど。<コーナー>寄せ植えアプリ・プリムラ×シック風/花信

詳細情報
番組内容
1月特集“あけましてガーデニング!”。第二弾は早春の花プリムラ。アジア系やヨーロッパ系など、たくさんある品種のなかから、長い花茎の先に花を咲かせるもの、房咲きするものなど大きく三つのタイプに分けて紹介。良い苗選び、つぼみを最後まで咲かせるテクニックなど管理方法も紹介する。司会:三上真史(D−BOYS)<コーナー>寄せ植えアプリ【プリムラ×シック風】/花信〜わたしのメモリアル〜
出演者
【講師】園芸研究家…小笠原誓,園芸研究家…上田広樹,【司会】三上真史,【語り】笠原留美,恒松あゆみ

ジャンル :
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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