NHKニュース7 2015.01.09


こんばんは、ニュース7です。
パリの新聞社を狙った乱射事件で、日本時間のきょう夕方、新たな動きがありました。
パリの北東にある、ダマルタンアンゴエル近くで、2人の武装した男と警察官の間で銃撃戦が発生。
2人はその後、近くの会社に押し入り、人質を取って立てこもっているということです。
フランスの内相はこの2人が、パリの新聞社を狙った乱射事件の容疑者の兄弟と、断定していることを明らかにしました。
では現場から中継でお伝えします。
私は今、武装した2人の男が立てこもっているとして、警察が先ほどから作戦を展開している町の入り口にいます。
ここから先は、警察に規制されて、立ち入ることができません。
ここはパリから北東に40キロほど離れた町、ダマルタンアンゴエルです。
私の後ろの道路や林の奥に、武装した2人の男が立てこもっていると見られる会社があります。
私は1時間ほど前にこちらに到着しましたが、途中、続々と現場に駆けつける、警察や軍の車両を見かけました。
上空には時折、ヘリコプターも旋回しています。
一帯には、大勢の武装した警察官がいて、町への立ち入りを制限しているほか、地元の当局は、付近の住民に対して、自宅にとどまるよう呼びかけているということで、周辺は非常に緊迫した雰囲気に包まれています。
以上、現場からお伝えしました。
フランスの捜査当局によりますと、銃撃戦が起きたのは、9日午前9時過ぎ、日本時間のきょう午後5時過ぎでした。
フランスのメディアによりますと、2人は銃撃戦のあと、車を奪って逃走。
その際、この車の所有者が2人を目撃し、パリの新聞社の乱射事件の容疑者に似ていたと証言しているということです。
フランスのカズヌーブ内相は先ほど、地方の知事との会議の中で、2日前に起きた事件の容疑者を確保するための作戦が行われていると述べ、この2人が、パリの新聞社を狙った乱射事件の実行犯の、サイド・クワシ容疑者と、弟のシェリフ・クワシ容疑者の2人と断定していることを明らかにしました。
フランスのメディアによりますと、2人はその後、車で逃走して、近くにある会社に押し入り、人質1人を取っているということです。
現在に至るまでの位置関係を整理します。
7日、新聞社の銃乱射事件が起きたのは、首都パリです。
容疑者の兄弟は犯行後、車に乗り込んで逃走しました。
そして8日、2人と見られる男は、パリから北東におよそ80キロ離れたビレルコトレに。
現地メディアが、武装した2人の男がガソリンスタンドに押し入り、食料などを奪ったと伝えました。
捜査当局は、この付近に容疑者が潜伏していると見て、一帯で大規模な捜索を続けてきました。
事態が大きく動いたのは、日本時間のきょう夕方になってからです。
捜索が行われていたビレルコトレより、今度はパリに近い側、ダマルタンアンゴエルという町の近くで、乱射事件の実行犯と見られる2人と警察の間で新たな銃撃戦が発生しました。
逃走している2人の容疑者、フランスのカズヌーブ内相は、捜査当局がその行動を監視していたことを明らかにしています。
フランスの捜査当局が、実行犯と断定した、兄のサイド・クワシ容疑者と、弟のシェリフ・クワシ容疑者。
幼いころ、アルジェリア人の両親を亡くし、児童養護施設などで育ったとされています。
ラップを歌う、弟のシェリフ容疑者。
フランスの公共放送が、2005年に放送しました。
シェリフ容疑者は、このころから、過激なイスラム教徒の若者らで作る組織に所属。
組織はイラクに戦闘員を送り込んでいましたが、この年、シェリフ容疑者自身も、イラクに渡ろうと旅立つ直前に、当局に拘束されたということです。
当時の弁護士は。
ロイター通信は、収監中の経験が、シェリフ容疑者を別人に変えてしまったという、弁護士の話を伝えています。
一方、兄のサイド容疑者。
フランスのテレビは、2年以上前から妻と子どもと共に、北東部のランスに住んでいたと伝えています。
しかし。
AFP通信は、アメリカの当局者の話として、2011年に、中東のイエメンで、国際テロ組織アルカイダ系のグループに加わり、射撃の訓練を受けていたと伝えています。
テロ組織を研究している専門家は、次のように指摘しています。
フランスの公共放送、フランス2は、放送の中で、乱射事件があったシャルリ・エブドへの連帯を示しました。
画面左上に表示された、私はシャルリということば。
言論の自由の重要性を訴える姿勢を強調しています。
抗議の声は世界各地に広がっています。
オランダのアムステルダムで開かれた集会には、表現の自由を意味するペンを持った人も。
今回の事件を受け、フランスは、近く、テロ対策などについて話し合う、閣僚級の国際会議を開き、国際的な連携を深めたいとしています。
では次です。
介護サービスの事業者に支払われる介護報酬の見直しについて、厚生労働省の分科会が報告書をまとめました。
現場での人手不足の解消のため、一定の条件で職員の処遇を改善した事業者には、報酬を上乗せすることが盛り込まれています。
一方、処遇の改善加算以外では、特別養護老人ホームへの報酬は引き下げられることになり、サービスの低下など、懸念の声が上がっています。
3年ごとに行われる介護報酬の見直し。
ことし春の改定に向けて、厚生労働省の分科会で、報告書の最終案が了承されました。
今回の見直しでは、介護が必要な高齢者が増え続ける中、介護職員の処遇改善と、全体の費用の抑制をどう両立させていくかが焦点になりました。
最終案で決まったのは、大きく次の3点です。
介護職員の処遇改善、特別養護老人ホームの報酬引き下げ、在宅での介護サービス強化です。
まず、この処遇改善ですが、ねらいは、介護現場での深刻な人手不足の解消にあります。
働く人の主な産業での平均月給はおよそ32万円ですが、介護職員はこれに比べて、8万円余り低いとされています。
そこで非正規から正規職員に転換するなど、介護職員の処遇を改善した事業者は、報酬を上乗せするとしています。
厚生労働省はこうした対策で、月給を1万円程度引き上げたいとしています。
一方で、全体の費用を抑制するため、特別養護老人ホームの報酬引き下げも盛り込まれています。
特養は、収入から支出を差し引いた収益率が8.7%と、一般の中小企業を上回っています。
このため介護報酬を、一定程度引き下げるとしています。
ただ経営の実態には、施設や地域によって、ばらつきがあります。
人件費も含まれる介護報酬の引き下げには、懸念の声が上がっています。
東京都内の特別養護老人ホームです。
人手不足のため、高齢者を一時的に受け入れるショートステイを、去年秋から休止しています。
この施設では、1年間で10人以上の職員が退職しました。
特別養護老人ホームの報酬額が引き下げられれば、経営が苦しくなり、職員の給与が減らされるなど、処遇改善につながらないと懸念しています。
きょうの報告書には、このほか、在宅での介護サービス強化が盛り込まれました。
増え続ける認知症などの高齢者を支えるには、病院や介護施設の整備だけでは限界があるからです。
具体的には、看護師やヘルパーが、必要なときに自宅を訪問するサービスなどを、手厚く評価するとしています。
そして今後の焦点は、介護報酬全体の改定率です。
財務省が3%台の引き下げを求めているのに対し、厚生労働省は、引き下げ幅を2%未満に抑えたいとして、調整が続いています。
今後行われる、麻生副総理兼財務大臣と、塩崎厚生労働大臣の閣僚折衝で決められる見通しです。
厚生労働省は、全体の改定率と、きょうの報告書の内容を踏まえ、サービスごとの報酬額を、来月までにまとめることにしています。
次は日本マクドナルドです。
今月に入って、商品への異物の混入が相次いで明らかになっていますが、きょう、先月の売り上げが発表され、6か月連続で2桁のマイナスでした。
一方で、異物が混入したという苦情も続いていて、売り上げの落ち込みは続きそうです。
日本マクドナルドホールディングスの発表によりますと、先月・去年12月の売り上げは、前の年の同じ月より21.2%減少しました。
去年7月以降、6か月連続で2桁のマイナスです。
主な要因は、中国の食品加工会社が、使用期限切れの食材を出荷していたとされる問題で、客離れが続いていることなどです。
さらに、今月に入って、各地で明らかになっている、異物混入の問題が、追い打ちをかけています。
このうち、大阪府河内長野市の店舗では、去年8月、フライドポテトに人の歯が混入していたと、苦情が寄せられました。
そのフライドポテトを購入した女性です。
女性はすぐに購入した店に調査を依頼。
1か月ほどして、人の歯であると思われると記載された書面を受け取り、謝罪を受けたということです。
そしてきょうは、北海道釧路市の店舗で、去年9月に販売されたハンバーガーに、差し歯のような乳白色の3つの異物が入っていたという連絡があったことが分かりました。
今回の問題で日本マクドナルドは、みずからは公表しておらず、安全・安心が欠かせない企業の危機管理に、課題を投げかける形になっています。
日本マクドナルドは、年明けも来店客数が減少していると話していて、売り上げの落ち込みは続きそうです。
一方、厚生労働省はきょう、全国の自治体に通知を出し、食品を扱う事業者への指導を徹底するよう求めました。
一連の問題の中には、保健所への報告がなかったケースもあり、原因究明と再発防止のためにも、報告を徹底してほしいと話しています。
政府は臨時の閣議を開き、消費の刺激策や、地方の活性化策などを柱とする経済対策を盛り込んだ、一般会計の総額3兆1180億円の補正予算案を決定しました。
補正予算案は、一般会計3兆1180億円、特別会計を含めた経済対策の全体額は、3兆5289億円になります。
歳出では、消費を呼び起こすための、家計や中小企業への支援に、1兆1854億円、地方の活性化に5783億円、この2つの対策には、地域での商品券の発行や、起業対策など、自治体が地域の事情に応じて柔軟に使える交付金が、4200億円含まれています。
また、災害への対策として、1兆7422億円を計上しました。
さらに、地方交付税を9538億円追加した一方、金利の低下によって、国債の利払い費が、当初の想定より1兆5142億円減りました。
歳入を見ると、新規の国債発行は行わずに、昨年度の剰余金2兆353億円や、今年度の税収の増加分1兆7250億円などを活用。
その上で、残る7571億円を、今年度発行予定の国債の減額に充てることにしています。
予算案のうち、身近なものとして、住宅エコポイントの復活があります。
過去2回行われたこの制度。
今回は、3月上旬から受け付けが始まる予定です。
対象は、先月27日以降に契約したもので、断熱性能などを高めた省エネ住宅にすると、新築は30万円分、リフォームは最大30万円分のポイント。
リフォームに合わせて、筋交いを入れるなどの耐震工事を行った場合は、ポイントを加算し、最大45万円分を受け取ることができます。
地域の産品や商品券などと交換することができます。
今回は、805億円の予算がなくなりしだい、締め切ることにしています。
そして、自治体が使える交付金の使用例の一つとして挙げられているのが、地域で発行する商品券です。
これまでも消費を喚起するために発行されるケースがありました。
特定の地域や商店街で使えるプレミアム商品券もその一つで、現金で買い物をするよりもお得なプレミアムが付いています。
例えば、地域の商店街だけで使える、1万2000円分の商品券を、現金1万円で販売すれば、購入者は2000円分お得な買い物ができるうえ、商店街も集客につながるため、双方にメリットがあるとされています。
このほか、旅行券や、低所得者向けにバスの利用に使えるサービス購入券の発行といった、活用方法も想定されています。
鳥取県では、先月末に幹部会議を開いて、観光客が県の特産品を買ったときに、プレミアムが付く商品券の発行などを検討。
すでに話が進んでいるところも出ています。
ニュースを続けます。
政府は菅官房長官を本部長とする、サイバーセキュリティ戦略本部をきょう設置しました。
しっかりと守っていただきますように、皆様方のご活躍を心から祈念をいたします。
政府機関などへの、いわゆるサイバー攻撃と見られるアクセスは、昨年度500万件を超え、前の年度の5倍近くに急増しています。
戦略本部では、東京オリンピック・パラリンピックの成功に向けて、今後、各国とも連携して、サイバー攻撃に対する情報収集や分析などに取り組んでいくことにしています。
フロントガラスが割れた路線バス。
午後3時過ぎ、東京・大田区の池上通りで、東急バスの路線バスが、信号の柱に激突しました。
東京消防庁によりますと、乗客17人がけがをし、このうち5人のけがの程度がやや重いということです。
警視庁は、運転手の山田純司容疑者を、過失運転傷害の疑いで、その場で逮捕しました。
警視庁によりますと、どうしてぶつかったのか、覚えていないと話しているということです。
国土交通省関東運輸局は、午後7時過ぎから、バスの運転手が所属する、東京・品川区の荏原営業所で、道路運送法に基づく監査を行っています。
きょう開かれた、厚生労働省の生活保護基準部会で、生活保護の受給者に家賃を支給する住宅扶助や、冬の暖房費を支給する冬季加算について、支給が実態に合っていないケースがあるなどとして、見直しを求める報告書が了承されました。
これを受けて厚生労働省は、全体的には、支給水準を引き下げる方針で、財務省と本格的な協議を行うことになりました。
テニスの錦織圭選手。
ツアー開幕戦のシングルス準々決勝で、世界5位の実力を発揮し、順当にベスト4に進みました。
大会第2シードの錦織。
準々決勝は、世界53位の選手との対戦です。
きょうは序盤から体が動いていました。
調整が必要と話していた得意のリターンも決まります。
第1セットは1ゲームも与えず、奪います。
初戦で手応えをつかんだサーブも好調でした。
最速は199キロをマークしました。
危なげなく、3年連続のベスト4進出を決め、あす準決勝を戦います。
スキージャンプ女子のワールドカップが、あすから札幌市で始まるのを前に、日本のエース、高梨沙羅選手が意気込みを話しました。
大会会場は、きょうは強風でした。
公式練習は中止となり、午後から記者会見が開かれました。
高梨選手は、ワールドカップ開幕戦は3位。
史上初の総合3連覇に向け、地元でまずは今シーズン初優勝を狙います。
大会は札幌市の宮の森ジャンプ競技場で、あすとあさって開かれます。
気象情報は寺川さんです。
こんばんは。
あすから3連休の方もいらっしゃるかと思います。
天気は、日本海側と太平洋側で、はっきりと分かれそうです。
太平洋側は晴れ、そして日本海側は雪の日が続くんですね?
これまで、日本海側は北日本中心の雪だったんですが、この先は北陸や山陰付近でも雪で、強まる所がありそうです。
その理由です。
上空の寒気は、きのうからきょうにかけて、南に下がってきています。
この寒気は、この南に下がった状態のまま、この連休中、居座る見通しです。
また日曜日には、日本海に低気圧が発生します。
こういうときは日本海側、平地でも雪が強く降ることがあります。
そして太平洋側でも、日曜日は雪の舞う所がありそうです。
この連休中は、全国的に寒く、そして日本海側、断続的に雪が強まる見通しです。
ではあすの全国の天気です。
では再び、新聞社を狙った乱射事件の容疑者の兄弟と、警察との間で銃撃戦があった、パリの北東にあるダマルタンアンゴエル近くから中継です。
竹田さん、その後、現場に変化はあったんでしょうか?
先ほど、たった今、救急車が複数台、町の中に入っていっているところです。
それ以外はこの30分間に、大きな動きはありません。
町の入り口では、今も大勢の武装した警察官が、立ち入りを制限しているほか、地元の当局は、付近の住民に対して、自宅にとどまるよう呼びかけているということで、周辺は、非常に緊迫した雰囲気に包まれています。
以上、現場でした。
お伝えしていますように、パリの新聞社を狙った乱射事件で、パリから40キロの町で、乱射事件の容疑者の兄弟と警察の間で、新たな銃撃戦が発生し、兄弟は近くに会社に押し入り、現在、1人を人質に取って立てこもっています。
フランスの捜査当局によりますと、9日午前9時過ぎ、日本時間のきょう午後5時過ぎ、パリから北東におよそ40キロの、ダマルタンアンゴエル近くで、2人の武装した男と、警察官の間で銃撃戦がありました。
フランスのメディアにより万寿夫、2人が車を奪って逃走した際、この車の所有者が2人を目撃し、パリの新聞社の乱射事件の容疑者に似ていたと証言しているということです。
フランスのカズヌーブ内相は、先ほど、この2人がパリの新聞社を狙った乱射事件の実行犯の、サイド・クワシ容疑者と、弟のシェリフ・クワシ容疑者と断定していることを明らかにしました。
フランスのメディアによりますと、2人はその後、車で逃走して、近くにある会社に押し入り、人質1人を取っているということです。
パリの新聞社を狙った乱射事件で、パリから40キロの町で、乱射事件の容疑者の兄弟と警察の間で、新たな銃撃戦が発生し、兄弟は近くの会社に押し入り、現在、1人を人質に取って立てこもっています。
フランスの捜査当局によりますと、9日午前9時過ぎ、日本時間のきょう午後5時過ぎ、パリから北東におよそ40キロの、ダマルタンアンゴエル近くで2人の武装した男と警察官の間で、銃撃戦がありました。
2015/01/09(金) 19:00〜19:30
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▽パリ乱射・背景に何が ▽どう見直す介護報酬 【キャスター】武田真一,【サブキャスター】松村正代,【気象キャスター】寺川奈津美

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